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方法

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著書名 忙しいビジネスマンが3ヶ月でフルマラソンを完走する方法
著者名清水康一朗
出版社 木楽舎
ASIN 4863240074
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,365

読後感想

概要:技術的な面ではお勧めできません
本文:私はダイエットのために約2年半前からジョギングを始めた50才の男性です。
大学卒業後運動らしい運動をしないで過ごしてきましたので、ウオーキングから始めて1〜2kmのジョギング、そしてランニングへと移行しました。そして、今年になってからフルマラソン完走を目指そうと思い立ち、トレーニング計画の立て方を知りたくなって20冊ほどの本を読みました。この本はその中の1冊です。
筆者には失礼だとは思いますが、技術的なことは真似ないほうが無難なような気がします。
具体的には、3ヶ月間のトレーニングメニューは、長いこと運動から遠ざかっている人やランニング初心者にはキツイ内容です。そのことは筆者も述べていますが、もし書いてある通りやったならば途中でランニング自体が嫌になるか、故障するかもしれません。おそらく2年半前の私なら故障したと思います。
また、腕の降り方について、今まで読んだ本には全くない方法が書いてありました。
それは、余計な体力を使わないためにチョウチョを両手で持っているようなつもりで、できるだけ腕は振らない(?)というものです。
ランニングフォームは人それぞれですが、初心者ならば専門家が勧める一般的なフォームを真似ることから始めたほうがよいと思います。
その他にも、???と首をかしげたくなるような記述があります。

まだフルマラソンを走っていない私が、走った経験者の本に意見をするのはおかしいかもしれません・・・。

しかし、筆者が主張しているランニングやフルマラソンの効用はとても共感できます。
ビジネス書として読むには悪くないと思います。自己管理や自己啓蒙のためには役に立つでしょう。

概要:はじめてのフルマラソンに
本文:フルマラソンに挑戦したいけど、どんなトレーニング方法が良いか
分からない方に手軽に読めて最適な一冊だと思います。

12週それぞれの練習方法のみならずメンタル面でのアドバイス、
準備するアイテムが散りばめられています。

早速3ヵ月後のフルマラソンの出場申請を行い、
この本に沿って練習しよう!という決断ができました。


概要:自己啓発・ビジネス書です。
本文:中年サラリーマンで10Km程度を健康に走ろうかと思っておりましたところ、友人の紹介で旧知の清水さんの本を薦められました。スポーツとしてのマラソンの技術論・体力の向上の方法などはほとんど語られていませんが、フルマラソンを完走するという目標設定をし、そのためにスケジューリングをするという、ビジネスにも通じたまさしく自己啓発・ビジネス書です。
著者がこれまで経験・学習した練習方法や食事、精神面の考え方など簡潔に書かれており、非常にわかりやすい内容だと思います。これなら無理なくすこしづつ試してみようかなと言う気にさせる本です。特に書名のとおり忙しい人にお勧めです。

著書名 自分で奇跡を起こす方法~読むだけで人生が変わる真実の物語
著者名井上 裕之
出版社 フォレスト出版
ASIN 4894513188
装丁 単行本
価格 ¥ 1,365

読後感想

概要:会えるのが、今日で最後だとしたら
本文:会えるのが、今日で最後だとしたら
家族や仕事絡みで出会う人に
もっと優しくなれる。

でも、普通は、そんなこと考えてもみない。
だけれど、この本を読むと自分の周りで
起きたことのように実感できる。

事故から奇跡の回復を遂げた奥様への深い愛が
そこにあり、周囲との深い絆がそこにあるから
感動が感動を呼んでいるのだと思います。

良い未来を信じ続ければ、道が開ける実例であり、
良い選択を、医者選び一つでも前向きにできる等
勇気づけられる内容。

「苦しい時ほど、悲しい時ほど学ぶ」姿勢を
やはり、実例として見せていただいたことに
感謝したいです。

概要:疑似体験から学べることがある
本文:本の厚みは結構薄いので読みやすいのではないでしょうか。
さて各方面の著名人な方々が絶賛していたこの本を読んでみての感想。
「私の生き方、考え方、お金、時間の使い方は間違っていなかったんだ!!」
と、考え方に対して背中を押されたような確信めいたものを感じました。
井上先生は、痛烈な(内容は敢えて書きません)経験から、
私は「病気」という経験から、このような考えを学びました。
本の中に書いてあるのですが、不幸な経験をしなくても
本を読むことによって "疑似体験”をして「自分で奇跡を起こす方法」を
学べると思います。

人生に対する考え方が変わると思います。
時間の使い方が変わると思います。
お金の使い方が変わると思います。
家族への接し方が変わると思います。
他人への接し方が変わると思います。
世の中への考え方が変わると思います。

前書きで
>この本は、
>・本気で人生を変えたいと思っている人、
>・大切な人を失うかもしれない不安と闘っている人、
>・人生で悩みや不安を抱えている人、
>に読んでいただきたいと思っています。

と書いてありますが、私は
・自分より大切な人がいる人(特に男性)
に一読をオススメします。

概要:奇跡を私も信じたい
本文:新聞の広告で心ひかれて購入しました。
広告や帯の紹介で期待が膨らみすぎた分、一読後はそれほどまでの感動だったろうか?という感じでした。
とても読みやすく書かれているので2時間ほどで一気に読んでしまった。
すごい現実があっさりと書かれています。多分、講演などの方が感動が伝わるのかもしれません。
でも、2度目に読むと前向きな気持ちになれました。
私は末期がんの母を救いたい一心でこの本を読んだのですが
毎日、見舞いに行くバスの中であれこれ考え涙する自分と筆者がダブりました。
私もこれではいけないと希望を捨てずまずはバスの中で本を読むことから始めました。
自分が生き生きとすることによって母を元気づけれるような気がします。
本気になることで運をも引き寄せることができることを信じ頑張れる力をもらいました。
読んでよかったです。


概要:さくっと読めたょ
本文:立ち読みだけで十分読破できるほどの読みやすさ。薄さ(笑
個人的には鏡の法則よりウルってきました。うーん感動。
ノウハウ的な部分は少なく、とにかく学べ!!と、後悔しないように毎日を過ごせ!!
みたいなものを再認識させられた感じです。
普通のビジネス本ならすぐ忘れちゃう私ですが、こういう感動ストーリーとリンクされては当分忘れられません。夢にまで出てきました(;・∀・)
本では忘れないって大事ですからね〜!
当分は充実した一日が過ごせそうですb
☆ー1の理由は薄い割りに値段が高い気がしました。

概要:自己啓発本ビギナーに最適
本文: 内容的にもボリューム的にも、とっても読みやすい本です。朝、通勤電車の中で読み始めて、昼食後にまた読んで、帰りの電車の中で読み終えてしまいました。
 「植物状態」と宣告された奥様が意識を取り戻し奇跡的に回復する、という実話として読む分には、とても感動的なお話です。
 しかし、自己啓発書としては、特に真新しい考え方が示されているわけでもなく、これまで多くの自己啓発書を読まれた方にとっては、正直なところ、物足りなさが残ると思います。
 これから、ナポレオン・ヒルやデール・カーネギーなどを読もうとする方の導入書としてよいかもしれません。

著書名 100年に一度の金融危機から資産を守る方法~「レバレッジ」経済を生んだ金融商品を設計した元外資系金融マンが書いた!世界経済新時代の資産運用~
著者名諸岡 実麿
出版社 フォレスト出版
ASIN 4894513269
装丁 単行本
価格 ¥ 1,575

読後感想

概要:解りやすくて読みやすい
本文:現在の金融危機がなぜ「100年に1度」と言われる危機なのか?
わかりやすく説明されていますし、読みやすかったです

なぜこれほどまでに日経株価が
ジェットコースターのように下げ続けるのかが、よくわかりました

それでも、この本にあるように
下げたところでの波にうまく合わせて
デイトレで株式売買をすれば、資産を増やしていけますね

塩漬けで資産の余裕のない者にとっては
指を加えて戻りを待つしかないかもしれませんが・・・・


概要:資産を「守る」ための書
本文:ITバブル、不動産バブル、そして今回のサブプライムに至る過程とオバマ新政権にて考えられる米国の動きを丁寧に解き解しながら、今後の資産運用のあり方を提唱する書。裏表紙には「資産を倍」といった書き方がされているが、本書の特色は、レバレッジの怖さを分かり易く解説しながら、「安値で買い、高値で売る」という投資の王道への回帰を啓蒙する点にあるのではなかろうか。まさしく「資産を守る方法」との表題にマッチした書としてお勧めできる。

概要:グローバル経済の視点啓蒙書?
本文:まさに書き入れ時の発行ですね(笑)半年後にもう一度読み直してみたい本でした。

グリーンンスパン、サルコジ、オバマという現在の投資環境での影響力を持った方々の発言の裏読みから始まり、初級投資者へのプレゼントを記述しています。

年金プラスで金融商品を持っている、定年組に読ませてあげたい本でした。

あとはせっせと、独自に訪米日の市場環境を読む努力を投資家として実行していくことだと、思いました。

概要:実際の投資に役に立つ本です
本文:今般の金融危機に関する本がここ1ヶ月で大量に出回っきました。。
しかし、そのほとんどの本が用語解説と、ここに至った道のりを解説するだけでした。
本書ではそこからさらに掘り下げて、「今後どうなるのか?」「その中でどういう対象が投資先として有望なのか?」具体的にコメントされており、今後の投資の指針を策定するのに非常に役立つと思われます。
一読をおすすめ致します。

概要:旬の今 是非 読んでおきたい本
本文:昨今の金融危機で不安に思っている人も多いと思います。
この本は日本の観点からだけではなく、Globalで起きている事や、今までの歴史を振り返ってわかりやすく説明しているので、旬な今のうちに是非 読むことをお薦めします。 
著者の今までの業績はダテではありませんので、言葉に重みがあります。
こういう時代に手元においておきたい1冊だと思います。

著書名 方法序説 (岩波文庫)
著者名デカルト
出版社 岩波書店
ASIN 4003361318
装丁 文庫
価格 ¥ 483

読後感想

概要:デカルトとスピノザの「宇宙」と「神」について
本文: 有名な「コギト・エルゴ・スム」とは、自分が何かを認識しているという自意識くらいしか、確実な世界認識というもはあり得ない、ということだ。それゆえ、小さい実験や解剖を通してコツコツと少しづつ確実性の高そうな知を集積していく方法くらいしか、人類の知を高めていく方法論は無い、ということになる。

 この本は、既に印刷会社にまわしていた「宇宙」という本が、地動説への攻撃が激化したため出版できなくなり、その序文的解説として、彼のそんな「方法論」の部分のみを纏めなおしたものである。こういう書名になった理由もそういう経緯にあるが、彼のこのような「方法論」的態度はその後の科学(=特に物理学や天文学、医学)の進化の過程で今でもフォローされているものだ。

 逆に、テクストや歴史の解釈論の出し合いで勝負し、実験結果の「進化」で勝負しない人文系学問では批判されることもあるデカルトだが、彼は元々そういった分野(歴史や文学、哲学)にはもはや興味が無い、とこの本の最初ではっきり言っているので、実は「デカルト的二元論の克服」とか、そういう哲学の入門書にあるような「方法論」的批判は単にお門違いであることが多い。

 さて、僕は今回この本を、スピノザの神学観との比較で読んだ。デカルトの場合、小さく不完全なものだとしても自分の行った実験が正しいかどうかという最終的な判断基準を実験結果と悟性に求めている。例えば、三角形の内角和が二直角に等しいということは、無限に三角形を描いても実験結果では永遠に到達できない。(なぜなら永遠に三角形を描くことはできないから。)しかし、このような法則は理念として悟性で想定し得るものだ。このような法則の顕現は神のみのなせる業(わざ)であり、そのような理念は人間の不完全な認識では到達できないが、不完全とはいえ部分的に人間に与えられた悟性を使って、そのような神の知恵を知ることはできる、と彼は言う。

 デカルトは自分の子を生まれた場所によってカトリックにしたりプロテスタントにしたりしている。一般的なキリスト教の教義には興味が無く、神の知恵にのみ興味があった彼は無神論=科学主義を準備した人でもある。スピノザがライプニッツに語った、「デカルトは精神から、私は神から出発した」という言葉は含蓄が深いが、両者にとって「宇宙」が「神」という言葉とイコールになる神学=宇宙観というのは共通している。そして、それゆえに両者とも殆ど無神論者のような語りぶりに結果的になっているという点が味わえて面白かった。

概要:偉大なコモンセンスの経験論
本文:デカルトの「方法序説」と聞くと、なにやら抽象的で取り留めのないことが書いてあるんじゃないかと思うかもしれません。否、はやまるなかれ、この序文は、デカルトが、自らの経験から得られた省察を非常に誠実に、率直に著したものです。ですから、370年たった今でも説得力があります。彼の率直さにはつくづく感心させられます。
デカルトは、どちらかというと天才というより、すぐれたコモンセンスの持ち主だと、私は考えます。近代科学の方法論が確立していず、迷信がはびこっていた時代に、いかに物事の本質を見いだすかに非常に苦心している。もちろん、彼が考えていたことには、現代からみて、間違いもあります。しかし、大事なのは内容の正否ではなく、見習うべきはその姿勢です。そこだけで十分です。
私は、「こぎと えるご すむ」がどうこうには興味がありません。ただ、数学には証明抜きで正しいと認めざるをえない公理を出発点として論理的体系を構築していくように、彼自身の思考にも公理にあたるものを求めざるを得なかったのでしょうか。ともかく、それくらい慎重なんです。それくらい慎重でないと、さまざまな迷信に知らずのうちにはまり込んでいる自分自身に気づかないのです。たとえカメのような歩みでも、たとえどんな小さなことでも、確実な事実を発見することの方がよいーー何事も分からぬまま長々と大問題を議論するよりも。科学はこうしたものの積み重ねです。
科学技術が発達した現代でも、依然、わたしたちは迷信やエセ科学にだまされています。学校でも科学的な考え方を教えてくれません。判断を他人に、権威にあずけずに、独立して考えられるようになりましょう。そういう理由で、すべての現代人にお勧めします。良識はこの世でもっとも公平に分け与えられているものですから。

概要:読みにくい古ぼけた・・・
本文: 通勤電車で読める本と思ったのが失敗の元
 段落が切れない、延々と続く文章
 ふるぼけてしまった内容
 失敗・・・
 落ち着いた環境でゆっくりと読むべき本なのでしょう。
 残念・・・

概要:コギト・エルゴ・スム?
本文: 解説(P135)によれば、「デカルト哲学を祖とする近代思想の超克や解体、あるいは脱構築が問題となり、さらには科学技術文明の弊害、たとえば環境問題や自然破壊、はては医療への不信、倫理の不在までも、デカルト主義をその思想基盤とする見方さえある。」とある。「理」を重んじるデカルト主義がなぜこのような批判を受けるのか。たとえば、デカルトの「理」は科学技術に結びつく合理的思考であることから、科学的知識欲の充足に傾くあまり、道徳・倫理を軽視し、現代に至って矛盾が噴き出してきたということなのか?
 また、「われ思う、故にわれ在り」という格律も鵜呑みにしてきたが、それに対しても批判的検討が必要だと思った。

概要:我思う故に我在り
本文:「我思う故に我在り」は、あらゆるものを疑ったとして、その疑っている自分自身を否定することができないものとして残ったという消去法的な考え方だと理解しています。
それ以来、この考えを超える考えに至っていません。
ただし、天上天下唯我独尊と何が違うかは解っていません。
きっと、デカルトを批判している人の書物を読まないと、超えられないのかもしれません。
哲学が専門ではないので、とても超えられません。

著書名 知的生活の方法 (講談社現代新書 436)
著者名渡部 昇一
出版社 講談社
ASIN 4061158368
装丁 新書
価格 ¥ 756

読後感想

概要:独り善がり
本文:「はじめに」で書いてある通り、この本に書いてあるのは
著者の実感か体験か願望である。
主な内容は、漱石やギッシングなどこの本でいう「知的生活」実践者の例を挙げながら、
実は自分も・・・と著者の体験と思想を加えての「知的生活」に関する考察、である。
が、はっきり言って独り善がりで終わっている。
数え切れない作家や哲学者等々の中から、誰を知的とするかは
著者の好みに過ぎない。
その後に続く考えも独断的なものが多い。
また、一冊を通して様々な事に言及しているが、どれも広く浅い印象だった。
タイトルの響きのわりに、本質に乏しい内容だと感じた。


概要:情報化社会を生き抜くために
本文:本を読み続けることの重要性を改めて考えさせられました。

著者の幼年期、学生時代の過ごし方を通して「わからないことをごまかさない」ことや
「身銭を切って本を買う」ことの大切さを教えてくれます。
知的生活を送るための時間や空間の使い方にも触れられており、本棚の整理の仕方や
通勤時間の活用方法など参考になることが多いです。

マズローの唱えたというコウスティング(知的退行)という概念ははじめて知りました。
脳を休めるために意図的に休養や睡眠を取ることが大切だという考えですが、確かに
思い当たる節があります。

いうまでもなく現代社会は情報化社会であり、大量の情報と向き合いその中から本質を
見抜いて活用することが非常に重要です。
ホワイトカラーと呼ばれる人々の生産性はこの点に大きく左右されると言えるでしょう。
本をはじめとした「知」との付き合い方が、自分の人生を大きく左右すると言っても、
言いすぎでは無いと思います。
今この本が再び注目されているのは、このような時代背景があるからでは無いでしょうか。

この本、実は1年に1,000冊を読むという『ウェブ進化論』の著者、梅田望夫さんが若い
ころに感銘を受け、何度も読み返した本でもあるようです。

外山滋比古さんの『思考の整理学』と並ぶ良書です。

概要:自分の今を決定づけたともいうべき私の宝物の一冊!
本文:この「知的生活の方法」という本との出会いによって渡部昇一先生の本は何十冊と読みました。丁度30年ほど前、社会人となりたてのころに寝るのも忘れて一気に読んだ記憶がよみがえります。。いまでも読み返している一冊で、自分の今を決定づけたともいうべき私の宝物です。
ご縁があったこの価値ある本によって自分自身が古典、歴史へと興味がつながっていったと思います。
自分を見つめ直し深め幸せな人生へと導くきっかけになると思います。
自分の子供にも「論語」とならんで是非読んでもらいたい価値ある一冊です。

概要:内容深い一冊
本文:筆者の他の本を読み、すっかりファンになったので読んでみた。

もう30年以上も前に出版された本だが、今読んでも学問や研究、
その他で「知的生活」を送りたい人、送っている人に向けて
書かれた本。かなりの版を重ねている古典的名著と言ってもいいだろう。
書かれている内容は、筆者の体験に基づいており、筆者の
他の著書と同様、とても深い。
また、筆者がこれまであゆんできた「知的生活」の過ごし方には
畏敬の念を覚える。また、筆者は「知的生活の礎を築くのは、
本である」という考え方がよく伝わってきて、本を身銭を切って
買うこと、および本の収納の仕方等がとくに参考になった。


概要:知的生活への招待
本文:知的生活という響きに憧れを感じている。おそらく知的生活を送ることで自分が求めている創造的な生活に近づけるのでは?との感情が発生しているためだと思う。購入して通読
通読してみると、知的に生きるために必要な環境から考え、読書術、整理術、生活方法など記載されている。過去の知的生活者の偉人の行動を見つめなおして、現在にどのように適用できるかを探る視点は面白い。ただ、過去の知的生活者と現在の知的生活者に求めていることは異なってきているのも事実なので、本書そのままの生活は決して理想形ではないとおもった。ただ「センスへのコミット」「本を買うのに身銭を使う」「中断」「タイムリミット」「半端な時間の使い方」など当然現在の生活にも是非意識したい内容も多々記載されている。
知的生活とはどのようなものかを知る手がかりにはなる本だと思うが、本書を読んだあと、自分なりできることを再度考えてみる時間を設けてみるのがいいと思います。

著書名 自分の小さな「箱」から脱出する方法
著者名アービンジャー インスティチュート, 金森 重樹, 冨永 星,
出版社 大和書房
ASIN 4479791779
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,680

読後感想

概要:これぞ良書
本文:啓蒙本の類いだろうと時間潰しとして読み始めたのですが、途中休憩を入れられなくなるくらいのめり込んでしまいました。

ストーリータッチなので一気に読めます。
主人公は30代初めの仕事熱心なビジネスマン。ある日突然上司に呼び出され、「君には問題がある」と指摘されるところから始まります。
この主人公は猜疑心が強く自信家で、部下から見て「いやな上司」に分類されるタイプ。そんな彼に反感や共感を持ちながらも、最終的には「箱」のルールを理解し、生まれ変わっていく姿に感動しました。
くわえて、主人公が新たな登場人物と出会うタイミングも絶妙で臨場感があり、まるで彼らと対話しているような感覚でした。

ビジネス本ではなく、あらゆる人間関係に通用するルールを説いている本だと思います。読み終えた後の爽快感は本物です。

ところで、本にしておくにはもったいない。

概要:自分の入っている箱を考えさせられた
本文:誰でも少なからず人間関係に悩んでいると思う。
自分もその一人だけど、悩み方を根本から変えてくれた。
誰でも箱に入っていて、自分も箱に入っている。
作品紹介では全く語りきられていないので、まず読んでみないことには始まらない作品だけど、是非多くの人に手にとって欲しい作品。
もっと売れてもおかしくないと心底思う。

概要:分かっているつもり、でも読んでみた。
本文: 買ってから読み始めるまで約3ヶ月、なんだかんだと「自分」に言い訳しながらやっと読み始めたら、...目からうろこが落ちました。

 うちの会社も箱だらけ。

 一人一人が箱に入り、グループ毎に大きな箱に入り、「こう(悪い状況に)なったら、こうしよう」、「こう(お前が悪いと)言われたら、こう言おう」と、常に言い訳を考えています。

 そういう自分も箱入りおやじ。

 嫁や娘に対し「そう来るなら、こうするぞ」と、言葉に出さなくても、考えたことは数え切れず。

 読んでいる途中から、会社でも自宅でも、自分の行動が変わりました。

 「そんなに影響を受けやすい人だったのか、オレは。」とも思いましたが、そんなの気になりません。

 「あ〜、こんなふうに気持ちの切り替えをしたかった。もっと早くやりたかった〜」と、晴れ晴れした気持ちになりましたよ。

ps. 懐疑心の強い方は読み進めないかも知れませんな。(笑)

概要:分かったけれど、実践するのが難しい!
本文:自分の殻やブロックを「箱」という概念に捉えてそこから「脱出」する、という例えで書かれているのが、まず、面白いな、と思いました。

その「箱」の例えをよくある家族間の問題や、日常に起こったことで図解しているので、なるほど、と分かった気になります。

が、頭で分かっても、実践というところでは難しい!

なので、評価は4です。

しかし、「今、『箱』の中かな?」と思えるだけでもこの本を読んだ価値はあります。最近イライラしたり、人間関係で落ち込むことが多いなー、と思う人にはお勧めです。

概要:自分が如何に固定観念に囚われていたか・・・
本文:もっと早く・・・というよりは、何故もっと穴が開くほど何度も何度も読み返し、
そして自分の性根に叩き込んでおかなかったのか。

そう後悔するような本です。

自分があの時判断したことについて「箱」の事を覚えていれば違った行動も取っていた(もう既にこの本を読んでいたのに)し、
自分の態度や反応、そしてストレスまみれになって身体を壊すようなことも無かったと思います。

奥が深く、読み返す度に新しい発見があるし、上記のように覚えて、普通の生活に取り入れられてこその法則です。
何度も読み返す時間も無い、しんどいというのであれば、実践 自分の小さな「箱」から脱出する方法を読むと良いかもしれません。
図も多用されていますし良くまとまっていると思います。

著書名 人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド
著者名ヘイル・ドゥオスキン
出版社 主婦の友社
ASIN 4072584258
装丁 単行本
価格 ¥ 1,680

読後感想

概要:トラウマの浄化にGood!
本文:日常生活でストレスを感じた時や過去のトラウマを払拭したい時など
心を掃除する便利な方法だと思います。
毎日ネガティブな感情を手放し続けると自然に心が豊かになり
願望も実現しやすくなると思います。
類似書もいくつかありますが、この本は非常に良く出来ています。
基本的なメソッドは簡単なので誰でもすぐにできますし、
バリエーションでたくさんの応用が書かれていますから
初級〜上級レベルまで読み進めながらエクササイズができます。
自分をステップアップしたい人にお薦めの一冊です。

概要:手放す。
本文:かんたんです♪

いやな感情を感じたとき、

嬉しい感情がやってきたとき、

簡単な質問を心の中でする事で、

いやな感情はほぐれ、

いい感情は膨らみます。

感情の特質をうまく捉えて

シンプルにしたメソッド、

不安定な時代だからこそ、

こういうメソッドが抵抗なく社会に広がっていくことを願います。


概要:とにかく一度は読まないと損する本★★★★
本文:本著は「幸福の流れを邪魔している心の抵抗を手放す技術」が書かれた本である

セドナ・メソッド。

「Secret」出演者の三分の一がセドナ・メソッドと何かしら関わりがあるらしいが、
テクニック自体は、たったの1ページで説明できてしまう非常にシンプルなもので、
文章にすると、僅か4行という驚くべき単純明快かつ絶大な力のある手法である。

これまでにも、執着や抵抗を手放すテクニックや実践方法等はいろいろあったが、
セドナ・メソッドの特筆すべき点は、即日、即効、効果を実体験できてしまうことで、
試してみればわかるが、実践したその日に「安らぎを感じている自分」を味わえる。
ほんとうに効果が出るだろうか?と疑ったり、信じて取り組む必要もいっさいない。
信じるもなにも実践した瞬間に疑いの余地なく、効果が実証されてしまうのである。
その効果に「執着を手放すこと(解放)」はこんなにも喜びなのかと感動するだろう。


ネガティブをポジティブに変えようと努力する必要はない。

にぎりしめているネガティブをただ手放す。

すると、ありのままの自分、ポジティブな自分だけが残る。


とどのつまり・・・

不幸な自分を幸せな自分に変えようと努力する必要はない。

不幸の原因(執着)をただ捨てる。

すると、安らいでいる自分、幸せな自分だけが残る。
(健康や豊かさや願望は自然に引き寄せられてくる)


セドナ・メソッドを実践して、解放する喜び、安らぎ、幸福感などを体験してしまうと、
抵抗を手放すことや、ネガティブな感情を捨てることが気持ちよくなってしまうため、
人生の敵でしかなかったネガティブな経験は「ネガティブ大歓迎!」に一変する。
トイレ掃除にはまった人が、汚いトイレほどやりがいを感じるようなものかもしれない。
解放にはまってしまうと、ネガティブであればあるほど「手放しがい」を感じてしまう。
マゾっぽいが、いつでも自分が手放せることを知ると、恐れるものは何もなくなる。
どんなネガティブな経験でも、自分の力で、自由な自分に戻すことが出来るのだ。

いままで西洋輸入の願望実現や成功哲学は「思いは実現する」という趣旨のもと、
ポジティブシンキング、信念、イメージなどが長い歴史の中で重要視されてきたが、
小林正観氏「そわかの法則」やヒューレン博士「ホオポノオポ」に代表されるように
東洋的思想が注目され、時代の流れとともに新しい変化が生まれている感がある。
基本思想は「執着を手放すこと」であり、セドナ・メソッドもそのひとつの手法である。
「引き寄せの法則」でお馴染みエイブラハムで言えば、「許容・可能にする術」が、
セドナ・メソッドのプロセスに当てはまるので引き寄せ愛読者には必読の書だろう。

セドナメソッドはトイレ掃除やアファメーションと違い、効果がすぐ実証できるので、
とにかく一度読んで、そして試してみて欲しい。あなたは自分の偉大な力を知る。

概要:こんなにシンプルなのに効果絶大
本文:いままで何種類かの自己開発メソッドや、自己啓発本などを読みましたが、
ここまで奇麗に手法が整理整頓され、簡単で、
そして即日効果を感じられるものは、はじめてです。
「心の平安を得る方法」としては、ほんとうに、その本を買ったその日から
実践し効果を体感できるものです。
そして、すばらしいのは、必要な事はすべてこの本に書かれているということです。
セミナーなどもあるようですが、方法、考え方などはすべてこの本に書かれていますし
書いてある事を追いかけながら実践していくだけで、大きな効果があるでしょう。
ただし、あまりにシンプル、簡単なので、「努力する事」にしがみついてきた人ほど、
逆に難しいと思います。書かれている事に「どうして?」「なんで?」と深く考え込んでしまう
人には向いていないかも知れません。
自転車に乗るために、物理学の深い知識が必要ないことや、
箸を使うために、筋肉に関する深い知識が必要ないことを思い出してください。
 
そして、このメソッドを使い、心を平安に導いた先にあるのが「引き寄せの法則」なのだと思います。
ザ・シークレット、宗教における「感謝」、思考は現実化する。など。
それらの一番“根”の部分にある、大切なことが書かれている本、それがこの本です。
<12.31追記>
セドナメソッドをはじめてから3ヶ月になります。
「手放す」行為が、歯磨きやお風呂と同じような習慣になっています。
--
 ハートが温かく開かれ、背筋が快く伸び、体が宙に浮いているような軽やかな感じ。
部屋を見回せばいつもより明るく見え、音はクリアに聞こえ、この世界に初めて身を置いたかのよう。
心には深い静けさ。(本書「はじめに」より引用)
--
いままさにこんな感じです。物質的な面では、3ヶ月前とそれほど変わりない生活ですが、
見える世界は大きく変わったと言えるでしょう。幸せとは、何かを手に入れる事ではなく、
心の感じ方のことなのだということや、世界の複数の宗教が「無欲」を説く意味がよくわかりました。


概要:数分間の時間があればいつでも手放しのワークが行える
本文:この本を購入してから何度も何度も読みました。
成功法則本などを今まで多数読んできたのですが、そうした自己啓発書の
ほとんどはゴールセッティングとその達成に焦点が向けられているのですが
セドナメソッドは逆説的とも言える執着を放し自由になることで自然な物事の
成就を得るといった感じです。
目的的な成功哲学本の落とし穴とも言えるストレスから解放されて、幸せと成功を
獲得する非常に考えさせられる一冊です。
アバターコースや小林正観さんの考えにも共通する部分があるように思います。

著書名 日本という方法―おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)
著者名松岡 正剛
出版社 日本放送出版協会
ASIN 4140910674
装丁 単行本
価格 ¥ 1,218

読後感想

概要:外国コードの日本的モード化
本文:松岡正剛さんの新作「誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義」
の予約待ちの間に、手に取りました。

2004年6月から7月にかけて、
松岡正剛さんが、NHK人間講座で8回にわたって講義された
「おもかげ・うつろいの文化」の講義テキストと語りを基にした本。

NHK放送時の副題は、
 「日本の編集文化を考える」であったように、
 「日本を編集的に見るという視点」で読み解いていきます。


全編にわたって、セイゴウ先生の謎解きに、唸ることしきりなのですが

日本のよさやおもしろさというのは、
必ずしも「自信」や「強さ」や「一貫性」にあるわけではなく、
「一途で多様な国」であったこと。

そして、それが可能となったのは、
日本が「主題の国」ではなく、「方法の国」であったゆえだろう、と。

概要:日本的編集性
本文: あらためて、日本人はたくみに外国のものを日本的にしてしまう民族だと思います。そこには日本的編集性という日本人の性格が働いているようです。たくみに要約して編集するとか、変化してもそれに合わせていけるように諸機能や道具を作ってしまうこと、漢字を仮名に変えること以外にもいろんな事で、編集作業能力の発揮が古来から続いているようです。
 本居宣長が古事記から「なる」「つぎ」「いきほい」そして「むすび」という編集的な過程に日本の特性を見出すところは大変面白いと思いました。また、西田哲学でも多様な変化についていけるように、変化の多様性に注目せず、多様性を見つめる基点「意識」のほうへ哲学する「場所」をもってきたというのも日本的と思われます。
 レビューワーとしては合気道という武道にこの日本的な特徴を注目してみますが、合気道の比較としてみますと「外来のボクシンク」などは「力対力の対抗運動系」で「離れたスタンス」でかつ「瞬間的打撃を先手必勝」で行うことが「攻撃の要」なのですが、合気道のそれはたくみに「相手の動き」にあわせて「相手に持続的に絡みゆく平行運動系」なのです。ただ平行運動系と単純に言い切れず、古事記を語る開祖・植芝盛平を思うと「なる」「つぎ」「いきほい」そして「むすび」という編集作用が、その合気道の「平行運動を想定する型」の中に息づいているわけで、編集的であると本書を読んでから思えました。
 また、これからの日本を考える上でも「日本という方法」を考察することは必要と思います。平仮名は日本の文化だと主題化とするのではなく、平仮名を開発できる思考のスタンスが日本的だと思うべきなのです。そして何故、仮名は平仮名だけではなく片仮名もあるのか考え、その二つの微妙な違いから来る使い道を、未来を予想して考え出した者の「その深謀遠慮にもつながる『細微を感受するセンス』」に感服し、そこを意識化し、諸個人はまたそうしたセンスを訓練すべきなのです。
 私の関心事で言えば、アメリカ型新自由主義国家を選択するのか、それともヨーロッパ型福祉社会を選択するのかと「主題の選択」に迷うようなときにも、「日本という方法」に一度注目して編集し考え直す、そんな必要性もあるものと考えさせられました。今、日本は編集力をどれくらい発揮しているかは不確かですが、個人にしても企業など団体にしても国家にしても、そして芸術活動にしても外来の大味なパターンの選択の踏襲ばかりですし、教育界でも「学習指導要領」が大きく振り子のように主題選択をして、失敗しています。いずれの分野ももっと細かいところで換骨奪胎して編集しなおす力(センス)こそが大変不可欠だと思えます。
 

概要:独特…
本文: この本は、「編集工学」という、やや聞き慣れない独自の視点によって、百科事典的な知識の活動にたずさわってきた著者による日本論です。

 NHK教育テレビの「人間講座」のテキストをもとに加筆したものですので、読みやすいです。

 著者の言葉使いは独特。「おもかげ」「うつろい」「フラジャイル」「瀬戸際」 日本を語る時のその語彙の豊かさは、勉強になります。深深としています。

 西洋文化の影響を受けつつ、やまとことばで世界を語れる人物。明晰に物事を割り切ろうとする合理主義は面妖。

 いろんな意味で、刺激的でした。

著書名 連塾 方法日本〈1〉神仏たちの秘密―日本の面影の源流を解く (連塾方法日本 1)
著者名松岡 正剛
出版社 春秋社
ASIN 4393332881
装丁 単行本
価格 ¥ 1,890

読後感想

概要:
本文:

著書名 読んでいない本について堂々と語る方法
著者名ピエール・バイヤール
出版社 筑摩書房
ASIN 4480837167
装丁 単行本
価格 ¥ 1,995

読後感想

概要:「本読み」に与ふる書
本文:私は毎日本を手放せない人間です。
ですから、タイトルを見ての印象は、正直なところ「くだらない本」でした。
しかし、やはり食わず嫌いはいけませんね。
手にとって目を通してみると、実に面白く痛快な本でした。

一般には「客観的知識の習得」が目的と考えられている読書に、「主観的表現の創造」行為としての意義を見出すべき、とするのが氏の論旨です。

――読書を単なる手段とみて、できることなら省略したいなどと考えるのはもったいないよ。読書そのものを自己目的化して、もっと遊び心を持って楽しもうよ。

そんな氏のメッセージを、機知に満ちた文章とともにぜひお楽しみ下さい!

概要:ルックスとファッションは最低だが、最高のアイツ。
本文:最低な表紙とタイトルを持つ佳作。それはわざとおちょくっているのだと思う。この本はそういう意味で、私たちに挑戦している。ページを開けば、全く印象が変わる。

全く、本を何だと思っているのか。
全く読まなければこの本の語らんとするところが伝わっただろうか。

そう、タイトルで語り尽くされているのかもしれない、実は。

厳密には、ハウツー本なタイトル自体よりも
たかがゴシック体のフォントに騙されてしまう。

この本を街で見掛けたら
その秘密を明かしてほしい。
ただ表紙をめくり
ちらと眺めればわかる。

ただ私は
表紙もタイトルもずいぶん気になるものだから

多分ブックカバーを外すことはないな。買えば。


概要:本を読む方にも、そうではない方にも勧めたい読書論
本文:本書の正しい読み方は、
「タイトルにだまされてハウツー本のつもりで読んでみたら
 強烈なカウンターを食らってぶちのめされる」
という読み方ではないかと思う。
非常に面白い本であった。

とはいえこのタイトルだけでは選択肢から外してしまう方もいらっしゃるかと思うので、
以下そういう方に向けたレビューを書きたい。

私は常々読んでいない本があまりに大量にあり、
かつ読んだ本についても片っ端から内容を忘れていく自らの状況に対して不安を感じている。
しかし本書は、「本を読む」という行為自体を再度問い直し、
本を読むことと読んでいないことの違いは何か? と考えさせてくれることでその不安を解消してくれる。

あわせて、「本を読む」という行為についていつの間にか抱いている
何かしら神聖な行為という印象や、本を最後まで読み通さないことに対する罪悪感を否定する。
私のような真面目とはいえない者にとって、本書は大きな安心感を与えてくれる本である。しかし。

本書の最後に描かれるのは、自分自身への対峙と、そこに立脚した批評という創造行為の尊さである。
思わず居住まいを正さずにはいられない。そして覚悟を持った上で
多いに読んでいない本について堂々と語っていきたいという気持ちにさせる本である。

本を多く読む方にこそ、強くお進めしたい本である。
あまり本を読まない方にも、ぜひ読んで騙されてほしい。