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地域

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著書名 地域の力―食・農・まちづくり (岩波新書)
著者名大江 正章
出版社 岩波書店
ASIN 4004311152
装丁 新書
価格 ¥ 735

読後感想

概要:地域も捨てたものじゃない!!
本文: 先進的な取り組みをしている全国各地を訪ね歩き、力のある地域の現状や背景について報告したルポである。先週日曜日の朝日新聞書評欄でも、デカデカと紹介されていた。
 牛が食べる草にまでこだわって乳牛を育て、牛乳を生産し、「赤ちゃんには母乳を」と書かれたトラックで本物の牛乳を配送する島根県の木次乳業。地元産の有機農産物を使って学校給食を作っている愛媛県今治市。環境を守る林業経営に成功し、ドイツにある森林管理協議会から認証をもらった高知県梼原町など、知らないケースばかりだが、なかでも感動したのが、徳島県上勝町の葉っぱビジネスだ。
 農家のじいちゃん、ばあちゃんたちが、料亭などで出されるモミジや梅の小枝など「つまもの」と呼ばれる葉っぱを生産・収穫・販売してそこそこの収入を得、病気とも無縁で、いきいきと生きているという。「人を元気にするには出番と評価」「人と人のつながりがあるから、笑顔が生まれる」といった登場人物の発言がとても心に沁みた。
 著者は自らも田んぼで米を作っている編集者の大江正章さん。人が豊かになる地域とは、人と人との関係性と自然が豊かで、生業が根づいているところだ、というまとめの一文にその通りだと納得したしだいである。


概要:補助金では変わらない
本文:本書の中にも書かれているが、「地域振興」で新規事業というと、役所の補助金がつきもの。私が知る、首都圏ですらこの有様なのだから、地方(特に農業)はもっとひどいのだろう。しかも、例えば商店街の新規事業は、ポイントカードとか宅配とかよそで聞いた話ばかり。農業だと、補助金もらって新しい作物や農法をやってみました、などなど。コストでもアイデアでもリスクを取ろうとしない計画は、失敗による被害を最小限に抑える代わりに、大して成功もしない。こうした補助金ありきの手堅い「新規事業」のせいで、皮肉にも新しいことを何もできない自営業者が全国に蔓延しているように思える。

「つまもの」上勝町の取り組みはよく知られているが、第一次産業を中心とした本書に出てくる自営業者はみんな、独創的な試みを役所に頼らずに挑戦した、という人たちばかり。「真に成功するには独創さに加え、他に依存しない、反対を意に介さない意志の固さが必要だ、という事実を凡百の自己啓発本なんかより、よほど本書の方が教えてくれる。

本書のテーマたる地域力だが、本書の登場人物が、市場原理と自らの理念をうまく両立させていることに感心した。市場原理だけでは商売が成り立たないが、大型店のように市場原理だけでは、地域のコミュニティが破壊される。経営者と社会活動家を両立させることによって、市場による地域からの収奪を、市場と地域の共存関係に変える。本書の事例はパラダイスのような成功例ばかりなので、モデル視ばかりはできないが、今後の市場と地域のあり方を考える上で参考になった。

著書名 実測!ニッポンの地域力
著者名藻谷 浩介
出版社 日本経済新聞出版社
ASIN 4532352622
装丁 単行本
価格 ¥ 1,890

読後感想

概要:インパクトのある地域経済分析
本文:インパクトの大きい地域経済論の本。というのは従来の固定観念を否定した問題提起を統計を使って実証的に行っているからである。「まえがき」にあるように、「地域間格差などというものはない。都会も地方も、少しの時間差をおいて同時に沈んでいるだけだ」「日本で唯一小売販売額が増えているのは、東京都でも愛知県でもなく沖縄県である」などの主張をしている。もっと言うと、地域振興にはモノづくりが必要、地域の活性化には工業立地が不可欠、新幹線がとおれば人口が増える、高速交通網の整備は人口減少に拍車をかける、女性の就業率の高さが少子化の原因のひとつというのは間違い、などなど。しかし、中身を読むと納得する事ばかりである。統計の使い方の方法が斬新である。まず、実数を加工した数値よりも大切にするという考え方。例えば、有効]求人倍率という数字で少子化の不安をかきたてる風潮があるが、出生数は最近ほとんど変化がない、それよりも人口ピラミッドで実数の推移で見るほうが将来予測には適している。なぜなら生産年齢人口が痩せていると、この部分は10年後、20年後に高齢化し子どもは産めない、したがって出生率が好転しても高齢化そのものが回避されるわけではない。また「都市の連結キャッシュフロー」という方法。これは相互に関係の深い複数の市町村を1つの都市圏とみなして、居住者のネットの出入り(人口社会増減)を数値化するというもの。個別地域経済論が面白くためになる。「静岡県・豊かだが人は素通り」「仙台都市圏・思わぬ人口流入ストップ」「沖縄県・全国唯一、就業者も小売販売額も増加」「鹿児島県・所得や預貯金学は低くても地域経済は活性化」「福岡県・乗り遅れが生み出した日本一の活力」「滋賀県・人口増加が最も長持ち長続きする理由」「北海道・経済よりも迫り来る高齢化が落とし穴」「関西圏・文化の蓄積活かせず、就労人口流出」。他にもたくさん。「終章」で「東京に依存しない国土構造を」提起している。それは要約すれば以下のとおり。ドメスティックな視点を捨てること、東京のマーケットに依存しない産業構造をつくること、都市づくりを「サーバー&クライアント型」にすること、生活の質の向上をめざすこと、首都の置き場を再考すること、若者が人口再生産の低い東京に集中する構造をあらためること。

概要:しかも読みやすい
本文:目からウロコぽろぽろの実に面白い本だったので、今さらながら/屋上屋の恥ずかしさを絶えつつおすすめさせて下さい。
今まで各所で鋭い分析を発表されていた藻谷氏がついに単著を出された(のを知った)ので、遅ればせながら読んでみました。「実測!」の名のとおり、あくまでも実際の数値に基づいて、日本の社会・都市・地域の実情とこれからを分析した書物、と、それだけ聞くと地味地味な退屈極まりない内容を想像してしまいます。ところがしかし、ページを開くと、よくもまあここまでと感心するくらいに我々の「常識」をくつがえす議論のオンパレードです。
いわく、「バブル崩壊期ほとんどの地域はたいへんな好景気だった」「工業の活性化は地域振興に結びつかない」「高速交通網整備は人口を減らす」「地方圏より首都圏こそ、極めて危うい」などなど枚挙にいとまがありません。
しかもこれらは、誰でも入手可能といってよい統計数値から、ほぼ直接に導かれている「事実」なのですあーびっくりです。人口を分析視座の中心に据え「率ではなく実数に着目する」などのいくつかの方法論をもとに、あとは素朴ともいえる分析方法(ナントカ分析とかカントカ値というような統計学のタームは微塵も出てこない)だけでここまでの結果を得るというのは、虚心坦懐さと日本全国を行脚した経験のなせるわざなのでしょうか。脱帽です。
今どき珍しい2段組でそこそこボリュームもありますが、週刊誌の連載をまとめたものなので、各項目は数ページにおさまっていますし、独特のちょっと皮肉の効いた文章も面白く、非常に読みやすい内容です。大まかにいって本書前半は日本の地域経済全体の現状とこれから、後半は都市・地域ごとの各論、で、例えば僕のまち私のまちって今どうよ? みたいに興味のある部分から拾い読みもできます。
さて、地域活性化のために著者の提出する処方は主に「地域の個性に着目し、のばす」というものです。暴かれる「事実」の衝撃度に比してのごくごく常識的な答えに、私のような邪道な読者は正直一抹の物足りなさを感じないわけではありませんが、当然これは著者の誠実さの顕れであって、ただセンセーショナルなだけの「トンデモ本」ではない、ということの何よりの証左なわけです。

概要:冷徹な数字が真実を語る〜人口構造は嘘をつかない
本文:昔「メガミステイク」という本を読んだ。
あらゆる未来予測が、なぜ揃いも揃ってハズレるのかを分析した、たいへん面白い本だったが(題名自体が「メガトレンド」を踏まえた皮肉である)、
その本が「はずれない予測がただ一つある」と言っていたのが「人口構造予測」である。

公衆衛生が発達し栄養状態が改善された先進国においては、今20歳の国民の99%は20年後には40歳になる。
すなわち、これから産まれてくる世代を除き、20年後、30年後の我が国の人口構造は、「既に決まっている未来」なのだ。

本書は、「人口構造」をキーに我が国の現状と将来を地域ごとに分析したものだ。
分析はすべて客観的な数字に基づく。かつ日本全国を文字どおり歩き回った筆者の観察眼によって裏打ちされた指摘は、
常套的な議論に慣れた人々にとっては衝撃的なほど、鋭い。

もしあなたが、あなたの住む地域が、まちが、これからどうなっていくのかということに関心がおありならば、
ぜひ本書を手にとってみられるべきだ。
必ず、参考になる洞察が得られると思う。

著書名 地域再生の条件 (岩波新書)
著者名本間 義人
出版社 岩波書店
ASIN 4004310598
装丁 新書
価格 ¥ 777

読後感想

概要:ONLY1.を目指すための、地域再生の事例集
本文:地方が元気でない国は、
継続的に繁栄することはできない。
各国を旅し、歴史を顧みても、つくづく思います。

一方日本は、想像以上に、
地方の衰退・荒廃が進んでいます。

例えば、県民所得差は、順位一位の東京の426.7万
に対して、最下位沖縄は、204.2万。
2002年から2006年の間で、その差が13.1万と拡大。
明らかに格差の拡大が進んでいます。

2004年の三位一体改革による、実質的な交付税と補助金の削減。
人口比率配分による財源移譲。
おそらく機能不全、セーフティネットの崩壊、
基本的人権さえも保障されない生活。
改革は否定しませんが、
自立・自律を学べていない今の地方には残酷です。

さて、本書は、著者が、全国を旅し、
そこで遭遇した、各地方の取り組み事例を紹介しています。
少子高齢化と、政府の政策誤謬に原因があるとして、
地域住民の自主的な取り組みが必要であるしています。
が、それ以上は何も方向性は提示していません。。。

それでも、全国をくまなく歩いて見つけられた事例からは、
今後のヒントとしては参考になるはずです。

・ノマライゼーション・安全・安心を軸とした地域
・地場産業の復活
・自然との共生
・地域独自のブランド化
・住民主体による地域づくり

重要なのは、画一的な取り組みではなく、
地方が保有している独自性を活かせるか、どうか。

経営戦略における、マーケティングの世界でも、
どんな会社・製品でも、ちゃんと考えれば
必ず、自社がNO.1になれる市場セグメントがあります。
(コストに対する、市場の大きさが見合っているかは別ですが)

だからこそ、
私はどんな地方にも、必ずONLY1.になれるポテンシャルがあると
信じています。

そして、国家は、皆ながわくわくするような
日本国のグランドデザインを提示するタイミングなのではないでしょうか。

概要:地域再生のネタが満載
本文:経済活性化、福祉の再生等、様々な地域再生の取組事例が雑多に満載され、地域再生の各地の取組を網羅的に知っておきたい人には最適な本。ただし、「国が政策を間違えなければ地域は再生できる」という楽観主義に貫かれており、目の前にある危機に対して地方がどうとりくんだら良いのかというビジョンは「地方が自主的に取り組むしかない」という方向性以外は何も示されておらず、著者にストラテジーはない。徳島県上勝町の一戸当たり農業所得を一桁多く間違えるという、とんでもない誤りもあるので注意。

概要:地方居住者必読!!
本文:一気に読み上げました。
既に長年このテーマについての見識が深い方々には新しい発見や新鮮な提言はないかもしれませんが、未だこの分野についての知識が不足していて地方政治への偏見が強い人は読んでおくべきでしょう。構造的な問題がいわゆる「構造改革」では改善されるどころか、さらに追い詰められていく過程が分かりやすく理解できます。
都市部の方々はどうせ自分たちの幸福しか頭に無いから読まないだろうし読んでほしいとも思いません。地方に住む方々はなぜ今自分たちの生活がこのような現状なのか理解できます。
マスメディアを利用した機関の「ウソ」に騙されないでください。
特に官僚・地方役人の皆さん。現在の我が国に何が起こっているのか今一度再検証してください。

概要:国土計画を逆照射
本文:著者は国土計画を長年研究してきた。あとがきでは、「国土計画・地域政策を逆照射してみたらどうなのかと、まとめたのが本書です」と記述している。

そう記されている通り、現場の空気をふんだんに織り込みながら、近年国が進めている「地域再生」について鋭い分析・批判を加えている。「地域は再生できるのか?」という問いに対して著者は、「希望と絶望、楽観と悲観の間を部妙に揺れ動きながら、市町村自治体と議会、住民の意識改革に期待して、希望と楽観に傾きたいと思います」と記述している。この記述は、長年、豊富な取材と研究を重ねてきた著者ならではの冷静な見方といえよう。

「地域再生」に関して批判的視点も入れて冷静に分析している文献はあまりないだけに貴重である。

概要:自分には「これは!」という箇所はなかった
本文:いろんな事例を元に、自治体の再生策を模索する。
ただ、時代にそぐわないのでは?と感じるものや、有効性に疑問がつくものがあり、「これは!」とはっとさせられる内容は特になかった。

著書名 地域再生の経済学―豊かさを問い直す (中公新書)
著者名神野 直彦
出版社 中央公論新社
ASIN 4121016572
装丁 新書
価格 ¥ 714

読後感想

概要:あまりに理想主義的ではないか
本文:全体を通じて読者にストレスを感じさせる文章である。「ところが」、「つまり」、「しかし」といった表現が幾度と無く繰り返され、読者の思考を混乱させる。編集者は一体何をしていたのだろうか。
前半は著者の財政学的見解による、共同体としての地域発展並びに在り方が述べられており、一見識と言えるであろう。しかしながら、著者の専門分野である地方税制の今後の在り方に関する記述を期待しても、具体的な数値に基づく説明は少なく、概念的なものに留まる。「(地方財政において)公共サービスとして供給するか否かは、それが欲望を充足するのか、ニーズを充足するのかによって決まる。」と説明されても、その色分けが困難なるが故に、結果的に欲望を満たす形で突き進んできた地方経済の歴史を前にすると、首を傾げざるを得ない。 
理想主義と割り切れば良いが、地方経済打開の処方箋を見つけられるのかと期待して読むと、消化不良を起こす。 知識の少ない学生がテキストとして読むにはよいが、実務家には向かない。

概要:地域再生の制度論、地方は復活するか
本文: 戦後の工業社会と福祉国家の成功は、外部と内部双方の自然及びブレトン・ウッズ体制の崩壊(=グローバリゼーション)により今や地方民の疲弊と都市民のホームレス化に結びついている。今冬の豪雪による山間の孤独な老人の死や中央集権の儘巧妙化するマスコミや政治の馬鹿さ加減はその象徴に見える。
 著者は財政学者の見地から日本における「財政」の貧困を訴えている。それは市場を否定したり簡単に克服できるとするようなものでは勿論ないが、既に崩壊してしまった地方を税源移譲により制度論的に地域主義という明確な方向性を示すことで、より高次の存在欲求を実現する知識社会の建設を目指すものである。それぞれの地方が具体的にどのように復興するかは各地方に委ねられているのであり、本書が提示しているのはそのための最低限の飽くまで制度的な必要条件であると言うべきである。

概要:人間らしく生きるには地域経済の再生が大事でモデルは欧州にある
本文: この本は先ず、著者が、人間が人間らしく生きることが出来る経済を求めて研究されているであろうことを良く伺わせる。その研究には、第一に人間が人間らしく生きるとはどういうことであるかについての洞察と、現状がそうではないという基本認識が必要となる。次には、その方法が必要だが、著者は専門の財政学の知識を利用できると考えている。そのような態度と方法によって、日本の地域再生の処方箋の概略を提示されている。
 世界的に人々が人間らしく生きづらくなった原因に、1971年のブレトン・ウッズ体制崩壊がもたらしたグローバリゼーションによって、国民国家が資本の統制を出来なくなったことを挙げ、それが今日の世界的地域再生の必要性を生じさせたという理論には納得性がある。その地域再生経済の将来モデルを欧州に求めて米国に求めないのも一見識だと思う。しかし、素人の素朴な希望として、世界史的視野から見て、そろそろモデルを外国だけに求めずに日本のオリジナルなモデルを世界に発信する時代が始まってもいいのではないかとも感じます。

概要:日本的地域再生って?
本文:過疎化や法律上・税制上の問題により地域再生は困難な状況に置かれておりますが、そこに住む人達が再生に向けて利益重視ではなく、満足重視で努力することにより解決するというヨーロッパ的試みが注目されているとのことで勉強になりました。

米国的な大量生産&大量消費の世の中は過去のものに・・・


概要:地域再生のために
本文:地域社会の衰退という事が全国で叫ばれており、特に地方都市はその被害を受けています。 この本はそうした地域社会の衰退の理由を、日本における現代という時代を、グローバリゼーションにより工業社会が終わりを告げ、知識・情報社会への入り口に差し掛かっている「過渡期」であると捉えています。知識社会ではモノでなく情報が動き、その事で「人」が優先されるようになっています。
 その結果、人が動くのではなく情報が動くことにより「無駄」がなくなるというわけです。それはどういう事かというと、情報を動かして、例えばインターネット等で商品を注文・配送してもらう事によって各個人が車で買いに店に買いに行くより無駄が排除されるという事です。そして仕事も「仕事場」まで行く必要が無くなり、在宅勤務のように情報をやりとりする事で事が足りるというわけです。
   筆者は多様化してきた欲求を満たすために地方分権の重要さを説いています。住民に密着した地域公共団体の方が、遠く離れた国民国家より対応できるからです。確かに年金問題等で不祥事が連発した社会保険庁などは、「現場」から遠く離れているので見えていないのではないのでしょうか。
  地域独自の文化を再結成するという事はとても時間がかかる事でしょう。さらに短期的な再生ではなく、それは持続的に続けねばなりません。この本では、これからの情報社会には「人」が優先されてくるとされており、つまり目の前の人とのコミュニケーションがよりいっそう大事になってきており、そこから文化なりアイデアなり、何を産み出せるのか、という事が重要になってくるのではないのでしょうか。いろんな人との出会いを大切にしたいですね。

著書名 超地域密着マーケティングのススメ (アスカビジネス)
著者名平岡 智秀
出版社 明日香出版社
ASIN 4756910742
装丁 単行本
価格 ¥ 1,523

読後感想

概要:新時代だからこそーマーケの必読本
本文:マスメディアは終焉と言われ、広告は力を失ったと言われ・・・


では、どうやってモノを売ったらいいのか。

平岡さんのやっている事というのは、決して、日本の地方の一物語ではなく
すべての販売、マーケの神髄に深く関わっていると思う。

「ばらまく数」を上げるのではなく
繋がりと関連づけに「コンバージョンをあげる」秘策がある。

読みながら、著者の仕事に向かう姿勢にも好感を感じ、読後感よい一冊

概要:地方をよく理解した良書
本文:都内にいる大手コンサルの人には書けないマーケティングの本。地方のマーケティングにおいてのDOS&DONTSが実際の経験を通して書かれてあります。

概要:地域で1位なる
本文:地域で1位になる ふるさとマーケティングという話には 説得力があった。
地域には その地域の特性 家族構成 地域生活 など その水にあった商品を提供する。
都会と田舎では マーケティングも違ってくる。

地域において 1位を取りことを まず心に決める  この言葉には ジーンときた。

概要:元気がわいてくる本です!
本文:田舎だから商売がうまくいかない・・・そう嘆いている中小企業の社長さんに、ぜひこの本をお薦めしたいです。この著者、なんと人口が10,000人にも満たない町の水道屋さんにもかかわらず、営業成績は関西ナンバー1。そこには、反応率の常識を超えたマーケティングがあったんです。人間を大切にする「超」地域密着マーケティングは、忘れていた大切なものを思い出させてくれます。読むと元気がわいてくる本です。

概要:実践する人に役立つマーケティングの本
本文:あるところですごいマーケティングの本という紹介を見たのでアマゾンで買った。大きな字で難しいことは書かずに簡潔に実践していることが書いてあるので読みやすく。実際にセールスマンやマーケティング活動を行っている人には役に立つ本だろう。

著者は和歌山、しかも人口が数万人の町で水道工事を営む若い経営者。家業を継いでから積極的に地域に根差したマーケティング(チラシのポスティングやイベントそれに日ごろの顧客訪問)を行いながらマーケティングの勉強、経営者たちとの交流を熱心に行っていった。

その結果INAXが関西地区で催した販売店向けの売上コンテストで二年連続一位を取っている。

そのノウハウが余すところなく、しかも平易な言葉で綴られている。この本が伝える真実は小さなマーケットでも顧客のニーズに応えていけば大きなマーケットにヒケを取らない実績をあげられるということ。
読んだだけではダメでそれをどう自分のビジネスに活かせるかを考えて実行していかなければ役に立たない本だ。

著書名 事例で学ぶ!地域ブランドの成功法則33 (光文社ペーパーバックスBusiness)
著者名田中章雄
出版社 光文社
ASIN 4334934498
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,000

読後感想

概要:どうすればおいしさが伝わるか
本文:

 地域ブランドを広めようとして、チラシを造ったとします。豆大福の写真と
説明文を造って、チラシにしても、もし店の名前を書き換えてしまったときに
どこでも使えるようなチラシではダメなのです。
 本当に必要なのは、その店の豆大福が、「他の店の豆大福とどこに違いが
あつのか」という情報を書かなくてはいけないのです。
 包丁を売るときにも、「よく切れる包丁ですよ」と売るのでは無く、「キャベツ
や刺身のツマがおいしく切れるよ」「子供さんや旦那さんの喜ぶ顔が見られ
るよ」と声をかけることで売れていくのです。
 ほしいと思っても買う事が出来ない物を、小さな一言で後押しすることで
購入が決まるのです。
 地域商品を開発し、宣伝する方法が良く理解できるすばらしい本です。

概要:ありそでなかった
本文:地域ブランドに関する本の中では最も
コストパフォーマンスの高い良書かもしれない。

「地域ブランド」というものに関して
多くの行政・事業者とも誤解していることが多いが
この本を何度も読み返すことによって
自分たちの間違いに気づくことができるはず。
(もちろん、後は実践できるかどうかだけども)

概要:地域ブランドの有難き入門書
本文:地域ブランドって何? 
今どんな地域ブランドが売れているのか? 
それらは何故売れているのか? 
売れるようにするためにはどうしたらいいのか? 

それら、地域ブランドに携わる人、
地域活性化に取り組む人の疑問に、
豊富なケーススタディをベースにして、
懇切丁寧に答えているのがこの本。

地域ブランドの入門書、教科書いえるものだ。

さらに、ケーススタディから導き出されるエッセンスやヒントを、
「地域ブランド成功の法則」として33個挙げているのもポイント。

どれもいいポイントを突いている。

それらを根気良く、真摯に実践すれば、
今、大打撃を受けている地方にも一筋の光明が差すかもしれない。

そのままケーススタディをマネをするのではなく、
そのヒントをもとにがむしゃらに地域ブランドを作り出す。

それが遠く見えて近道だと、読了後に感じた。

著書名 地域主権型道州制―日本の新しい「国のかたち」 (PHP新書 494) (PHP新書)
著者名江口 克彦
出版社 PHP研究所
ASIN 456969666X
装丁 新書
価格 ¥ 750

読後感想

概要:町や村が輝ける道州制
本文:これぞ究極の道州制であると確信する主張と感じた。
先の知事選挙では、道州制への賛同を表明する候補は私だけだった。
現政権も「道州制への研究組織」を県庁内に立ち上げたように
対応するべき大きな制度変更であるはずだ。
何故に、選挙公約において、道州制への議論を行うことをためらったのでしょうか?
「制度変更」との言葉以上に、国の形の変更であり、知事を目指すものとして明確なビジョンを持っているべきことです。
当事者である県の責任者として、「道州制は議論の途中であり候補者として取り上げるテーマではない。」とのスタンスは
ただの怠慢であり、仮に反対なら、道州制のこの点が問題あると主張するべきだったでしょう。
さらには、道州制への自らの理想を持たなければ群馬県地域にとってより良い道州制を国へ働きかけるアクションも起こせないはずです。
 確かに、反対の意見にも出会う。中之条町長入内島さんも「国が勝手に決める道州制は、霞が関の都合優先。地方の自立につながるのか?」との意見を述べていた。私は「その自立のための一歩が道州制であり、その向こうを信じて行こう。」と答えた。
彼の気持ちも実は同感に思うこともある。「歳入と歳出を含め自治の裁量権さえあれば、小さな自治体も努力と知恵で再生できる。」との希望を常に霞が関の都合で打ち砕かれてきたやる気のある首長の気持ちは否定できない。
でも明治から、いや律令時代から続く支配の形を変えることで、日本の形を変えられると期待したいのです。

道州制の理想を思ううちに、これぞ究極の道州制であると私の確信する主張に出会った。
それが『地域主権型道州制 日本の新しい国のかたち』との一冊の主張である。
著者は江口克彦さん

・中央集権の限界
・国会議員と国家公務員を半減
・そして霞が関と永田町の呪縛から解き放たれた地方自治体がその地ごとに輝きだす道筋を示してくれた。
それでも都市と地方。地方と地方の格差は存在するだろう。しかし自由の格差は消滅する。そして輝くために努力する町や村の人々の姿が見える。

政府は道州制の制度設計を地方の代表を交えて始めるであろうが
群馬県の知事はそこで何を主張するのであろうか。


概要:明治(チョコレート除く)
本文:明治の政府が中央集権国家を作ったのですが、このシステムは東京はなにもしなくても繁栄するのだそうです。
そしてその他は自由すらないのだそうで。
だからこそ地方独立という内容でして。
日本のごみ問題ぐらい大変です。




概要:わかりやすく、おもしろかった。
本文:道州制ってなに?て人お勧めです。
自分もそうだったので、道州制について
よく分かった。

確かに道州制には
未来の日本のかたちをおおいに
期待できると思う。
本当に民主的なかたちだと思う。

だが今の日本人が成功できるかは非常に心配である。

概要:日本の国の形は、自分たちで作っていこう!
本文: 地方分権から地域主権のあり方が問われている中にあって、道州制をも視野に入れた改革論議がすすんでいる。「国がやってくれるだろう」という姿勢では、日本は変わらない。 
 国や地方のシステムが変わるということは、当然権限や財政構造も変化する。議会のシステムはもちろん、首長や議員の選挙制度も大きく変わることとなる。目の前の改善を講じることも必要だが、将来の具体的なビジョンを見極めることを通して、改革の方向性を定めていかなければならない。
 地域主権の立場から、道州制への改革論議を行なっていく際の入門編として、一読しておきたい書です。



概要:今後の日本のあり方を考える上で必読
本文: 都市と地方の格差がこれまで以上に叫ばれる中で、今後の日本をどうしていけばいいのかを考える上で勉強になる本です。『日本の新しい「国のかたち」』というサブタイトルは、まさにこの本が提言したい核心部分と言えるでしょう。

 主な内容としては、主に次の2点。1点目は、筆者の主張する「地域主権型道州制」は具体的にどんな方策をとっていくのか。2点目が、現在の政治・行政のあり方の問題点です。現在の弊害を取り除いた上で、「地域主権型道州制」でどのように取り組んでいくのかが易しく書かれているので、読みやすいです。
 もっとも、筆者の言う「地域主権型道州制」を導入するとしても、制度を有効的たらしめるには前段階として、「既に生じている地域間格差はどうするのか?」という疑問が個人的にはあります。そういった点への詳細な提言があまり見受けられない点、また、地域主権型道州制を導入すれば円満に解決するかのような記述が幾つかあったため、厳しいですが★4つとしました。

 しかし、今の都市の繁栄・地方の衰退という構造を変え、日本全体が繁栄をしていくことを考える上でためになることは間違いないです。また、この本を多くの方が読んで、「地域主権型道州制」であれ何であれ、今後の日本のあり方を考える議論が活発になればと思います。

著書名 地域スポーツクラブのマネジメント ――クラブ設立から運営マニュアルまで――
著者名谷塚 哲
出版社 カンゼン
ASIN 4862550223
装丁 単行本
価格 ¥ 1,785

読後感想

概要:
本文:

著書名 地域からのエコツーリズム―観光・交流による持続可能な地域づくり
著者名敷田 麻実, 森重 昌之, 高木 晴光, 宮本 英樹,
出版社 学芸出版社
ASIN 4761524286
装丁 単行本
価格 ¥ 2,100

読後感想

概要:読み易い入門書
本文:章の最初の方ではエコツーリズムを広範的に捉え,その後段々と細かい話へと範囲を落としていく形式で書かれており,その中でマネジメント側,実施する地域側の立場を分かり易く,体系的にまとめてある読み易い入門書であると思います.もしエコツーリズムがよく分からないという人が読むのであれば,大変分かり易くすんなりと飲み込める内容です.エコツーリズムを題材に論文(環境評価や環境教育の波及効果,観光学的なもの)を書く人が読むのであれば,現場を机上で把握できる点で名著であると思います.

概要:エコツーリズムという観光がわかる本でした
本文: エコツーリズムは時々聞いたことがあったのですが、それがなんなのかはよく解りませんでした。でも、なんとなく、自然大好きの私ならいいか、と思って読み始めたら、これがけっこう楽しい本なのです。
 面白かったのは、本の中にあるモデルのたとえです。8の字型のモデルなのですが、エコツーリズムだけなく、私が中途半端ですけどかかわっている地域づくりにも使える!と思いました。きっと経験豊かなNPOの人たちが大学の先生と一緒に書いたから、役立つし、わかりやすいのですね。
 でも浮かれてばかりでなく、エコツーリズムを地域でしっかり考えなければならないということも解らせてくれる本です。


著書名 地域切り捨て―生きていけない現実
著者名金子 勝, 高端 正幸,
出版社 岩波書店
ASIN 4000238485
装丁 単行本
価格 ¥ 1,785

読後感想

概要:国民の賢者の選択は間に合うか?
本文: 夕張について、北炭やスキー場の破綻を書いたものはあっても、それが三井財閥や松下興産であると本書のように具体的に書くものは少ない。
 同様に他のテーマについても具体的活詳細に書かれ、無名ながら実力のある書き手に金子が場を与えた形となっている事についても、賞賛に値する。
 ベストセラーにルポは少なく、筆者にとって儲かるジャンルではないが、このような良心的な書き手たちがどんどんと出てこなければ、多くの人は、マスコミの表面上だけを捉えた誤った情報に翻弄されてしまうしかない。

 夕張市民が破綻して尚、実現不可能な夢を語る羽柴氏を市長選で次点にしてしまったように、現実に目を背け夢ばかりを追い求めていては、経済大国どころか食うものにさえ困る難民国家になってしまうだろう。
 そうさせないためにも、自分の年金が・・・等というミクロを対象にした怒りでなく、全体像で永続可能な選択に舵を切りかえれる選択をする為にも、本書は必読である。

概要:国の政策の過ちを問う!
本文:今の日本はどこへ向かおうとしているのか、なにを目指してるのか。そう思わずにはいられない今の日本の政策に憂いている矢先に、その在り方を小気味いいほどに問う一冊が本書である。本書はジャーナリストと財政学者である編著者による丁寧な取材によって各地の地域の逼迫した状況を詳細なまでに財政面から切り込んでいる。取り上げているテーマは夕張破綻から、平成の大合併、介護保険、医療政策まで幅広い。それらは読みすすめればすすめるほどにつくづく私たちひとり一人の生活問題であり、「明日は我が身」であることを思い知らされる。
中曽根「行革」の「民活」に始まり、小泉「構造改革」によって一気に加速した「官から民へ」のツケ、「地方分権」の名のもとで地域は切り捨てられる現実を訴える。
あたかもモグラたたきのような政策に危機感を迫り、このままでは「生きていけない」日本の現実をつきつける一冊である。これからの一票を担う一人一人が今の現実をとらえるためにも一読の価値があろう。


概要:10年後、あちこちでふるさとが消えることを予言
本文:財政再建という名の規模縮小と経済政策優先による地域間競争によって、取り残されるところは取り残され、栄えるところはより栄えるようになったのが、2001年以降の日本の社会経済のありようだ。本書は、その「栄える日本(経済性成長そのものは非常に長期に、という意味で)」の裏側にある、「見捨てられた日本」をドキュメントしたものだ。
編著者両名は学者であるが、この本では各地域のジャーナリストと連携して執筆されており、その意味では厳密に学術的著作ではない。感情論的記述もあり、具体的な政策をもっての改良策を提示するものでもない。しかし、むしろ、真摯な怒り、というものは十全に提示されている。金子勝の本領は、まさにこの「怒り」なのだ。そして、その怒りは決して安易な政府批判なのではない。彼は、意図的サボタージュを決め込む社会そのものにその怒りをわかりやすい形で示そうとする。この書はそうしたものだと思う。

概要:現実に目を向ける必要
本文:夕張の破綻から介護保険、地域医療などの身近な問題まで
マスコミで報道されない自治体の実情を綿密に調べあげている。

なぜ自治体が財政難に陥り、住民が苦しまなければならないのか、
その原因を「民」への過度の期待と国の無責任さによって
鋭く、明快に分析していると言えよう。

読みすすめるうちに思わず目を覆いたくなるが、
その理由は多くの自治体が同様の問題を抱えているからではないだろうか。

日々の生活の不安はどこからきているのか、
一住民として何をするべきか、考えさせられる書である。


概要:よくある政策政治批判本
本文:全体的な感想は、芸能関連週刊誌の地域格差に対する政治批判をまとめたような感じ。
細かい部分では、なるほどと思う部分もあったが、提案よりも政策に対する批判が多い。
この本に書いてある通りに実現できれば、それに越した事は無いが、やはり財源不足やグローバル経済の中での競争が厳しい中では、理想論に近い内容だろう。
こういう本(環境とか格差、医療、災害などの問題関連)を読んで思うことは、政治批判ばかりで国民意識への批判のなさ、日本を取巻く全体的な視点がなく、テーマの事だけうまく行けば良いという現実性のなさ。
それが、弱者を擁護して正義を演出しているだけのように見えて、しらけてしまうのが本音。