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情報

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著書名 情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)
著者名奥野 宣之
出版社 ナナ・コーポレート・コミュニケーション
ASIN 4901491768
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,365

読後感想

概要:新知的生産の技術-知のユビキタス環境を自作する斬新な視点
本文:特に急激なデジタル情報環境変革が起こった現代人への
ひとつの解が本書です。「こういう考え方がありますよ。
私はこう考えて、こうしました」組織に頼らない、「自己流」
個人主義の台頭です。

ノートを活用してどのように自分の情報環境システムを
構築すると、知的生産がやりやすいか?は、本書を読めば
誰にでもわかります。自分だけのある種秘密の「恥ずかしい」
部分を公開したという意味で、著者の勇気を買いたいと思います。

それよりも、注目したいのは、手法はどうであれ、自分の周りで
発生しているさまざまな情報事象、さらに頭の中に沸いては消える
アイデアや思いを、いかにして、単一形式でデータベース化するか?
に、こだわりを持ちつつ、時流に安易に流されない、独創的な方法を
「編み出した」知の環境構築に取り組む、という、その視点の斬新さ
に驚嘆します。

さまざまな形、メディア、形態を伴って押し寄せる情報洪水と
多様なイベントの波を、ただ通りすぎる事象として水泡に帰するのは
あまりにもったいない。しかしデジタル環境にだけ頼っていると、どうも
あやういことがたくさんありそう。では、何か、リニアな形式で、しかも
面倒が少ない、投資コストが最少で済むような、いい情報環境構築
手法がないものか?現代人が頭の隅で気になってしかたがない大きなテーマ
です。

みんな、このことに薄々気がついてはいるけれども、どうも情報環境
データベースの整理構築に真正面から取り組み時間的余裕がない。
そこへ、ひとつの解、選択肢として、本書の登場です。

たぶんこういう見方は結果論かもしれませんけども、新しい知的生産
の技術という点が、本書が売れた大きな理由なのかもしれません。

概要:アナログとデジタルの良いとこ取り?
本文:この本のタイトルを見て最初どうやって索引するのか?
というのが疑問だった。

答えは、、こうでした。

まず情報を一冊の100円ノート(A6ノート)にジャンルを問わず
書き込み、日時とタイトルを書く。(ノートに書く事でDATAが消える
ことなない。これはアナログの良いとこだ。)

さらにパソコンにも100円ノートに書いた日時、ジャンル、タイトルを
保存しておく。

そして調べたい時にパソコンで索引して、その調べたい情報が入っている
ノートを取り出す。(索引の速さはデジタルの良いとこ。)

まさに双方の良いとこ取りだと思う。

ただ、著者は「検索すれば情報はすぐ探せる」といっているが、
手元のノートに必要な情報がなかったらどうすればよいのか?
数多くのノートへの書き込みだと、手元に必要な情報があるとは限らない。
保管場所が家だったら仕事中には役に立たないし、逆のパターンもそうだ。

問題点はあるがとても斬新な考え方だと思う。
自己流にアレンジして今後、活かしていきたい。

良い情報を提供してくれた著者に感謝します。

概要:すぐに実践できそうだが・・・
本文:情報整理の方法は誰もが迷うところで、自分も簡単に情報整理できればと思ってこの本を購入した。作者のとおり、A6ノートですべての情報をそこに凝縮させ、検索方法をある確立させておけば確かに有意義な方法ではあるかもしれない。
しかし、A6ノートに新聞からプリントアウトした資料まですべて貼り付けておくのは・・・。これを読んで、確かにそういう方法もあることは参考になったが、明日から実践するかどうかは他の方法を模索してから考えたいと思った。

概要:サブタイトルの矛盾
本文:帯のサブタイトルで「情報は使い分けると使えない」とありますが、2週間で使い切ってしまうノートこそ分散化だと思います。
スケジュールなどは新しいノートに張り替えて継続すると書かれていますが、仕事でも地域活動などでも、3ヶ月位前の事を呼びおこす事など日常茶飯事です。過去5冊位は持ち歩かなければなりません。
オフィスで仕事をしている人や、家にいる人には良いかもしれませんが、私には出来ません。
しかし、情報の一元化には大賛成です。

概要:まめな人むき
本文:結構大変ですよ。この本に書いている通りにやろうと思うと。
紙のノートとテキストファイルを両方管理するというのがどう考えても面倒すぎる。
私のようなものぐさには無理。
でもまあ、奥野さんはこういうふうにしているんだ、ということで、ありがたく参考にすればよいのでしょう。
あとは試行錯誤して自分に最適な方法を見つけるしかないのでしょうね。

著書名 情報の文明学 (中公文庫)
著者名梅棹 忠夫
出版社 中央公論新社
ASIN 4122033985
装丁 文庫
価格 ¥ 720

読後感想

概要:日本の情報社会論の古典
本文:日本における情報社会論の嚆矢となった、梅棹氏による論文集。

梅棹氏が「情報産業論」を書いたのは1963年。
欧米ではマッハルプの論文が情報社会論の最初だと言われるが、ほぼ同じ時期に書かれたとして、注目を集めた。
かの有名なベルやトフラーよりも先に、日本で「情報社会」を論じたということで、日本の研究陣はひそかに鼻を高くした研究でもある。

で、それでは大層難しい論文なのだろうと思いきや、びっくりするほど読みやすくおもしろい。
どちらかと言うと、まるでエッセイのようだ。
もともと著者は生態学出身ということもあって、「外胚葉」「中胚葉」など、不思議な言葉が使われ、「お布施理論」などといったユニークな議論も展開される。
テレビを「虚業」と言い切るところもなかなか痛快。

情報社会論の中では、「古典」に入る本書。
彼の明るい未来像は、現代読む者にとっては、心和むようでもあり、少し悲しくなるようでもある。

概要:情報産業論に学ぶ。
本文:情報の価値について、そん存在と、売買の特徴について学びました。
なぜ、情報は、先払いの形態であるのか。

p38 情報の内容をいってしまってから、「この情報をかわないか」ともちかけても商売にならない。だから、情報産業においては、さきに金をとるのが原則である。(中略)入場することについて料金をとる。このへんからも、映画や芝居がやはり情報産業の一種であることがあきらかである。

 情報の価格決定
p49 原価計算の原理をもちこむと、はなはだ変なことになる。芸術家の作品料や出演料も同じで、原価計算は成立しない。

情報産業の中で生きる我々が、情報の価値の対価を考える時、必読書と思われる貴重な一冊である。

概要:情報という言葉なんてあまりに当たり前に使ってしまっているけども。
本文:糸井重里氏が薦めていたので、読んでみた。
35年前に書かれた論文とは思えない内容で、情報というものに対して、新鮮な見方を提示してくれた。
というか、情報というものを突き詰めて考えてみたことがなかったから、情報とはなんだろう?という問いをはじめて突きつけられた気さえした。

1987年に書かれた情報の考現学も収録されており、そちらもかなり興味を持って読めた。

本書の内容とはずれるが、自分なりの言葉で考えで、なんとなく当たり前として過ごしてしまっている事象を問い直してみる、しかもできれば何か切り口を自分なりに決めてという行為は、非常に意味があると感じた。
時代を感じさせないという意味も含めて、良書であった。
星ひとつ足りないのは、なにかぐーっと引き込まれて、次のページをめくるのが待てないような感覚がなかったから。
あくまで論文なので、そういったドライな読書になりがちなのも、仕方ないが。。。

概要:衝撃
本文:なんて素晴らしい柔軟性の帯びた

論文なのかと思った。

彼の定義づけが大変面白くまとを

えていることにさらに感激しました。

こんなに勉強になる本なかなかないです。

概要:世界に誇るべき名著
本文:アルビントフラーが、「第三の波」で世界中にセンセーションを巻き起こしたが、そこで述べている内容とほぼ同じようなことが、その30年ほども前に書かれた本書に述べられている。

まだコンピュータも一般的ではない頃に、「心の時代」が来ると予言していた著者には驚かざるを得ない。
またその根拠も、大変ユニークではあるが、ロジックには背筋が通っており、今読み返しても曇りがない。

最近の占いブームや、(悪徳)新興宗教の跋扈なども本書のロジックですべて説明がつくなど、一種の予言書として読むと、面白さが倍増する。

なぜこの時代に本書が英訳されなかったのか、大変残念に思う。
日本人として世界に誇りたい、そんな本である。


著書名 情報大爆発―コミュニケーション・デザインはどう変わるか
著者名秋山 隆平
出版社 宣伝会議
ASIN 4883351785
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,890

読後感想

概要:ファンダメンタル
本文:心理学や経済学といった広告以外の分野の学問を援用しながら、今後のメディア環境がどうなるかというのを、一度本質に立ち返って考えてみようよ、というスタンスで書かれた本。

今日明日どうなる、という話ではなくて、そもそも中長期にどうなるのか、ということを一度腹を据えて考えてみたい、という人にはいいのではないでしょうか?

参考までに、この本を読まれて面白かった方には岡本一郎の「グーグルに勝つ広告術」も面白いと思います。

概要:なんと言っても読みやすい
本文:本書は、著者が様々な場所で講演などを行い、そこで使用したパワーポイントの資料を、「厚め」、「合成し」、「再構成」したものとの事ですが、このレイアウトがばっちりはまっています。
1ページに1枚のパワーポイントを配置し、その下に本文を書くというスタイルは、「内容が薄くなるのではないか」という気もしましたが、読んでみてビックリで、「だらだら書かなくても、まとめればまとめられるのだ」と言う事が本書を読むとよくわかります。

内容的には、「過剰な情報」が全ての人を取り巻く環境に於いて、メディアはどのように変わっていくのか、をややマーケティングよりの視点から考察したものです。

ロングテール、アテンション、ネットワークに多くの文面が割かれていますが、この3点が、ネット社会の成長によって、既存の常識と大きく変わった部分なのでしょう。

サラッと読めるわりには、内容は深くて印象に残る本です。

概要:ネット時代の新たなコミュニケーション戦略のヒントがぎっしり
本文: ネットの普及によって、情報を伝達することが「速く・広く・安く」できる
ようになり、さらに伝達した情報に対する受け手側の反応がこれまた「速く・
広く・安く」得られるようになっって、人々のコミュニケーションの形態が
激変した。
 そして、コミュニケーションの形態が変わったとき、それにともないビジ
ネスはどう変わったのか、広告はどんな影響を受け、今度どのようにすすんで
いくのか。といったことについて、セミナーの基調講演のような目線で
(大局眼で)述べられています。

 「情報大爆発」という書名は違和感があって、非常に冷静な議論がはじめから
おわりまでなされています。

 「ロングテール」論に対する反論、過剰経済のところ、クロスメディアの考察
のあたりは、自分の仕事のアイデアを考える上で大変参考になる情報が含まれて
いました。

 この出版社の本は、無理やり理屈を捏ね回していたずらにものごとを複雑化す
るような本が多いと感じていて、敬遠していましたが、この本については問題意識を
刺激し、新たなフレームワークを提供してくれるとても内容の濃い情報が
詰まった1冊だと思え、価値があったと思えました。


概要:情報は爆発してるんだ!
本文:もはや「情報がたくさんある」という時代は過ぎてしまった。
今や、「情報がありすぎる」時代なのだ。

そんな時代に人々に対していかに語りかけるか。

著者は、この問いに対する方法論を説いているようであり、
この時代に対して以下にして立ち向かうべきかを指南しているようでもある。

図が多いので読みやすいという点もうれしい。

概要:仕事に活きた1冊
本文:書店でも数多く並び、目を引く本書籍は、気になっていた。
総務省の資料にも多く記載され、「情報爆発」があちこちで叫ばれている中、そのタイトルにも惹かれた。

インターネットをビジネスにしている人は、必読と思う。
プレゼンテーションに活きる理論、図、事実が惜しげもなく披露されていて、著者の人柄が見える。

話し言葉であっという間に読み終えたが、その内容は深い。
この内容でこの値段は、う〜ん。
安いと思う。


著書名 情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)
著者名外岡 秀俊
出版社 朝日新聞社
ASIN 4022731109
装丁 新書
価格 ¥ 756

読後感想

概要:情報力の基本を学ぶ
本文:情報収集力、分析力、処理能力を高めるための一冊。内容はベーシックなもののみ。長年の記者としての経験の裏打ちがあり、説得力があるし、実践的です。

概要:新聞記者のノウハウ
本文:情報の集め方,分析・加工の仕方,発信の仕方について,新聞記者としての経験から実践的なポイントを解説しており,役に立ちそうです.

まず,情報を集めるにあたっては,情報のないところには情報は寄ってこないという当たり前のようで,ショッキングな事実を知りました.警察に取材をするのに,「何か情報はありませんか」とご用聞きのように聞きに行っても何も得られないそうです.取材する側もある程度の情報を持っていなければ相手も話をする気にならないとのこと.そして,断片的な情報を集め,組み合わせて次第に本質に迫っていくというのはさすがに新聞記者ならではです.

次に,情報の分析にあたっては,その情報がなぜそこにあるのかということを考えなければならないようです.それは,意図して流された情報であったり,偏った情報であったりする場合があるためです.情報が氾濫する現代にあって必須のスキルですね.

最後の発信については,新聞などニュースに特化しており,一般人にはあまり役に立たないかもしれませんが,ブログなどを書かれる方は要チェックかもしれません.


概要:参考になる
本文:筆者が考える5つの基本原則を
具体例をあげながら説明されています。

筆者の基本原則
1.情報力の基本はインデックス情報
2.次に重要な情報力の基本は自分の位置情報
3.膨大な情報を管理するコツは、情報管理の方法をできるだけ簡単にすることである。
4.情報は現場や現物にあたり、判断にあたっては常に現場におろして考える
5.情報発信者の意図やメディアのからくりを知り、偏り(バイアス)を取り除く

上記5つのことを日々積み重ねた新聞記者の体験談に興味のある方はぴったりです。

個人的には、
1.情報の概要を掴み詳細はインデックスとして管理
2.自分の視点を意識し様々な視点も考慮する
3.モノの管理には限界がある。全部管理できないなら最小の管理で良いじゃん
4.百聞は一見ににしかず。見てない(経験していない)情報は判断できない。
5.情報には必ず意図がある。
このように受け取りました。

具体的な体験談で引かれたものが
・筆者の自分の個人情報を管理する方法
・具体的に情報を取得する前に頭の中でストーリーを作り現実の情報とのギャップを
 体験することにより視点を明確にする
上記2つです

今後自分の進むべく道を数々の情報を参考に
軌道修正していく際に参考になる実用本だと思います。

2年後、3年後読み直して行きたい本です。

概要:情報力の基礎は「インデックス情報」
本文:つい最近まで、最も権威あるメディアとしてその地位を守ってきた新聞。その新聞社にあって、客観的で、スピーディに、なおかつ正確な情報を発信し続けてきたベテラン新聞記者が、武器にしてきた実戦的ノウハウをぎゅーーっと押し込めたのがこの本。

新聞というと、これから取り残されそうな旧世代メディアの代表格であるが、ベテラン新聞記者が、いかに情報を引き出し、まとめあげるかということを追求して身につけてきたスキルは、想像していたよりもずっとすごい。今でこそ、重要な考え方がたくさんあった。

 1章 情報をつかむ
 2章 情報をよむ
 3章 情報を伝える

大きく、3ステップでまとめられる。
情報の量や質がかわっても、このフローは普遍なだけに、誰でも違和感なく入ってくる。
ちなみに、この本の言う「さばく」は、単なるフィルタリングではない。「自分のものにする」ことを指す。

まず、情報をつかむことに関しては、次の一言に集約される。

 情報力の基礎は「インデックス情報」

メモの取り方(PCでも、紙も同じ)にしても、なんにしても、量だけ揃っても使えない。
そこに何が含まれるか、どうすれば、必要なことが引き出せるかという、インデックス情報がすべて。このインデックスをいかに整理、習得するかがポイントである。この本質は、IT社会でも変わらない。
インデックス情報をつかむには、理解・要約の力、真偽の見極め方になる。情報の本質を読む、情報の裏を取るという考え方は大切にしたい。

「情報をよむ」では、数ある情報の分析方法を具体的に述べている。
米政府の公式文書でよく使われるという、「pro」と「con」による分析、「オプション」という考え方は、いまだに基本なので、是非知っておきたい。

「情報を伝える」
文書の種類によって、
 ・わかりやすさ
 ・正確さ
 ・美しさ
をバランスさせること。シンプルに見えるが、このバランスを意識することで、情報は伝わるのである。文書も、実は設計が大切なのかもしれない。


これが無謀なことかどうかはあまり考えたこともないんだけど、できるだけ遮断せずに、多くの情報に触れるようにしています。もちろん、情報をトリガに行われる各種タスクの対応能力や、コミュニケーションのクオリティは落とさずに。

RSSリーダとか、ソーシャルブックマーク、その他諸々のツール使って、飛躍的に情報処理能力が上がった。ほしい情報をすばやくつかんで、深堀するという事に関しては桁違いのスピードになったと思う。たしかに、たくさんの情報を得ている。でも、情報に対する接し方というか、質が変わってしまったように思う。たとえるなら、「読む」ではなく、「見る」感覚である。情報の二次的利用の量は、確かに伸びているものの、入ってくる情報量に対しては、それほど伸ばせていない。

理解力というか、自分のモノにするということを、革新的に伸ばす方法が見つかるまでは、この本に書いてあるようなノウハウは、まだまだものすごく強力で、役に立つ。


概要:こんなジャーナリストが増えることを願う
本文:朝日新聞のヨーロッパ総局長を務め、今はGEという役職で活躍する著者が、自分の記者人生の経験に基づいた工夫と知恵を紹介しながら、結果的には「ジャーナリストかくあるべし」が語られている。
著者の人格を反映してか、丁寧で抑制の利いた文章。オーソドックスで過激な意見もない。しかし、この誠実なジャーナリストの地道で真面目な仕事ぶりは、ひしひしと心に伝わってくる。今の時代、メディアは情緒的になり、報道とワイドショーの境目もない。そして、国民もそれに流され、一喜一憂し、煽動されがちだ。
そんな中で、「予断を持たない」「『事』『理』『情』のバランス」といった一見当然とも思われる作法を丁寧かつ分かり易く説いている。
報道がショービジネスになり、メディアが「第四の権力」などと奢っている現在の日本で、このような誠実で信頼に値するジャーナリストが一人でも多くなればと願いたい。

著書名 情報 (東京大学教養学部テキスト)
著者名
出版社 東京大学出版会
ASIN 4130624512
装丁 単行本
価格 ¥ 1,995

読後感想

概要:
本文:

著書名 ヤバい情報収集術
著者名小川 浩
出版社 中経出版
ASIN 4806126403
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,365

読後感想

概要:ひとつ試してみようと思った
本文:「悪い」とか、「悪の」とか、「ヤバい」、とか、ちょっとモラルに反してそうな本のタイトルが流行っているような気がします。

そうかと思って読んでみると、
とくに内容は悪くもやばくもなかったりして。

本書もその路線だとおもいます。

ちょっと強引、な感じはしますが。

内容で参考になった部分は、
情報を整理も蓄積もせず、シャワーのように浴びつづけろと、
それでその目的のためには、グーグルのフィードリーダーを使うといいよと。
そういうところです。

やってみようと思いました。


概要:ライフハック哲学書
本文:いまどき仕事術系の本の中で、地味ながら個性を感じる一冊。
ノウハウのボリュームと質においては、徳力基彦さんの
「デジタル・ワークスタイル」に分があるような気もするが、
背景にある思想はこの本のほうが説得力があるような気がした。
純粋にハウツー集を期待するならそれ系のムックとか
あるいはアンテナ系ブログを巡回してたほうがネタは集まる。

概要:う〜ん・・・
本文:自分がWEB2.0 に関わる仕事をしているからそう思ったのかも知れないけれど正味詰んなかった。
G-mailとカレンダーくらいかな、ためになったのは。
内容的には雑誌レベルだったと思える。
ってか、雑誌にはこれ位の感度を求めるな。


概要:Web2.0を利用した情報術
本文:著者はWeb2.0についての本を何冊か共著で書かれており、本書も
Web2.0がテーマになっています。

フィードリーダー、Gmail(グーグルメール)、グーグルカレンダー
などを活用した情報収集術、整理術などについて述べられています。
また、情報を発信するためにブログの使い方、プレゼンの仕方に
ついても、著者の体験をもとに書かれています。

後書きで本書の出版のタイミングが時代に合うことを祈っていると
書かれています。本書の出版は、Web2.0についてあまり知らない
方が増えていく時期に合わせていると書かれていると思われます。

Web2.0についての知識があまりない方が読まれる方がより役立つ
内容となっています。ある程度知識のある方は、物足りないかも
しれません。

概要:これからの時代、必携の書です
本文:情報収集術を中心に書かれていますが、
内容的には、Web2.0時代にビジネスパーソンが身につけるべき
考え方や仕事術についても述べられています。
グーグル・カレンダーをTODOリストとして使う方法や、
Gmailの使いこなし方など、
すぐに実践してみようと思う考え方や技がいっぱい載っています。
この本の内容を知っているかどうかで、
仕事の効率や生産性が大きく左右されるのだと実感できました。

著書名 こころの情報学 (ちくま新書)
著者名西垣 通
出版社 筑摩書房
ASIN 4480058044
装丁 新書
価格 ¥ 756

読後感想

概要:幽体離脱する「情報」
本文:現代が情報化社会と呼ばれることを否定する人は少ない。それと同時に、「情報」という言葉の意味を問われて、明確な答えを出せる人も少ない。
 著者は工学的な意味での「情報」(デジタル化できる記号としての情報)とそれに付与される意味としての「情報」の関係性について論じる。原初の情報にはこのような2層構造は存在しなかった。環境が生命に提供するもの(アフォーダンス)、これを生命内部で自己創造していく力(オートポイエーシス)によって、環境・こころと一体化した情報が形成されていた。しかし、ヒトは言葉を手に入れ、言葉を統辞論(シンタックス)によって制御することにより、環境から分離された状況をも表現する能力を得た。さらに文字の発明は、実存する時空間から完全に分離して存在できる「情報」、記号と意味の幽体離脱的な構造をもつ「情報」を作り上げた。
 著者は様々な「知」を駆使して、このような「情報」を体系的に捉え、情報社会の問題点を整理しようと試みる。
 示唆に富む内容であった。ただ、著者が「仮説」として述べた内容が、その後の記述では「明確に示した」内容となっており、強引さに納得できない部分もあった。新書の長さではしょうがないか。

概要:読みやすいしまとまっている。
本文:「情報」というのをキーワードにさまざまな分野を横断的に斬っていく。
言語や生物学、認知科学から社会学の一部まで非常にわかりやすくまとめて
ある。入門書としては最高だろう。

 独特って意味でいえばあまりセクシーじゃないけど。最後の記号論あたりはそうなのかなのかも。前にフランスあたりに留学してたらしいし、新しい展開を模索してるんだろうなぁ


概要:最も手に入れやすい基礎情報学文献
本文:コンピュータの登場以来、ヒトの <こころ> をコンピュータで模倣(シミュレート)しようとする試み(人工知能研究)が繰り返し行われてきました。しかし、いまだに成し遂げられていないのは周知の通りです。

初期の人工知能研究には、人間の「思考」や「意識」を、論理的な計算でとらえられるという素朴な思いこみがありました。

人工知能研究がすすむにつれ、研究者たちは「機械」と「人間」の根元的な相違、すなわち先の思いこみが間違いであることに気付かされたのです。

「では、ヒトの <こころ> とは?」

人工知能研究の大きな壁となったこの根本的な問いは、「身体/生命と情報の関係性は?」といったさらなる問いを生み、現在の 『基礎情報学』 へと発展しました。

本書は、情報を「生物の <認知=意味> パターン」とし、「機械」「動物」「ヒト」「情報化社会のヒト」の <こころ> のしくみを対比させ、<こころ> から情報を、情報から <こころ> を照らし出します。
基礎情報学における重要理論、「オートポイエーシス」や「アフォーダンス」などの解説もあり、もっとも手に入れやすい基礎情報学の文献といえるでしょう。

専門外の人向けに専門用語を控えて平易に書かれていますので、理解しやすいと思います。
また、著者は日本の情報学を牽引する一人(かつ基礎情報学の第一人者)であり、内容にも信頼がおけます。

* 情報学はまだ体系が完成しているわけではありませんが、基礎情報学はあくまでも情報学の一分野です。基礎情報学だけで「情報学のすべて」を語ることはできません。


概要:これぞ情報学
本文:この本一冊で情報学の概要がつかめます。情報とは
何か、生物を抜きにしては語れないこの疑問に答え
てくれる書です。親切な文献紹介もあり、情報学、
情報哲学、情報教育に興味を持つ方にぜひお勧めします。

著書名 情報処理教科書 情報セキュリティスペシャリスト 2009年度版 (情報処理教科書)
著者名上原 孝之
出版社 翔泳社
ASIN 4798117587
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 2,940

読後感想

概要:
本文:

著書名 情報力―情報戦を勝ち抜く“知の技法”
著者名佐藤 優, 鈴木 琢磨,
出版社 イースト・プレス
ASIN 4872578309
装丁 単行本
価格 ¥ 1,680

読後感想

概要:ビジネスへの実用性と朝鮮情報の質、共に得るものがあります
本文:戦後日本が生んだインテリジェンスの超プロ・佐藤優氏と朝鮮情報のプロの毎日新聞編集委員・鈴木氏の対談集です。

前書きで佐藤さんは本書目的の二つ目を、鈴木さんが体得したインテリジェンス手法をビジネスパーソンや学生が実用できることと述べていますが、私が(海外)ビジネスにも応用できると感じた点と私なりの解釈を以下に記します。

1.物流の流れを止めることは情報の流れも止めてしまう(鈴木氏)=生きた海外情報を得るには海外オペレーションも有効

2.脅威とは意図と能力によって構成される(佐藤氏)=戦略とリソースがあれば、競争できる

3.(外務省が)専門家をたった3年で異動させるといったお粗末なことは、諸外国のインテリジェンス機関では考えられません=特務分野での役所的異動は企業の戦力を台無しにする

4.問題は、その辺にさりげなく転がっている宝のような情報に気付くことができるか(鈴木氏)=アニュアルレポートやCSRレポート等に商機の宝が埋もれている

5.北朝鮮は彼らなりの論理・システムによって動いており、彼らの神話を理解することから始めましょう(鈴木氏)=ユーザーやビジネスパートナーの内在的論理を掴まずして、ビジネスは成功しない

その他に語学の学習方法や名刺や情報の整理等についても語られており、朝鮮という国を読み解く書物としても、朝鮮のインテリジェンスが陸軍中野学校から多くを学んでいるという指摘等、十分知的に刺激があり面白かったですが、佐藤さんの他の優れた著書と比べると☆4つが妥当だと思います。

最後に本書で私が最も気になった佐藤さんの言葉を抜粋します。

「日本が生き残る為には、西洋哲学の思想についてきちんとした情報を掴み、分析しなければならない。そうした緊張感が、戦前の出版人にも読者にも強くあった。思想書を勉強するときには、あえて戦前、戦中の版を読むようにしています。」

概要:タイトルに期待しない方がいい。
本文:タイトルに惹かれて購読を検討している人には、まず本書よりも、「国家の諜略」「野蛮人のテーブルマナー」「インテリジェンス 武器なき戦争」をお勧めします。

私は佐藤優氏の本、更には情報力というタイトルに惹かれて購読したが、
本著のエッセンスとなる内容は佐藤氏がこれまで著作で述べられていた事と同様で、
佐藤氏の著作、対談本を何冊か読んでいた自分には、目新しさという部分で今一つ満足できなかった。
ただ、北朝鮮の内在的倫理を中心に展開される鈴木氏の説明は確かに有意義で、他の方がレビューされているように鈴木氏、北朝鮮認識の導入、指南書としては有用性を感じる。

本書のタイトルやサブタイトルから、序文に挙げたようなインテリジェンスの指南書の内容を本書に期待してしまうが、それよりも、とある国の内在的構造を聞き手(本書の場合 佐藤氏)が、その国に精通している人物(鈴木氏)から情報を引き出すという、他国を考証しながら間接的に自国を考証するといった佐藤氏+宮崎学氏の「国家の崩壊」の北朝鮮バージョンとして本書を捉えた方が適切に感じる。

タイトルに強調されているインテリジェンス的な部分では、前述した通り私は指南書としての役割を本書に望んでいたので、情報のダブりが多かった所は不満に感じられたが、鈴木氏が説明されている手法の根本は、佐藤氏がこれまで説明されてきたそれと大差ない、同様であったという点で、一つの収穫に感じられた事と、鈴木氏が事細かに自分の手法を披露してくれている誠意に☆4評価とさせていただく。







概要:合目的な巧妙な社会システムを作り上げた北朝鮮という視点
本文: コメンテーターが並ぶような報道番組はあまり見たくないので見ていないのですが、朝鮮に関して刹那的な報道に終始する日本のテレビメディアなどを見ていると、「何か違うだろう」と思うこと多々ありました。
 この対談からは地に付いた北朝鮮が合目的なそれなりに柔軟な社会システムを作り上げた国であるという視点がはっきりと理解できました。特にナチス台頭の例にとっての、126ページの佐藤氏のアドルノやホルクハイマーといったフランクフルト学派の啓蒙の弁証法から、巨人ハバーマスの「晩期資本主義における正当化の諸問題」にいたる「順応の気構え」論は北朝鮮問題論の日本における本質的な問題ではないかと膝を打つ思いでした。
 もう一点、この本は情報の収集方法についての基本も含蓄が深いのですが、くりかえし述べられているのが、正攻法であること、正確で必要な情報はシンプルに得られるという主張(安易にではない)です。
 北海道大学の山口二郎教授のサイトは要チェックですね。
 鈴木琢磨氏が推薦する北朝鮮と金正日を読み解く10冊のリストp207も読みたい本の指針を与えてくれる。まずは、「朝鮮民族を読み解く」「北朝鮮ははるかなり」「テポドンを抱いた金正日」あたりは読んでみたいですね。



概要:鈴木氏の入門本という趣。
本文:前半3章は鈴木氏の北朝鮮分析を中心に進み、最後の1章は情報の扱い方に関する鈴木氏、佐藤氏の見解が述べられている。

前半3章の分析だが、分析といっても経験豊富で博識な両者なので、ところどころ挟まれているエピソードや見解がかなり面白い(北朝鮮は理解不能ではなく、時間、時代の感覚が違うのだという指摘。朝鮮大学校で”熱心”すぎる取材をしたために出入り禁止になったエピソード、二人の韓国遊学など)。

最後の1章の情報の扱い方(語学習得方法なども含む広い意味での)では、ややもすれば自分の超人的な基準を読者にも求めがちな佐藤氏を鈴木氏がうまく軟着陸させている。といっても、鈴木氏自身もしっかり自分の意見を述べている。

確かに面白い本だが星5つにするほどかというと、そうは言い切れないので星4つ。鈴木氏の「テポドンを抱いた金正日」を読まなければと思わせる本。

著書名 東大式絶対情報学
著者名伊東 乾
出版社 講談社
ASIN 4062133717
装丁 単行本
価格 ¥ 1,575

読後感想

概要:学生さん向けかな?
本文:他のレビューでも書かれていますが、新たな学問の話ではなく
どうやって情報リテラシーを学ぶか、について書かれた本です。
あふれる情報の中でどう生き抜くか、が具体的に書かれています。

実例として、学生から作者に送られてきたメールの問題点を挙げたりしていますが
前半の抽象的な情報処理の考え方から、急にトーンダウンしているような
イメージがあります。

個人的には「メール道」などと併せて、学生さんや社会人暦の浅い方が
見るとよいのではないか、と考えます。

概要:情報の「入手・理解・統合・発信」のサイクルを効果的に回して独創に繋げよう
本文:この本は、いわゆる「情報科学」的な本ではないです。つまりプログラミング言語・データベースのハウツー本ではないです。それ以前の「情報リテラシー」を教えてくれる本です。しかし他の「情報リテラシー」の本にありがちな「特定ソフトの使い方・コツを教える本」でもありません。
世間に溢れる情報の中から効果的に関連情報を選りすぐり、迅速かつ正確に理解・統合し、その結果得られたオリジナルなコンセプトを効果的に外部発信するための【心構え】を教えてくれる本です。そこで求められるのは「課題を如何に立てるのか?」「具体的に何処に目をつけるのか?」「どうアプローチして、どうまとめるのか?」「どう情報を発信するのか?」「他者との意見交換で、如何に自分の考えをbrush-upするのか? 或いはaufheben(止揚)出来るのか?」...このプロセスを如何に効果的/自己修正的に回してオリジナリティを発揮させることが出来るのか? この【教養人としてのたしなみ】に関して、東大教養での授業の様子を垣間見ることが出来ます。
大学生だけでなく、企業人(特に指導的立場に居る方)が読んでも面白いかと思います。本書の224-225頁の「絶対情報感」自己評価チェックリストは参考になります。

本書と共に「科学者という仕事」(酒井邦嘉 著)を読まれると面白いでしょう。この酒井先生の本でも言及があるように、研究者とは「自分で面白い課題を立てて、自分でそれに答える」ことが出来る自立した存在なのです。そのための心構えをこれらのような良書から学べます。(あとは個々の専門分野を学び、いざ世界の第一線へ! Good luck!(^-^))

概要:この帯はどうか
本文:川合慧編『情報 東京大学教養学部テキスト』とどのような関係にあるのかと思い購入してみた。しかし、東大のカリキュラムを初公開とあるが、東大の共通科目「情報」の講義とはあまり関係がないようである(それはむしろ上記の本であろう)。内容については、おもしろい部分もあるが、メールの書き方などといったものも含んでおり、いわゆる「情報」や「情報学」を学びたい人向けの本ではない。