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新エネルギー

」に関係する書籍

著書名 図解 新エネルギーのすべて
著者名
出版社 工業調査会
ASIN 4769371314
装丁 単行本
価格 ¥ 3,000

読後感想

概要:ほんとうに「すべて」入っています
本文:

著書名 環境にやさしい新エネルギーの基礎 - よくわかる考え方と実証例
著者名藤井 照重, 土本 信孝, 中塚 勉, 毛利 邦彦,
出版社 森北出版
ASIN 4627918518
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 2,940

読後感想

概要:新エネルギーの技術的課題を要領よくまとめる
本文:この本の最も大きな特徴は近年公布されたRPS法の内容を始め,図表などのデータ類が最新のものが使われ,初学者にも理解しやすいように新エネルギーの技術的課題を要領よくまとめている点にあると思う.関係するエンジニアに一読を勧める.

概要:環境と新エネルギーの関係が理解しやすい
本文:本書は、新エネルギーの概念に基づいた範囲において、初歩から応用まで、導入の意義から現状の技術レベルまでをやさしく学べるよう記述されています。学生諸君には導入の意義のみならず、現状の技術とその経済性についても、しっかり学べるものと考えます。


概要:実証例が分かりやすい
本文: 地球の存続のために、また地球上の生命の存続のために、環境破壊の防止や省エネルギーがより必要とされてきている。しかし、発展し続ける経済の中にいる我々はエネルギーの消費を避けることができない。この本には、そんな我々の今後すべきこと、また考えるべきことのヒントがある。本書を是非多くの人に読んでもらい、生命の、そして地球の存続に役立ててもらいたい。

概要:環境にやさしい新エネルギーの基礎
本文:エネルギー関連企業の企画部門・研究開発・生産技術部門スタッフが一読する価値有り。エネルギー面での時代の流れからその環境問題に触れ、解決策とされる新エネルギー毎の特徴から投資採算性や課題点・可能性を判り易く説いている。
サブタイトル(よくわかる考え方と実証例)の通りの実用書と思います。



著書名 世界エネルギー市場―石油・天然ガス・電気・原子力・新エネルギー・地球環境をめぐる21世紀の経済戦争
著者名ジャン=マリー シュヴァリエ
出版社 作品社
ASIN 4861821312
装丁 単行本
価格 ¥ 2,730

読後感想

概要:エネルギー分野の見取図
本文:

著書名 調べてみようエネルギーのいま・未来 (岩波ジュニア新書)
著者名槌屋 治紀
出版社 岩波書店
ASIN 400500444X
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 819

読後感想

概要:
本文:

著書名 地球温暖化に配慮した 新電力エネルギー読本
著者名近藤 康夫
出版社 創風社出版
ASIN 4860371062
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,260

読後感想

概要:
本文:

著書名 だから日本の新エネルギーはうまくいかない!―日本の技術&ビジネスの真価を問う (B&Tブックス)
著者名井熊 均
出版社 日刊工業新聞社
ASIN 4526058815
装丁 単行本
価格 ¥ 2,100

読後感想

概要:概要を知るには適している本だが・・・
本文:一般に日本が世界に誇れるといわれる、省エネ技術や新エネ技術に対し、
一定の評価と課題を投げかけている本です。

前半は、日本のエネルギー技術や政策について網羅的に書かれています。
なので、そのあたりの周辺知識をざっと得るには適した入門書だと思います。
あと、後半に書かれている環境事業の成功例(ブラジルやドイツ)は示唆に富んでいます。

ただ、2時間くらいで読めてしまうこともあり、本の物理的な厚みに比べて内容が薄い
のが難点ですね。また、著者は日本のエネルギー技術や政策に警笛を鳴らしていますが、
「CO2を根本的に減少させていく必要がある」「こういうシステム作りが急務だ」
というありきたりの警笛にとどまっていて、具体性があまりありません。
したがって、説得力に欠けてます。

全体として、「日本は欧米に比べて出遅れている」という俗っぽい通説を下敷きにして
日本のエネルギー技術を批判したいだけの本だという印象を受けました。
「なぜダメなのか?」「だったらどうすればいいのか?」という視点が欠落しています。

概要:低炭素社会はまだスタート地点なのに
本文: 本書の内容は、タイトルとは裏腹に、「新エネルギー(再生可能エネルギー)の開発こそ、日本のとるべき途である」ことを示したものだと思います。
 ピークオイル論が原油価格を引き上げ、IPCC第四次報告書によって地球温暖化がいっそうリアリティを持つ現在、見回してみると日本の温暖化防止は惨たんたる状況になっています。コージェネや省エネルギーサービスの普及は足踏みしているし、風力発電の普及もRPS目標値によって低く抑えられているという状況。唯一の成功例だった太陽光発電についてもすでに住宅用補助は打ち切られ、導入量ではドイツに抜かれています。
 欧米での活発な再生可能エネルギー導入や投資と比較した場合、決定的なのは、日本は長期的な視野を持たないということだし、そここそが、「うまく行かない理由」なのでしょう。2050年には世界のCO2排出量を半減させる、というのが先のハイリゲンダム・サミットでの日本の主張であったのだから、まさにそこに向けて、政府・企業ともに何をしなくてはいけないのか、考えなきゃいけないはずなんですけど。
 著者らは、省エネよりも排出量ゼロの再生可能エネルギーに期待しているし、革新的にCO2排出削減を主張しています。また、そのためには分散型システムが有効だという結論です。一方、CDMのような海外事業への依存は短期的なものであり、国内でCO2を削減すべきだとも。
 もっとも、ぼくとしては、エネルギー効率を考えればまだ省エネの余地はあると考えるし、CDMはむしろ途上国の持続可能な開発を通じた南北問題の解消のために必要だと考えているのですが。
 日本の成功例だったハイブリッド自動車も次世代はプラグインへと進化するし、一方バイオエタノールについては、ブラジルや東南アジアの森林破壊・農産物の高騰などによる批判が高まっています。著者が言いたいのは、2050年に向けたCO2削減競争は、まだ始まったばかりだということ、そして、日本にもまだまだチャンスはあるということだと思うのです。
 ただ、そういう低炭素社会を手触りを持って伝えてくれるということが、これから著者たちの仕事として必要なのではないでしょうか。


概要:日本の第一人者が言うな!
本文:前著「燃料電池ビジネスの本命“住宅市場”を狙え!」で、思いっきり家庭用燃料電池を煽った。しかし、燃料電池は今でも花が咲いていない。更に著者の新著「ポスト京都時代の・・・」では、燃料電池には、やや言い訳がましい言がある。
書いてある内容は、共感する。「再生可能エネルギーを、エネルギーシステムの主役に据えることである」は納得だ。内容も、現在の京都議定書と地球温暖化を取り巻くエネルギー問題について、きちんとまとまっていて、内容は、良い教材になるだろう。書いてある内容は、実にわかりやすい。

しかし、この著書のタイトルは全く頂けない。三菱総研と並び日本の二大シンクタンクと言われて、そこのエネルギーに関わる部門の部門長が、言うタイトルではないだろう。

また、再生可能エネルギーを煽りすぎている印象も否めない。前著燃料電池の本のように、何か意図的なものがあるのかも知れない。(家庭用燃料電池では、この著書の影響があるのか、1台800万円位の家庭用燃料電池に600万円もの補助金がでたし・・・)

次著の「ポスト京都時代のエネルギーシステム」も今、読んでいるが・・・???な印象を受ける。

まあ、井熊氏は編著であり、実際は部下達が分担執筆してあるようだ(著者は井熊氏のほか6人の名前が連なっている。)その影響もあり、それぞれに何らかの強い志向性を感じる。

著書名 新エネルギー最前線 (化学フロンティア)
著者名
出版社 化学同人
ASIN 4759807470
装丁 大型本
価格 ¥ 4,620

読後感想

概要:環境、経済および技術革新
本文:

著書名 森林バイオマス―地域エネルギーの新展開
著者名
出版社 川辺書林
ASIN 490652933X
装丁 単行本
価格 ¥ 1,680

読後感想

概要:資本主義を捨てられるか?
本文:バイオ・マス=ペレット・ストーブ(森林回生エネルギー)と一般的に認識されていはいるが、バイオ・マスを含めた循環型社会を再構築するということは、すなわち資本主義の根底をひっくり返すくらいの気概か、せめてその認識のだけでも持つことが必要である。
循環型社会とは「地産・地消費(地元で作ったものは地元で消費される)」が基本で、人件費やコスト低減のみをひたすら追いかけていく資本主義の考え方とは逆行する。
また森林を再生(回生)するとは人工的に管理するということであり「里山」や「農地」をも含めて人の手が入らなければ成り立たない事業だと言う事を忘れてはならない。手間暇はかかるが効率は悪い。
間伐材でのペレット作りを事業化し、家庭にペレットストーブを設置しただけでは本当のバイオ・マスとは言えないのだ。

概要:木質バイオマス最新情報
本文:森林バイオマス普及活動に積極的なsdgと伊那谷森林バイオマス利用研究会が長野県内で行った講演会の講演録をまとめた「シンポジウムレポート」と今後の伊那地区での展望をまとめた「伊那谷バイオマス近未来」で構成されている、2002年の講演が中心なので旬の話題が集まっていると思われる。

版元が地方のせいか在庫切れ出される事多いと思うが、在庫が有ったら即買いを入れたい一冊


著書名 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー (PHP新書 546) (PHP新書)
著者名養老 孟司, 竹村 公太郎,
出版社 PHP研究所
ASIN 4569701949
装丁 新書
価格 ¥ 798

読後感想

概要:第六章は面白い
本文:養老さんと国交省の河川局長をされた村松さん(養老さんの卒業した栄光学園の後輩とのこと)の対談。
第6章神門(ごうど)さん1962年生まれ明治学院大教授を含めた鼎談を含む。
基本的に国交省に対する嫌悪感があることを表明しておきます。なので的確な書評ではないかもしれません。この嫌悪感はダムや河口堰等のこれまでの国交省のやり方に対してのものであります。ちなみに村松さんは(財)リバーフロント整備センターの理事長との事。
第一章 人類史は、エネルギー争奪史
第二章 温暖化対策に金をかけるな
第三章 少子化万歳
第四章 「水争い」をする必要がない日本の役割
第五章 農業・漁業・林業百年の計
第六章 特別鼎談 日本の農業、本当の問題
第七章 いま、もっとも必要なものは「博物学」
村松さんは長良川河口堰の責任者であった事を話され、公共の論理を十分住民に説明し対話したと述べています。
海を回復させるために必要なこと:竹村 ええ、私はずっと人間生活中心の開発サイドにいた人間ですが、いまは生態系を大切にする環境派と同じポジションにいます。環境をよくしなければ日本は生き残れません。特に河川、海岸、海域です。p147
林業に関して:竹村 そうです大企業が国民と協力して山林を管理してくれればいいのです。p153
事務次官は東大法学部ばかり:養老 環境省と国土交通省、これを「国土保全省」といった名前で一つにすることはできないでしょうか。防衛省の一部も入っていい。災害救助で絶えず出動しているわけですから。中略。 竹村 私は国土保全の仕事をしてきましたが、一般の日本人には、「国土」という概念は身の丈を越えていてついてこれない。p155
第六章は神門さんの著作「日本の食と農」を中心に日本の農業のまさに問題点(多くの既得権益者が決して触れてこなかった)をこれでもかといったくらい指摘します。そしてキーワードとしての「正直か、不正直か」by神門 「本気」by養老 最後に神門さんが「おこがましい言い方ですが、僕も含めてまじめに農業を考える人たちの指摘や意見は、その賛否を論じる以前に、指摘や意見の存在そのものが無視されます」と放ちます。
第七章 竹村 河川法の第一条に環境保全という目的を入れたので、行政は安心して環境事業ができるようになった一面があります。それまで環境に良いことをすると、「個人の趣味で税金を使うな」と言われかねませんでした。
第六章以外は竹村さんの自慢話で養老さんの意見と多々食い違っている。リバーフロント整備センターの理事長って天下りではないんですよね? 六章だけなら星5個ですが(笑)

概要:「日本国民すべてが意識すべき問題かも!!」
本文:「日本の将来を本気で考える」・・・帯にあるとおり、
真に迫った対談内容になっている。
日本が抱える環境・食料・エネルギー問題、一般的論調を甘んじて
受け入れている限り本質的解決策には辿り着かないように感じた。
表面的な現象に囚われて「本質」を見失っている現状を、具体的な
モノとしてデータに則して考える・・・テンポの良い対談でかつ
門外漢の私にとっては実に新鮮だった。
日本の農業の根本的な問題は、一般紙やTVで取り上げることが
少ない、よって知り得るのは専門家か当事者のみ。日本の農業
問題をどう考えるのか?将来は誰に託すのか?どうやらそれは
霞ヶ関の役人ではないらしい。
個別省庁の天下り先をみれば、どこの産業分野にロイヤリティーを
持っているかがわかるらしい。
農水省の役人が農家に天下った例はない→よって農水行政をやって
いる人のロイヤリティーは農家にはない。ごもっとも!!
それにしても養老氏の知識の幅と深さには毎度驚かされる。



概要:期待した割にはユルイ内容でした。
本文:もともと養老氏が新聞書評で竹村氏の『日本文明の謎を解く』を褒めていたのを見て同書を一読して以来、竹村氏の著書は一応全て読んでおり、その着想の斬新さとシャープさには常々敬意を抱いてきた一読者ですが、本書については期待が高過ぎた分、内容的にはやや拍子抜けしたことを正直に告白します。ただ、日本列島の形状(東西に広がる西日本と南北に伸びた東日本)と北海道独立論を結びつけた部分(70−72頁)など、「地理や地形から歴史を見る」(233頁)ことの大切さを改めて教えられたのは収穫。(しかし、それにしても、国と地方の借金は「いざとなれば徳政令を出せば済む」(85頁)との養老氏の発言は暴論としかいい様なし。)

概要:モノからみた「ものの見方」
本文:本書では、モノ(ある対象があって、それが五感のすべてで捉えられる、
という定義)から日本の問題を議論をされています。

また、温暖化対策への1兆円の無駄遣いや、
京都議定書や環境問題への指摘も多くあり、
極端な左右に分かれた主張が多い中では、
モノ(モノからデータに置き換えた)ニュートラルに捉えていると思います。

モノからみた「ものの見方」として、
・人類史を、エネルギーと水争奪史と捉える
・少子化はいいこと
・食料自給率は、生産額ベースでは70%、40%はカロリーベース

斬新な議論がたくさんありました。

さいごに、本質を見抜く力を今日から持つことはできないかもしれません。
しかし、毎日の中で、
ニュースは(誰かの)意思を反映した一方的な報道かもしれない、
一般常識こそ疑うべきかもしれない。
こんなことを、心の片隅に持っているだけでも
ずいぶんと違ったものの見方・発想ができるのだ、
ということを、本書を通じて感じました。

概要:養老先生の新展開
本文:今までの養老先生の本は、人間社会の都市化(脳化)問題を軸に展開する
内容の本が多かったのですが、本書の冒頭にあるように「モノ」から社会を論じたいと
の事で、データや現実の状態を直視しそこから問題の本質をえぐり出していくという
やりかたで、環境問題、日本の農業問題に関する議論を進めていきます。
今までの養老先生の本は独白形式が多かったのですが、対談、鼎談によって
新しい切り口の意見を知ることができるので養老ファンには堪らない内容となっています。


著書名 石油神話―時代は天然ガスへ (文春新書)
著者名藤 和彦
出版社 文藝春秋
ASIN 4166601520
装丁 新書
価格 ¥ 693

読後感想

概要:現在の原油高を理解する良書
本文:日本人が信じている、「石油は近い将来、枯渇してしまうのか」
という疑問に明快に答えてくれる良書です。
特にこれらに関連したテーマである、OPECの解説やメジャー
の現在の姿などが、それらの成り立ちから栄枯盛衰が時代背景とともに
描き出されている。
著者の力点は、石油に留まることの無いエネルギー戦略を日本国として
展開することが必然の課題であることにおかれており、そのための
論拠は十分に示されている感がある。

著者の最新の書「石油を読む―地政学的発想を超えて」にも
同様の内容を含み、かつ、最新の内容が盛り込まれているが、
本書を読んでおけば、背景などが詳細に書かれているので、
より多くの基盤となる知識の蓄積がされると思う。


概要:石油からの脱却の必要性を感じる
本文:石油に関わる仕事をしているが、本書は非常に参考になり面白かった。石油やガスのエネルギーに関わる人におすすめと感じた。
石油の様々な神話や思い込みについて、考え方を変えさせてくれる。
また、共感できる内容も非常に多かった。
また、天然ガスへの移行については、その必要性と同時に必然性も感じた。
2004年、原油価格は50ドルを超え、もはや異常な高水準である。この理由は本書でもでてくる投機マネーによるものが大きいと考える。カジノ化している石油からの脱却はいろいろな意味で必要になってくると思う。
また、本書では石油から天然ガスへのシフトを謳っているが、私は同時に水素へのシフトも期待したい。

本の内容は、おもしろいのだが、やや難解な部分もある。もう少しわかりやすいと、素人の人でも気軽に読めると思った。


概要:現代の神話
本文:石油こそ現代の神話の主人公である・・・本書を読んでそのような感を抱いた。
戦略物資から市場商品、そして金融商品としての石油。
OPECやメジャー、についての神話。
年々増大する埋蔵量・可採年数。
そして石油と天然ガスの開発や消費を巡る複雑な関係。
石油を巡る言説はよく知っているようで実はよく知らない事が多すぎる。

石油ほど身近で重要な物資は他にないであろう。しかしその石油を巡るイメージが如何に実際の姿から乖離しているか、如何に過去の幻像に囚われているのか。著者がわかりやすく述べる石油を巡る状況の実状を読むにつれ、現在の日本における石油を巡る言説の軽薄さ、浮薄さを痛感した。

深い見識と該博に支えられた著述によって明らかになる石油神話の黄昏と環境の激変。
この書では一見複雑な内容を非常にわかりやすく記述されており、飽きずに一気に通読する魅力を持っている。


概要:著者の最新作を読みましょう。
本文:必要性にかられて石油・天然ガス関連の書籍をたくさん買って読んだのですが本書の著者の解説は門外漢にもわかりやすくこの世界の「常識のウソ」に気付かされる。ただし、本書の出版は01年なので今年ちくま新書で出た「世界を動かす石油戦略」(こちらは共著本ですが)のほうが情報がアップデートされていてよいと思います。論旨はかなりダブってますし、9.11後のアメリカの外交政策・世界情勢も反映されてますし。

概要:世界の流れを理解できる良い本だと思います。
本文: まず、陳腐なタイトルからくるイメージとは全く違う内容で、読みやすく、かつ、明解な論理に引き込まれるように一気に読み進んでしまいました。試しに、目次を見てもらえば分かりますが...

 まず、石油メジャー、OPEC、の時代から次の時代へ既に変わってしまっていること、日本では、この認識が広まっていないこと、誤った石油危機の認識、が明確に説得されています。

 また、石油の埋蔵量という物差しのマジック種明かしや、どうしてサウジは原油価格の高値を望んでいないか、『囚人のジレンマ』などの数学の命題まで出てきて、知への要求も満たしてくれる本です。(値段も安いです)

 さらに、次の世代は天然ガスである、という根拠が明確にしめされ、少なくともエネルギーに関連するビジネスマンには必読の書ではないでしょうか。  本当は、他の人に読ませたくない本ですが。

 著者の文章は、極めて明確で分かりやすく、この手の本にありがちな堅さと退屈さを感じさせない良い本だと思います。まだ、著作が少ないですが、著者の本をもっと読んでみたいと思います。