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日本

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著書名 日本―その姿と心
著者名日鉄技術情報センター
出版社 学生社
ASIN 4311700393
装丁 新書
価格 ¥ 2,100

読後感想

概要:JCASTニュースにも大きく紹介された。
本文:今年の初めに海外への長期出張が決まり、あらためて最新の第8版を購入。十年程前に第5版を購入したが、全ての項目にわたり最新の内容に更新され、著作者の良心が感じられる。日本の国をあらゆる観点から著した良書と言えよう。先ほど見た、JCASTニュースにも取り上げられており、この本がまたまた世の中に紹介されるとは、その息の長さには脱帽。次の第9版も楽しみである。

概要:日本文化などを英語で説明した本
本文:かなり昔に出版された本ですが、良書です。
若い私には、自国の文化についてよく考えたことが少なく、
このように説明されてあると、自分の無知と日本人としての
文化への誇りのようなものを感じます。
是非手元に置いて、自分の国を英語で説明できるような
そのような真の国際人を目指して欲しいと思います。

著書名 私は日本のここが好き!―外国人54人が語る
著者名
出版社 出窓社
ASIN 4931178642
装丁 単行本
価格 ¥ 1,575

読後感想

概要:情けある社会の美しさ
本文:自分のことは自分が一番知らないとはよく言ったもので日本人のことは日本人よりも外国人の方がよく理解していることがよくわかる

ある人は日本人を純朴さ・飾らない・もののあわれなど多様な意味を含む『サンプリシテ』(simplieite)と表したり台湾では清潔・公正・誠実・信頼・責任感・論理・美徳・・・そう言うことを『リップンチェンシン』(日本精神)と呼ぶそうな・・・そして反対語(インチキ・お金がすべて・汚職)などを『中国式』と言うようだ
このあたりは過去に日本の支配下にあったり現在は中国の中に組み込まれたりしてきた台湾人の歴史すら感じてしまうエピソードではあるが戦後に日本時代を懐かしんでいる台湾を知ると独立運動の成功を願いたくもなります

文中に登場する外国人の誰もが治安の良さや国民の優しさゆずり合いの社会、お互い様の精神・・・そんなところから『日本らしさ』が見えてくるでしょう
ただそんな古き良き日本の美学すら最近は乱れてきている感じがしてしまうのは日本人のみならず外国人の目から見ても実感しているようだ
このあたりで『日本らしさ』を取り戻すキッカケになれれば・・・と個人レベルでも実践しなければいけないでしょう?

ある人は日本社会最大の強みは『一般人』のクオリティーの高さだと言い以前の日本の平等の素晴らしさ・差別のない社会を賛辞している。
そう考えるとエリートと貧困の差が大きくなってくる近年の格差社会が日本の良さを失わせた原因なのかも知れない
日本人はROE重視の先端を行く米国や欧州を真似て家族的な企業や終身雇用などを捨ててきたが競争社会を生きる外国人から見ればお互い様精神の相互主義は美しく天国のように感じたのだろう・・・。

ホリエモンは日本人じゃない(笑)これは日本を良く知る外国人にしか表現できない言葉でしょう?


概要:素晴らしい国に生まれた幸せを感じます
本文:日本人のパスポートが高値で取引される理由は、日本人のパスポートを持っていればどの国にも入ることができるからだ、と聞いたことがあります。この本を読んでいると、そのことが納得できる気持ちになります。この美しい国と優しい感性をもった国民は、自分たちが思っている以上に世界中から愛されています。日本人であることに誇りを持ち、この国をますます好きになるような本です。特に、これからの日本を築く若い人たちに読んで欲しいと思います。

概要:誠実な日本人
本文:何度読んでも日本人として誉められるのはいい気持ちです。先日、落し物をしてお店に電話をすると届いていますよとの店員さの返事。取りに行くと、お金の入ったブランドのバッグでもなんでも大抵はお客さんが届けてくれると聞き、この本に書いてあった、誠実で正直な日本人というフレーズがパッと浮かびました。自分はそういう日本人に囲まれて生きてるのだなと嬉しくなったひと時でした。自分に自身がつく本です。

概要:客観的な意見が面白おかしく、また嬉しく感じました。
本文:「雨の日、傘を持つ多くの人が交差点を行きかっても傘がぶつからずスムーズに流れていく。こういうのを見るのがすきなんです。」
若干元の文章を改ざんしてますが(笑)、こんな細かいところにまで日本人の謙譲の心を見出してくれて褒めてくれる人がいることに恥ずかしながら嬉しく思います。
普段全く気づくはずが無いことが「日本人の良さ」として紹介されており心が和みます。
これからも世界に好かれる、古き良き日本人の心を忘れないで生きて生きたいですね。

概要:気楽に読めて、最高の気分にしてくれる本
本文:旅行の列車の中でこの本を読みました。
すごく気楽に読めて、日本の善い事のみ掲載されているこの本は、私を最高の気分にしてくれました。
日本から一歩も出たことのない私にとって当り前だったことが、素晴らしい事なのだと認識させられ、
この旅では、ちょっとした事に感謝、感激できて最高の旅となりました。
気がつかない日本の良さを知ることの出来る最高の本だと思います。

著書名 日本文化を英語で紹介する事典
著者名杉浦 洋一, ジョン・K ギレスピー,
出版社 ナツメ社
ASIN 4816337350
装丁 単行本
価格 ¥ 2,079

読後感想

概要:欲を言えば
本文:手放せない一冊です。 でも、欲張りな私は、「古墳」と「城」の項目をぜひ追加して欲しいと思っています。

概要:海を渡る前に読むべし
本文:留学、旅行、赴任など、海外へ行く前にこの本を是非一読
することをおすすめしたい。
英語学習の点から言えば、幅広い語彙が身につくうえ、
「説明の仕方」の型が提供されるので、この本を土台に
いろんなことを説明するという応用力が期待できる。
また、現地へ行ってしばらくしてから日本文化の素晴らしさに
気付く、というパターンは良く聞く話だ。
でも、渡航前にそれを認識し、そうすることによってこそ、
現地の文化の素晴らしさにも気付き、それを学びとすることが
出来るのではないかと思う。この本は、その手助けとなること
間違いなしではないだろうか。

概要:国際人たるにはまず日本のことを知ろう
本文: とにかく中身の濃い本である。良質な格調高い英語で、写真や図表も充実している。開設されている内容もとてもレベルが高く、十分勉強になる。折り紙、民謡、リストラ、国民総生産・・・いざ聞かれると日本語でもなかなか説明できないものばかりだ。
 国際化国際化と叫ぶのはおおいに結構だが、まずは自分の国のことをよく知るべきである。誰も日本人にわざわざシェイクスピアのことなど聞きはしない。海外で日本のことを聞かれて答えられないほど恥ずかしいことはないものだ。

概要:おもしろい☆
本文:日本文化を英語で紹介するという目的が無くても楽しめる本です。
日本にある、数少ない日本文化について具体的に語った本だからです。
これまでは親や子といった縦の関係できちんと文化が伝承されていましたが、最近の日本を見てもわかるように、どんどん日本文化が希薄化しています。「へーそうだったんだ!」とか「これってこんな意味も込められてるよ」とお話のタネ☆にもなると思います。
気楽に読めてしまう+英訳付 日本本として一冊いかがですか?

概要:商品とても気に入りました!
本文:無事に商品が届きました。迅速で丁寧な対応をありがとうございます。また機会がありましたら宜しくお願いします☆

著書名 日本人と日本文化 (中公文庫)
著者名司馬 遼太郎, ドナルド キーン,
出版社 中央公論社
ASIN 4122026644
装丁 文庫
価格 ¥ 580

読後感想

概要:日本文化の奥深さ
本文:日本の歴史、文化を知り尽くした二人による対談本です。
外国人から見た日本文化について興味があり読みましたが、キーン氏の日本についての見識の深さに驚かされ、二人のレベルの高い対談から、自分が日本人であることに誇りを感じると共に自分の無知さがはずかしくなりました。
対談では日本に対して厳しい意見も多く私には意外でした。しかし二人は本当に日本を愛しているのだと感じました。
日本人として自国の文化をあらためて考えさせられる本でした。

概要:とても安心感のある書です
本文:日本文化のいろいろな断面を浮き彫りにしてくれます。長距離の汽車でとなり同志の司馬、キーンの日本文化に対する世間話をたまたま乗り合わせて立ち聞きしているよう。読者に安心感、平易感をかんじさせます。司馬、キーン両氏の学識の深さを改めて認識しました。

概要:日本人より日本人らしいキーン氏。
本文:日本を語った対談の本。司馬遼太郎は司馬史観で有名な作家で、キーンは日本文化の研究者です。

彼らの意見は容易には合致しない。司馬史観は、どこかしら日本的ではなくそれだからこそキーンさんに反論の余地を与えている。

一方キーンさんの意見も単独ではやや味気ない。
二人が意見を戦わせるところに面白さがあるのだと思います。

猛烈なスピードで一読、その後に再読してしみじみとした味わいをかんじることの出来る本でした。

概要:暇つぶしには最高でした。
本文: 所謂、司馬遼太郎的日本文化論と一般の日本人以上にわが国の文化を習熟するキーン氏の対談集です。

 司馬氏の講ずるところは、今までの小説、エッセイ等のの集大成的なもので納得と供に「またこの話か」といったところです。楽しめるのはキーン氏の異国人としての客観的視点かつ充分な研究に裏づけられた意見、返答に対し「巨人」司馬氏もしばしば旗色が悪くなる場面がしばしばある点です。無論、成熟した大人の二人ですので醜態をさらしたり、各々にとって独善的な結論となることはありません。司馬氏の考えに対し共感を多く得ていた小生としては驚愕の念とともに斬新な1冊となりました。

 両氏のコラボレーションは現場の雰囲気を夢想してしまうほど濃密かつ異次元なものです。司馬遼太郎ファンの方はかなり楽しめると思います。


概要:対談本でもおもしろい
本文: 対談本って、安直な読み物のような気がしてあまり好きではないのですが、この本は大丈夫です。読めます。

 日本人の美的意識について、本書はその多くの時間をかけています。日本文化の美意識がどこから生まれ、何に影響されたのか。彼らが言う吸収しても排出しない日本文化、そんなものをより深く理解させてくれます。

 司馬氏はともかく、ドナルドキーン氏の日本史に対するその知識の深さには驚かされます。

 不景気で日本人が自信をなくしている昨今、元気が出る一冊です。


著書名 世界が愛した日本
著者名四条 たか子
出版社 竹書房
ASIN 4812435730
装丁 単行本
価格 ¥ 1,365

読後感想

概要:桜が咲き誇る美しい国、日本
本文:ポーランド人は、日本のことを「桜の咲き誇る美しい国」と形容するそうです。日本人は宗教心がないと言われますが、日本人は、道端の小さな花にも愛情を持つ優しさと感性を遺伝的に持っているように思います。生まれながらにして美しい心をもった日本人には、特定の宗教は必要ないのです。その証の一端がこの本に書かれています。本書は、特に若い人に読んで欲しいと思います。そして、素晴らしい国に生まれた幸せと日本人であることに誇りを持って生きて欲しいと心から願っています。

概要:母国を愛せる人こそ、他国を愛することができる
本文:個人的に、近代史の本はかなり読んでいるので、本著で取り上げられたエピソードは全て知っていたため、新たな発見はなかった。
しかし、それでも、コンパクトに簡易に、これまでの私の知識より詳しく記されたそうしたエピソードを読みながら、改めて感動で胸を熱くしてしまいました。
イラン・イラク戦争の混乱期にイラク在住の日本人を救うために飛び立ってくれたトルコの飛行機の第1章の逸話はいつ読んでも格別ですし、大東亜戦争を単なる「太平洋戦争」(侵略戦争=東京裁判史観)と思っている人は第5章を読んでみてくれ!って思いが強いです。
こうした史実を知ってこそ、トルコやインドネシアなどに対する親近感と友好感情を生み出し、国際的な友好関係のための必須の知識だと思うのですが、歪んだイデオロギーを持つ日本のメディアでは全く取り上げられずに、日本を憎め!と主張し「世界平和」を唱えます。
(過去の歴史・慣習・文化・民族性すべてを否定して、「世界は一つ」(世界革命)になって、「世界平和」が実現すると信じているのでしょう)

本当の近代史を知らない人たちにぜひ読んでもらいたい本ですが、ただ、第6章だけは違和感を感じました。他の章は先人たちの行いに感動し、他国の人たちに感謝の念を抱くものでしたが、第6章を読んでいる時だけは苛立ちを感じました。別に単に韓国・韓国人が嫌いというわけではなく(親しくしている韓国人もいます)、「世界が愛した日本」のテーマにそぐわないように思えました。


概要:泣ける映画より素晴らしい史実があるってこと
本文:2005年から調査している『良い影響を与えている国』で3年連続でトップを維持している国『日本』

その日本の国内にいると平和な事を含め当たり前なことが当たり前に過ぎ去り日本人自身が日本に誇りを持てずに見失っているような気がする

全7章からなるストーリーはどれもが感動的でカネをバラまく事だけではない本物の外交を知る・・・。

こんな大切な史実をなぜ教育の現場では伝えていかないのか?
授業のコマ数が足りないからか?
受験では点数になり辛いカリキュラムになるからか?

ハッキリ言って知らなかったのが日本人だけという事実を恥じるべきで道徳の時間や世界史・日本史の中に組み込むべき大切な話でしょう

年号と事件の表面的な暗記だけの歴史教科書なんか窓から投げ捨ててなぜ世界に日本が愛されたのか?
その時に日本人の先祖は何を想いどんな行動をしてきたのかを歴史から学ぶべきであろう

通読中は熱いものが込み上げて来るので読む場所には注意が必要です。自分の場合・・・(汗)


概要:日本人に誇りが持てる感動の名著。
本文:本書は日本ではほとんど知られていない感動の外交物語を扱った歴史ノンフィクションです。

トルコ・ポーランド・ベルギー・ユダヤ人・インドネシア・韓国・ドイツなどの国々との感動の物語を読み手に伝わりやすい筆致で綴っています。

本書の中では、ユダヤ人に「命のビザ」を発給した杉原千畝はよく知られているかもしれません。

しかしその他の大半の「史実」は日本人にとって知る機会が全くなく、かつての日本国の先人達が行った誇りある行動を現代の私達は知りません。

国益などにとらわれずに「困っている人がいれば手を差し伸べる」といった日本人の行動を、何年経っても忘れずに恩返しをしてくれた国々。

本書には「本当の外交」を見た気がします。

台湾の李登輝氏やチベットのダライ・ラマ氏に対する日本政府の扱いを見ていると本当に悲しくなります。

本書はそういった腰抜け外交をしている人達に是非読んでもらいたいものです。

また本書のような歴史の事実こそを教えるべきだと思います。

本書を読むと「日本人」に誇りが持てます。

何度も、何度も涙しました。

多くの人に読んで欲しい名著です。

著書名 日本という国 (よりみちパン!セ)
著者名小熊 英二
出版社 理論社
ASIN 4652078145
装丁 単行本
価格 ¥ 1,260

読後感想

概要:こんなにコンパクトにまとまるなんて奇跡的です
本文:みうらじゅんの『正しい保健体育』を読んで衝撃を受けて以来、このシリーズは気になっていた。体育の授業のあとは、日本史の授業。明治から戦後の日本の歩みを奇跡的なほどコンパクトにまとめている。著者の政治的立場も随所で明らかにされているが、全体としてはまあ抑えたトーンで書かれていて読みやすい。最後は丸山眞男の引用で結ばれている。

<つまり日本の悲劇の因は、アジアのホープからアジアの裏切者への急速な変貌のうちに胚胎していたのである。敗戦によって明治初年の振り出しに逆戻りした日本は、アジアの裏切者としてデビューするのであるか。> (p. 186)

結局、この丸山の疑問に対して、戦後60年たっても日本ははっきりした答えを出せていないのである。

概要:ワクチン
本文:内容
第1章→大日本帝国憲法下での国の成り立ちを、教育を中心として説明したもの。たしかに、国力増進のための教育だというのには一理あるが、現代における、個人のための教育の権利(初等教育段階では義務的でよい。世界人権宣言第26条)の視点が説明ににじみ出ていなかったのが残念。
第2章→第2次世界大戦で敗戦した日本国の戦後問題を簡単に説明したもの。国際社会の冷酷さがわかる。個人的には第2章の方に感銘を受けた。
評価
第1章のような問題点もあるし、この本を読んで腹を立てる人もあろう。しかし、日本近代国家(明治時代から)の成り立ちや戦後日本の問題点を知ることによって、真の意味での愛国心(いいところも悪いところもまとめて受け入れる)を持てるかを試せる上に、最近の教育に対するワクチンになりうる(「伝統と文化を尊重し、それらを育んできた」(教育基本法第2条第5号)だけでなく、それがために過ちを犯した「わが国と郷土を愛する」ようになる)いい本なので、星5つ。

概要:国際情勢の中で漁夫の利を得てアジア諸国に戦後補償をしないですませた上に与えた被害を本当に忘れてしまっている日本の姿
本文:明治維維新後の日本が歩んだ経緯が易しく解説されています。戦争の悲惨さを、戦場の実態や銃後の家族の悲劇を淡々と描く箇所は涙を誘います。また、国際的観点から見ると日本が批難の対象であるということをこれほど簡潔に突きつけられると正直とてもショックです。今の日本は国際的な「つながり」の中で生きています。いたずらに自分の国について卑下する必要は無いと思いますが、筋は通さなければ「異質な国とその国民」ということで国際社会で非常に不利な立場になります。また「悪いことはみんなしていたんだからあやまらなくて良い」と言ってしまう大人は、どうやって子どもを教育することができるのでしょう。この本のレベルの知識は全ての日本人が持っておくべきです。しかし、明治維新後の知識人は皆福沢諭吉のように「侵略する方に回るか侵略される方に回るか二つに一つだ」と思っていたのでしょうか?他の道を示した知識人はいなかったのか?

概要:間抜けな左翼にならないために
本文:この本を「外交や安全保障のニュースを理解するための基礎知識,」などという人がいるが信じがたい。内容はカラである。
著者はマガジン九条で
「たとえば陸上自衛隊は、ソ連がなくなった今では半分以下に減らして問題ないことは間違いありません。先進各国は、冷戦終結後にのきなみ三割から五割の兵力削減をしているのに、日本の自衛隊はほとんど減っていない。公務員を減らそうと郵便局までつぶしたのに、国家公務員の四割が自衛隊員なんて異常ですよ」と言っているが意味が無い。ドイツフランスなどの徴兵制をしいていた国の軍隊と自衛隊を比較したとしてもほとんど意味は無い。ソ連との大規模な陸上戦を想定していた西洋諸国と日本とではまったく事情が異なるのだ。
 また北朝鮮に関してもミサイルと核、拉致という明白な脅威が存在しているにも関わらずなぜかそれを無視する。北朝鮮が相手なら自衛隊は今の十分の一でも良いなどという本職の方々が聞いたら怒り狂いそうなことを平気で言う。中国に関してもかの国が国境を接する全ての国に侵略を行い、自国民数千万を餓死させたという狂気の思想を持っているにもかかわらず脅威でないという。
 断言するがこれは教養の書ではない。この本を読む時間があれば別宮暖朗氏の軍事学入門を読むべきである。

 小熊氏にはこの言葉を送る。
以下,スイス政府編『民間防衛』(原書房,1995)より.
〜〜引用開始〜〜
外国の宣伝の力
国民をして戦うことをあきらめさせれば,その抵抗を打ち破ることができる.
軍は,飛行機,装甲車,訓練された軍隊を持っているが,こんなものはすべて役に立たないということを,一国の国民に納得させることができれば,火器の訓練を経ることなくして打ち破ることができる・・・・・・.
このことは,巧妙な宣伝の結果,可能となるのである.
敗北主義−−それは猫なで声で最も崇高な感情に訴える.−−諸民族の間の協力,世界平和への献身,愛のある秩序の確立,相互扶助−−戦争,破壊,殺戮の恐怖・・・・・・.
そしてその結論は,時代遅れの軍備防衛は放棄しよう,ということになる.
新聞は,崇高な人道的感情によって勇気付けられた記事を書き立てる.
学校は,諸民族の間との友情を重んずべきことを教える.
協会は,福音書の慈愛を説く.
この宣伝は,最も尊ぶべき心の動きをも利用して,最も陰険な意図のために役立たせる.
〜〜引用終了〜〜

欧州諸国の軍縮について追記
冷戦終了によって欧州において陸軍が3割から5割削減されたのは事実だがそれには以下のような事情がある。
まず国境線が大幅に変更され、ポーランドとウクライナという欧州の盾になる国が生まれた事。極東では冷戦当事と国境は変更されておらず日本の盾になる国は生まれていない。
また軍備を削減したとしても英仏独伊などの大国はなお自衛隊と同等の軍事力を保有している。例えば英国の軍事費は総国防支出も冷戦終了後の国内総生産 (GDP) に対する4.4%と比較して、現在は2.2%の計上に減じているが陸軍だけ見ても予備役を合わせれば14万人の兵員を擁している(陸自は15万で予備役7千)。ちなみに英国の人口GDPは日本のおよそ半分である。フランスも似たようなものでおよそ30万の軍隊を保有している(自衛隊全体でおよそ24万)。また日本の国防費支出は冷戦時代からこの方GDP比で1%程度で推移している。

概要:侵略=悪か?
本文:ひとことで言えば明治維新以来の日本の歩みを貶め、戦後から現在
に至る保守政権を糾弾する内容の本。
第1部は明治編。そこには、開国当初の弱肉強食の国際情勢に直面
した新政府の心細さに対する同情の心、共感の念は一切ない。
当時は帝国主義がグローバルスタンダードの時代。急いで文明開化
し富国強兵しなければ清のように食いちぎられてしまう。
そのために教育に多大の予算を割き、保護者が学校を焼き討ちにし
ようとも義務教育に力を注いだのだが、それを著者は侵略される側
から侵略する側にまわるための「強迫教育」と糾弾する。

第2部の戦後編でも、戦後の対米従属ぶりと在日米軍基地を批判す
るのは結構だが、それでは著者はほかにどんな選択肢があったとい
うのだろう。
憲法9条に誇りを感じているらしいところから察すると、非武装中立を
主張するのだろうか。あるいは資本主義と天皇に憎悪を抱く一方、
丸山真男を引用して社会主義に好意を隠さないなど今どき珍しいほど
の左翼ぶりから察すると、東側陣営に入れとでもいうのだろうか。
どちらにしても待っているのは悲惨な結果でしかないのは明らか。

ほかにも沖縄戦の集団自決の嘘話や、戦後賠償の額の印象操作
(対フィリピン5億ドルは当時の一般会計の2割、フィリピンGNPの1割
に匹敵し「安い」とはとてもいえない)とか、強制連行・創氏改名の
嘘解説など突っ込みどころ満載の本。

要するに日本は、戦前・戦時中はあらゆる悪行をアジア諸国に働いて
計り知れない害悪を与え、戦後の経済成長もアジア諸国の犠牲の上に
成り立ってきたと印象づけて、なんて悪い国なんだろう、永遠に謝り続け
なければいけないよと読者にさまざまな事例(実は都合のいい解釈で粉飾
した牽強付会な例)をあげて洗脳する。典型的な自虐史観に貫かれた本。
著者の思想には、江戸時代といわず戦前といわず戦後といわず「日本と
いう国」に対する呪詛、ルサンチマンが溢れている。

著書名 日本でいちばん大切にしたい会社
著者名坂本 光司
出版社 あさ出版
ASIN 4860632486
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,470

読後感想

概要:社員を大事にするということ
本文:今の企業は、欧米の影響によって、株主優先主義の経営が当然のごとく行われていると思います。

それはそれで正しいことであると思うのですが、私は強い違和感を感じていました。
つまり、そこで働く社員のことは、どう考えられているのか、ということです。
企業で働く人々とその家族を、大事にする企業、
そんな理念は過去のファンタジーだ、と捉えられる方も多いでしょうが、
私はそういう理念を持ち、それを実践し続けられる経営者を尊敬します。

概要:「働く意味」を改めて考え直す契機になる一冊
本文:本書を読了して、
企業の社会的責任について考えさせられた。
CSRという言葉で我々が連想するのは、
企業活動の傍ら行うメセナであり、環境活動であり、納税だったりする。

本書に登場する5つの会社の事例を読むと、
それらのCSRが色あせて見える。
会社の掲げる理念、社長の想いが、
我々の常識を超えている。

障害者への想い、社員を大切にするということ、障害者への貢献、顧客へのサービス。
本書に書かれている事例は読み手を感動させる。
それは一方で、
日本企業が窮屈な経済活動や拝金主義に陥り、
企業が本来持つべき人間性の喪失していることを気づかせる。

「なぜ働くのか」、「組織とはどうあるべきか」など、
改めて考え直す契機になる、
インパクトのある一冊です。

伊那食品の経営姿勢(競争しない)には、驚かされ、そして感動しました。

概要:1社でも多くの会社の社長や社員に読んでもらいたい
本文:ここに記された企業は、本当の企業精神を知り尽くしている企業ばかりです。
社長は社員をはじめ地域や社会貢献を常に考え、社員もその社長に精一杯応じています。
詠み進めるにつれて、愛と感動を覚えること間違いなし。
是非、最後までご堪能ください。

概要:就職活動前に読めてよかった本
本文:会社のあり方とは?
この本では、「人のためになることをやる」という理念を貫く会社がいくつか紹介されています。

私は、これらの会社はこの本を読むまで全く知りませんでした。

このような会社を知れる事が、この本を読んで得る事が出来るひとつの大きな収穫だったと思います。働くということは、人のために何かをすることだったんだな。という、言わば当たり前の事を思い出させてくれたました。
特に大学生におすすめしたい本です。

例えば就職活動において、業績や待遇だけでなく、この本に書かれているような視点から企業を眺め、企業研究を行ったり自分の将来について考えることは意義のあることだと思います。就職活動サイトなど、多くの大学生が情報源にするであろう場所には、この本で紹介されるような企業は掲載されないと思います。是非読んでもらいたい。

ただ、随所に著者の主観が入り込んでいる感情的な文章が綴られていて、客観的にこれら企業を眺めるためにはこの本だけでは足りないのかなと。星4つです。

概要:良い会社もあると
本文:日本理化工業株式会社の社長が出演していたカンブリア宮殿を見て、会社名からこの本に行きあたり購入。こころの琴線に触れた…が、行いを讚えることも大切だが、成功している企業だからこそ業務についてはもっと掘り下げて読みたかった。本書の趣旨とは違うかもしれないが。
自分の中の隠れていた起業心に気付きました。

著書名 日本文明・世界最強の秘密
著者名増田 悦佐
出版社 PHP研究所
ASIN 4569696317
装丁 単行本
価格 ¥ 1,680

読後感想

概要:独自の視点で都市論を展開 - エネルギーがキーに
本文:今後はエネルギー効率が発展のキーファクターになるという、
独自の主張が展開されている。
いくつかの鋭い切り口も挙げられており、目から鱗の視点もあった。
しかし、2点ほど難点がある。
話があちこちに飛躍している箇所が多く、論旨の展開が分かりにくい。
起承転結にもっと留意して頂きたい。
また、特定の研究者を口汚く批判している部分も見受けられ、
物書きとして他著者へ当然払うべき敬意も感じられない。
ということで、星は3つにします。

概要:目から鱗の「日本文明論」
本文: 経済の低迷・少子化・石油始め原料の値上げ等日本の未来に悲観的な見通しが巷に氾濫していますが、データを元にそれに真っ向から反論する日本文明論です。
 日本の強みは世界一のエネルギー効率の良さ!
その原因は、大都市圏への人口集中とその人々の足を支える鉄道ネットワーク、鉄道は大量輸送機関であり、人口が集中する大都市圏での交通インフラとしてその強みを発揮する。 日本の大都市圏での鉄道依存度の高さが諸外国と比較しての圧倒的なエネルギー効率の高さを支えている。 鉄道が衰退産業でしかなく車社会化してしまった欧米では最早日本の社会インフラには到底追いつけない。 この差が、今後エネルギー高騰する世界での日本の強みとなっていく。
 ではなぜ、日本だけがそうなったのかの欧米との歴史文化論等読んで見て納得できる部分が多くあります。
 日本に対するこういう見方もあったのかと新しい視点に気づかせてくれる本です。

概要:大前研一やピーター・タスカに匹敵する論客の登場
本文:書店で見かけた時はこのタイトルからしていわゆる「トンデモ本」の一種かと思いましたが、著者略歴を信用して、中味は見ないで読んでみました。

もどかしいので結論から言いますと、これはまるでかつて大前研一やピーター・タスカが巻き起こしたような「逆転の発想」に満ちあふれた10年に一度の大傑作、全国民、特に学者や官僚諸君には必読の書であると断言させていただきます!

IT社会が到来しても、製造業はもちろんのこと、金融等のサービス業もFace to Faceの集積が何よりも大切。その高密度の集積を可能にするキーインフラこそ、日本だけが誇るネットワーク化された鉄道インフラである。 今後、ますますエネルギーコストが上昇し、また都市の犯罪も問題となっていく中、いち早く省エネを(鉄道インフラで)達成し、その鉄道のお蔭で、都市はアメリカのような野放図な郊外化とスラム化に至らずにすんでいるこの幸運。
いやはや、交通論や都市論から日本経済・社会の明るい未来が描かれようとは想像だにしていませんでした。

著者は「はじめに」の終わりで「異論のある方は、盛大にご反論いただきたい。実りのある論争のための資料をそろえて、首を長くして待っている。」と大見得。実際、「おわりに」では90冊以上にものぼる参考文献を列挙していますが、一方で、「今回不思議だったのは、「こんな本が書かれていたら、この論旨をもっと力強く伝えられるのに」というように心待ちにしていた本が、この本の執筆中に何冊か出版されたことだ。〜 そういう意味では、この本は形式的には私が単独で書いた本だが、実質的には時代の趨勢というえたいの知れない怪物と私の共著だと言ってもよい」とあり、確かに著者一人の「思いつき」から生まれた発想・思想ではなく、時代がこの本を産んだのだ、とさえ言えるかも知れません。

この本で書かれている未来が現実のものとなるよう、かなりの確信をもって、いまや信じています。

概要:日本固有の「鉄道文明」が、「世界最強の秘密」
本文:以前、経済誌に本書の終章を基にした思われる『「高度に鉄道交通の発達した、日本(の土地や株)はエネルギーコモデテイーの代替投資先と成り得る。」→だから、日本経済を心配する必要は無い。』という記事が掲載されていた。
終章を読んで思い出した。

書面は、鉄道交通論にかかる内容に大部分が割かれており、そういったことに関心のない方には、やや退屈感を覚えるかも知れない。
(小生、子供の頃鉄道マニアであったが、やや苦痛に感じた。)

文明論の本なので、致し方ないかとは思うが。


概要:都市文明論
本文:人は一人では生きていけない。だから寄り添って生活することになります。

その最たる物が「都市」な訳ですが、人が集まりすぎるゆえの弊害も出てきます。
大気汚染に犯罪、ゴミ問題。

世界最大の都市は居住人口からみると、東京(関東圏)になりますが、東京がいかに
成功している都市であるかを具体的なデータを駆使して実証していきます。
その重要な要素が鉄道である。と指摘します。

話は変わりますが、シムシティというゲームがあります。
工場や商業地域、道路などを作って都市を育てていくゲームなんですが、
道路をどう配置するか?がかなりの難問。道路が狭いと渋滞する。
交通量が増えて来ると大気汚染が深刻化する。
その解決策の一つが、道路をできるだけ減らして流通インフラを鉄道中心に置くこと。
図らずも、この本の主張と一致します。

ただ、この本は鉄道が全てでは無い、物流はトラックで人の移動は鉄道がベストミックスだと
述べています。また生活道路と幹線道路の速度制限をきっちり分けるべき。
生活道路と幹線道路との接続は信号ではなく、立体交差にすべき。
などの提言もなされています。

日本が比較的うまく実施している都市(交通)の実例をあげ、これをどう発展させて
いくべきか?をデータに裏づけられた理論を元に展開していきます。

読んでいて楽しくて、これからあるべき方向を示した良書。

著書名 「ニッポン社会」入門―英国人記者の抱腹レポート (生活人新書)
著者名コリン ジョイス
出版社 日本放送出版協会
ASIN 4140882034
装丁 新書
価格 ¥ 735

読後感想

概要:誰が読んでも、思わぬ「気づき」がある
本文: 前に買って前に読んだのだが、再度出してきて読んでみて感じるに、優れた日本文化論と思う。
 レビューを投稿しようとしたら、多くのレビューがあって、結構メジャーな本なんだとびっくりした。

 第1章 「プールに日本社会を見た」
   たくさんある規則にみんなが従うことで、うまくやっている国。
   大きな集団の悪事に対して寛容すぎるのは、日本人の弱点
 第2章 「日本語の難易度」
   発音の練習を繰り返したのは「うどん」と「旅館」。「作家」と「サッカー」の区別は難しい。
   単数・複数、性変化、定冠詞・冠詞がなく、時制変化が易しい日本語はむしろ易しい言語。
   会話が相当できるようになっても文章が読めないのは、日本語習得の特徴。(なぜなら)日本語の表記方法はおそろしく厄介だ(からだ)。
 第3章 「おもしろい日本語」
   「猿も木から落ちる」、「猫に小判」は無駄がなく要領を得ていて秀逸。「全米が泣いた」が真に意味する皮肉も日本人にユーモアがないという誤解を吹き飛ばすもの。
   魅力的な擬声語や擬態語(「しくしく」)が多く、これは日本人の貴重な共有財産と考えるべき。
   でたらめに英語を拾い上げ日本語に組み込む能力もすばらしい(例:パソコン、マスト・アイテム、億ション)。 
 第4章 「日本の第一印象」
   日本の小さな子供が信じられないくらい可愛らしく思えてしかたがなかった(同じように日本の人たちも西洋の子供を信じられないくらい可愛らしいと思っていると聞き、おもしろく思った)
 第6章 「行儀の作法」(この章に私は感じ入った)
   サドルを固定するボルトが折れた際に修理をしてくれた自転車屋は代金を受け取らなかった。
   これは、「日本にはまだ共生の感覚が残り、小さな地元の店にしっかり受け継がれているように感じられる」としている。
 第7章 「独創性」(なかなか鋭い指摘と感心)
   「花見」、「銭湯」、「新書版」、「品物をきれいに折りたたんだり、包んだりすること」
   「浮世絵」に関する記述も的を得ていると感じる。
 第8章 「行動様式」
   「お忙しいところすいませんが」と前置きしてしまう。「ブーム」という単語を使いすぎてしまう。
   注文を辛抱強く待つパブより、すぐに「お通し」がでてくる居酒屋の方が好きになってしまった。   
 第10章 「東京の魅力」
   タイムズの東京支局長は「東京の最大の魅力は、どんなに地味なトピックであれ、この街のどこかにそのトピックに傾倒してやまない人々の小さなグループが必ず存在していること」であるとしている。
 第12章 「イギリスと日本はにているか」(似ていないというのが結論)
  イギリス人が日本を訪れたとき、マナーのよい人に出会ったと思うのはイギリス人。
  イギリスが日本化しているように思われる(「食」のテレビ番組、ばかばかしい番組の増加、ブランド品嗜好)。
 第13章 「メイド・イン・ジャパン」(イギリスに持ち帰るなら選ぶ日本製品)
  「使い捨てカイロ」、「畳スリッパ」、読売新聞が無料配布した「江戸名所図会」
 第16章 「日英食文化」
   「ベーコン、チーズ、パン、ビール、紅茶、サンドウィッチ、カレー」はイギリスの方がおいしい。
 第17章 「おさらい」
   ・着脱が容易な靴がよい
   ・歌舞伎は歌舞伎町でやっていない
   ・血液型は調べておいた方がよい(よく聞かれるので)  
 
   なお、最後に、彼はデイリーテレグラフ誌の特派員であるわけだが、彼が送った記事がいかに変造されるかが詳しく書いてある。
   ここまで記事が改編されるのとは驚愕する(英国の大衆紙だけの問題なのだろうか?)。 


概要:むしろ「イギリス社会」入門
本文:筆者は英国誌「デイリー・テレグラフ」東京特派員である、ロンドン東部生まれの30代男性。この本は彼が東京で見たものについて、筆致鋭く描かれており、その観察眼に感銘を受けつつ、大変面白く読ませていただきました。

たとえば、イギリス人といえば、なんとなく寡黙な紳士を連想するのですが、筆者はそういう思い込みをあっさり否定し、イギリス人ならではのユーモアセンスを発揮しています。

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「車内アナウンスがなぜこんなに長いの?」「ああ、あれは乗客のために新聞を読んであげているのさ。込んでいて新聞を広げられないことが多いからね」日本人がこうした種類のジョークをいじめと見なすのは、ほくには心外だ。われわれイギリス人にとって、こうした「からかい(wind-up)」は生活の一部、最も高級な、とまでは言わないが、最も滑稽な種類のユーモアなのである。(中略)顔色ひとつ変えずに、信じられないくらい面白い一言を口にするのが、真のからかいの達人なのだ。

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「イギリス人と日本人は似ているか」という章では、「似ているといっているのは日本人だけだ」とばっさり書いてありました。自分もロンドンに行ったとき、東京と似ているなと勝手ながら思っていましたが、ロンドンの人は東京に来ても似ているなんて思わないのでしょうね。そして自分がイギリスのテレビや新聞、サイトを見て思ったのは、日本というのはイギリスから見て興味のある国ではないのだ、ということです。イギリスのヤフーでさいきんトップになった日本ネタは、NOVA講師殺害事件、そしてルーシーさん殺害事件の判決・・・でした。その点、筆者も「キワモノ的な記事でないと日本の記事は載らない」と書いています。

似ているか否かという問題では筆者は以下のように述べています。

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ぼくは日本人とイギリス人が似ているという意見には賛成できない。(中略)しかし、ふたつの国の間に何らかの結びつきが、指でつまむとぷっつり切れてしまいそうな細い糸が存在していることもぼくには否定できない。 

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この婉曲表現、イギリス人の得意なジョークだと見なせば「まったくもって似てないよ!!」という意見なのかもしれませんね。イギリス人気質とでもいうものをとても感じさせてくれる本でした。

(大意を変えない程度に表現を変えた部分があります)

概要:裏ニッポン評価 (マジメと不真面目さの絶妙な混沌)
本文:海外在住の先輩が、世界一周経験のある恋人から「面白いよ」と
渡された本を、さらにわたしに「面白いよ」と薦めてくれた本。

この本は日本に14年住んでだいぶ「日本人化」してきた日本を愛する
イギリス人記者が書いた本で、日本社会の特徴と、よさと、変な部分を
絶妙なジョークを交えながらつづっている本。しかも一気に読める。

東京の隠れた観光スポットや日本人も気づいていない楽しみ方、
言語の壁と落とし穴、母国との違い、具体的に色々と抜き出してここに
書き連ねたら本のほとんどをカバーしてしまいそうに面白いネタばかり
なので、あえてしません。(あぁでも・・・いや、やめておこう。)

特に、海外文化に親しんでいる人には尚のこと「そうそう!!」と共感する
ところが多いだろうけれど、そうでない人にも相当面白いと思われます。
新書です、薄いです、読みやすいです。なので、是非読んでみてください。


概要:滞日14年、英国人ジャーナリストの日本雑記帳
本文: 著者は滞日14年の英国人ジャーナリスト。銭湯をこよなく愛し、かの浅草12階・凌雲閣の再建を願い、帰国時のお土産は味噌とスルメ、実家で電話にお辞儀をしてお姉さんに呆れられる。そうした視点から見た日本社会とは…? 全体にユーモラスな筆致で書かれているものの、興味本位の記事を喜ぶ一方で世界のニュースを広く取り上げる英国の新聞と他国の文化や生活に無関心な日本の新聞との対比、「イギリスと日本は似ている」という思い込みへの違和感、普段親切で礼儀正しい日本人が時として見せる差別心など、さりげなく重い内容も含まれている。
 もっとも、中には、ご飯を炊く手間が日本の女性を家庭に縛っているという意見(p.197。電気炊飯器の操作が日々のパン購入より面倒だとも思えない)や、「真っ当な国にはサッカーが必要」という主張(p.89。私自身は、サッカーの魅力とはむしろ、どんな国でもボール1つあれば楽しめる懐の深さにあると考えるのだが)、日本人の辛抱強さが遺伝的なものではないかという説(p.102。むしろ文化的・社会的なものだろう)など、「それは違うのでは?」と思う部分もある。登場する「日本」が東京中心で、他の地方があまり出て来ないのも少し残念だった。北海道の6月は1年で最も爽やかな季節だし、東京を訪れて人波に翻弄されるのも、別に外国人に限った話ではない。
 ただ、注目すべきは、著者があくまで英国人としての視点を保ちながら、英国自身への辛辣な意見も含めた幅広い論評を行っている事だろう。そのためか、例えば同じ英語圏の米国人の著作に比べ(むろん善悪とは別に)若干シニカルで枯れた内容が多いように思う。日本人がとかく一括りに考えがちな「外国人」にも、国、さらに個人によって異なる視点があること、それを再認識させてくれるのは大きい。他の国の人が書いた日本滞在記も、併せて読んでみてはいかがだろう。

概要:「一英国人が見たニッポン」を語るジャーナリストを通じて浮かび上がる英国人気質
本文:「外国人が『日本に長く居すぎてしまった』と実感するのはこんなとき」という日本在住米国人のジョークがインターネットで紹介されていますが、それと似た感じが本書にはありますね。ただ、同じニッポン観察を語るにしても国民性が現れるわけでして、本書はまさに英国人の独特の視点とユーモアに溢れています。
特に「イギリス人をからかおう」の章は、まさにBritish Humor("wind-up")ですね。日本の散髪屋のマッサージ・サービスを受けて不思議に思った外国人に、本書のジョークを真顔で言ってみたいですね。(^o^) 僕もロンドンのホテルで、真顔でからかわれた経験があります!(僕:「えっと、この絵葉書に切手貼って、投函しておいて下さいますか?」、フロント:「(凄くまじめな顔で)うーん、100ポンドですな!」)
食文化について語る章も必読です。「生きるために食べろ。食べるために生きるな」という英国の格言があるという下りを読めば、なぜ英国で泊まったホテルのレストランには満足できなかったのか合点がいきました。ただしビールと紅茶は英国が良いに決まっています。ベルギー人に日本の大手メーカー3社のビールのテイスティングをしてもらったことがありますが「違いが分からん!」とのこと。(ちなみに彼によれば「バドワイザーはビールとは違うジャンルの飲み物」と言ってました。"発泡酒"と同じ扱いでしょう(笑))
「日本語のどこが難しく、どこが面白いと思えるか」というネタは日本在住の外国人との会話のキッカケに使えそうです。「イギリスに持ち帰るべきお土産」の章を読むと、原宿の"オリエンタルバザー"以外でも日本的お土産がお手軽に買えそうだ、という発見があります。(オリエンタルバザーはオススメのお土産スポットですが) 
そんな訳で、どの章を読んでも「日本再発見」があります。オススメです!

著書名 英語で紹介する日本―オールカラー
著者名桑原 功次
出版社 ナツメ社
ASIN 4816338926
装丁 単行本
価格 ¥ 1,659

読後感想

概要:イラストで楽しく見る日本
本文:海外に暮らしていて、日本のことについて聞かれてもうまく答えられないことが多いので勉強しようと思ってこの本を購入してみました。実際開いてみると、日本文化にまつわる単語の単語帳のようでもあり、指差し会話帳日本版のようでもあり、なんとなく中途半端な印象を受けました。内容も広く浅く、日本の楽しいところをパラパラとめくって見るっていう感じの本でしょうか。説明がとてもシンプルで、わかりやすいけど足りないかも。でもイラストというのは便利ですね。百聞は一見にしかず、と言いますし、実際に見せるだけでなんとなく話のきっかけにもなるでしょう。あと外国人におみやげとしてプレゼントしたりするのにはいいかと思いました。「英語で紹介する日本と日本人―外国人の興味と疑問364に答えられる本」という本を同時に買いましたが、そっちのほうがずっと内容が濃かったです。たとえば「天皇って何?」とか「神道と仏教の違いって何?」とかいう質問に対応できるのは後者。(がそっちにはイラストはありませんでした。)

概要:楽しく読めます
本文:日本人の私でも楽しく読むことができます。
おもしろおかしく書いてある部分もあり
飽きることなく楽しく読めます。

ホストファミリーへのお土産として持って来ました。
カラーのイラストで分かりやすく紹介してあるため
ファミリーも大満足でお孫さんへのプレゼントとして
追加注文を受けました!!

概要:かわいい!
本文:外国人の夫の日本語学習の為に購入しました
日本、日本語が全く分からない夫も 毎日 ふむふむ と読んでいます
結構為になってるみたいです
オールカラーで装丁もきれいなので 外国人の友達にプレゼントしたいです

概要:カラーの絵付きで外国人に簡単に日本を紹介できる本
本文:日本の都道府県・貨幣・数字・時間、コミュニケーション、観光、歴史と文化、食べ物と料理、日本のライフスタイルと分類されており、初歩的な日本紹介はほぼクリアできる。全ページカラーの挿絵が豊富で、外国人に指し示せばわかってもらえる、便利な本である。

概要:友達にプレゼントしようかな
本文:もうすぐカナダに帰国する友達は、まったく日本語をわからないまま日本に来て、ひらがなとカタカナを勉強し始めました。この本は、日本人が外国人に日本のことをどう説明したらよいのかという一方的な書き方ではなく、英語、日本語、ローマ字表記、丁寧な表現と砕けた表現もかき分けられているし、オールカラーの写真やイラストで、いろいろなカテゴリーを楽しく書いてあります。思わず「なるほどね」と呟いてしまうこと必須。日本人の習慣についてもミニコーナーで解説しています。
私は図書館で見つけて借りて、自分で欲しくなってしまいました。
自分の国に帰る外国人の友達に(英語だけだけど)プレゼントしたら喜ばれそうですよ。