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著書名 世界のナベアツ写真集『3の倍数と3がつくページだけアホになります』
著者名世界のナベアツ
出版社 ワニブックス
ASIN 4847040996
装丁 単行本
価格 ¥ 1,000

読後感想

概要:不覚にも・・・
本文:誘惑に負け、購入してしまいました・・・。やはりというか、案の定、大笑いしてしまいました。しかし、自分が買ってしまったことをなかなか言い出せないのがネックです。
アホにもアホなりの、ストーリーと言い訳があるのが、なんともいえない一品です。

概要:なかなか面白い
本文:渋い真顔とアホのギャップがいい。
特にビリヤード、バイクで格好よく決まってるのに、アホになったり。
しかし後半は悪乗り気味。裸はまだ許せるとしても、糸氏おむつは一寸引くなあwww

概要:3の倍数の奇跡♪オモロ〜
本文:まさかの写真集です♪
正直…アホらしい内容なのに
なぜか幸せな気分になれるから不思議です。
算数で倍数を初めて習ったとき、
子どもながらに小難しく感じてたのが懐かしい…
まさか3の倍数でアホになる、なんて想像もしてなかったけどね♪


概要:カッコイイです!
本文:アホな顔とときおり見せるダンディな顔、このギャップがナベアツファンにはたまりません!ページをめくるたびにドキドキする一冊です。またこの写真集ですが、過酷な4月の海での撮影などグラビアアイドルには絶対にマネできないナベアツのプロ根性が伺えます!!巻末の本人による解説でより一層たのしめますよ(^^)ナベアツさんご本人がインタビューでおっしゃっていたように、女性もののカバンにもおさまるコンパクトサイズでいつでも持ち歩けるようになっています(笑)是非みなさまのご家庭にも一冊いかがですか?(^^)

概要:どんどん笑いが止まらなくなる
本文:書店ではどこもビニールで写真集がパッケージされていて中が見れない。
見れたとしても一回で見て終わるにはあまりにも、もったいない。
後ろにある「解説文」と写真とページ数と色を、照らし合わせながら見てみよう。
すると、あら不思議〜。
詳しく気にしていなかった新たなるネタふりと見たことないような「ハッピーターン」やら「アホ顔」な写真の絡み具合いに、もう笑うしかない。
単純なようでいて細部まできっちり凝られている高度なお笑い写真集である。
これでたったの千円。コストパフォーマンス高すぎ。さすが千円札の野口くんに似ているだけはある。値段が千三百円じゃないところにも自信が伺える。

著書名 世界を変えた100日 写真がとらえた歴史の瞬間
著者名ニック ヤップ
出版社 日経ナショナルジオグラフィック社
ASIN 4863130503
装丁 単行本
価格 ¥ 2,940

読後感想

概要:止まるところを知らない人間の傲慢さの帰結
本文:大半、一度は見たことのある写真で1枚づつに今更とくに驚きはないが、こうして並べてみると、やはりルポルタージュ・フォトならではの迫力には圧倒されるものがある。
しかし、ないものねだりに属するが、やはり、この分野について、本書には「『ナショナル・ジオグラフィック』誌に掲載された写真」との制約があるため、場所的、取上げたテーマ的、時代的に偏っている限界があり、フォト的にも玉石混交の感が否めない。
同じ事件を扱ったものでも、他のカメラマンが撮影した、もっと優れた作品も少なからず残っているわけだし、意図的に本書がネグレクトしたと思われる主題も見受けられるし、まあ、比較的、現在の「英米的(どちらかと云えばネオ・コンサバティブ的)価値観」に無批判なピックアップになっているところに、「まだ懲りてないの?」的な不満が残った。
いま、時代の勝者に見えたレーガノミックスやサッチャリズムが、音を立てて崩れて行く場面を目の前にしていると、こんなんで好いわけないじゃないか、と感じさせられる。仮に、もう数ヶ月、本書を編纂する時期が遅かったとしたら、事件や写真の選択も、それなりに異なったものになったのではないかと思わせる自己中心的、主観的観点が気になった。

概要:歴史は現在進行形。
本文:確かに、立花隆さんや佐藤優さんが書評で絶賛していた通り凄い写真ばかりです。一枚一枚ページをめくってゆく毎に人間という存在のおかしさとか不思議さを感じました。歴史をたったワンショットで表現している写真というもののパワーを感じます。歴史というものは決して過去のものではなく今現在も歴史は作られているし、それは決して絶えることなくその時代の人たちによって作られる人の物語である、という認識を得ました。買って損のない本だと思います。

概要:読み応えあり
本文:ナショナルジオグラフィック社発行。
写真と文章が、バランスよく配置されていた。文章も読みごたえあり。

著書名 貧困のない世界を創る
著者名ムハマド・ユヌス
出版社 早川書房
ASIN 415208944X
装丁 単行本
価格 ¥ 2,100

読後感想

概要:経済学の忘れもの
本文:

著書名 金を通して世界を読む
著者名豊島 逸夫
出版社 日本経済新聞出版社
ASIN 4532353386
装丁 単行本
価格 ¥ 1,890

読後感想

概要:改めてゴールドの【堅さ】を認識させられた。
本文:

著書名 世界経済危機 日本の罪と罰
著者名野口 悠紀雄
出版社 ダイヤモンド社
ASIN 4478007934
装丁 単行本
価格 ¥ 1,575

読後感想

概要:危機の背景にある構造を捉えた良著
本文:野口さんはこれまでも数多の経済書を執筆されていますが、その中でも本書は、これまでの書の総括も兼ねた幅広い内容となっています。主張のポイントは以下の通りです。

○金融危機に伴う円高により日本の(虚構の)輸出立国モデルは崩壊。
○米国の金融危機には、我が国も円キャリートレード等を通じた「資本供給」という形で加担。
○我が国が危機を乗り越えるためには、円高下でも収益が得られるような経済構造の転換及び貿易収支依存から所得収支依存への転換等が重要。

これまでの書籍で語ってきたことを、今回の金融危機の発生と整合的に改めて語ることができているということは、著者の経済現象に関する分析や論理構成が正しいことを示しているといえると思います。

1500円を出す価値は十二分にあります。今回の金融危機の本質や日本経済の今後の在り方について考えを巡らせるためのたたき台として、一人でも多くの方に読んでいただきたいと思います。

概要:以前からの主張を裏付ける一冊
本文:著者は以前から、日本も金融部門を強化すべきだと言うことを述べていました。(モノづくり幻想が日本経済をダメにする―変わる世界、変わらない日本)
論点は多岐に渡りますが、主な主張は下記2点で、いずれも説得力のあるものとなっています。
・2008年中盤からの経済危機によって、金融が未発達であるがゆえに日本の方がアメリカよりも深刻な危機にさらされていう主張。
・混乱を起こした犯人はアメリカだが、日本や中国という協力者がいたからこそバブルが生まれたという主張。

(前著)と合わせて読むと、主張がよくわかると思います。



概要:鮮やか??
本文:「鮮やか??」って?をつけたのは、もう僕の知識ではこの分析が正しいのかどうか判断不可能の領域に入っております故。ただ、一刀両断にバサバサ切ってしまう鮮やかさには拍手を送りたいと思います。経済と言うのは時として過酷なことを強いると思うことがよくあります。果たして日本が製造業立国から脱皮し、世界から労働者を受け入れ、逆に日本人が海外に自由に働きに出て、米を自由化して農家を廃止し、・・・なんてことを日本の政治家が出来るのかな??と思います。どうしないと日本は生き残れないかという方向性はもう出ていると思うのですけど、多分、ようしないでしょう。日本は滅んでいく方を選ぶような気がしとります。

著書名 世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select)
著者名堀 紘一
出版社 PHP研究所
ASIN 4569705456
装丁 新書
価格 ¥ 1,000

読後感想

概要:金融資本・産業資本の整理が秀逸
本文:著者の堀さんが年越しの「朝まで生テレビ」で本書を宣伝していたのについつい引っ掛かり、購入してしまいましたが、その内容は金融業界のさまざまな現場を経験してきた著者だからこそ書ける充実したものでした。

投資銀行で働く人々の考え方、投資銀行のビジネスモデルが孕む危険性等が生々しく描かれています。

個人的に秀逸と感じたのは、金融資本及び産業資本の概念整理の箇所です。いずれも良く耳にする言葉ですが、私はそれぞれが何を指しているのかいま一つ理解できていませんでした。著者は、産業資本を実物経済に直接的に用いられる資本と定義する一方、金融資本を、1.発行市場、2.流通市場、3.デリバティブ・証券化市場の3つに分類します。

発行市場(社債や株式の発行等)は、そこで調達した資金を元に産業資本が蓄積されるという意味で産業資本と密接に関係していますが、流通市場、デリバティブ・証券化市場においては産業との結びつきが希薄になっていきます。そして著者は、今回の金融危機の原因が、産業との結びつきが最も希薄なデリバティブ・証券化市場の肥大化であると結論付けます。

この部分には10ページ程度しか割かれていませんが、著者の本質的な理解を示している部分であり、一読の価値があります。

価格も1000円とお手頃なので、一人でも多くのビジネスパーソンが本書を手にとられることを期待します。

概要:この本で金融資本主義の実態がわかる!
本文:2008年秋以降の世界金融危機をテーマにした本を何冊か読みましたが、この本が一番わかりやすく、内容がスーッと頭に入った本でした。
平易な言葉で書かれていて、例えもわかりやすいと思います(例:CDO=鳥インフルエンザが混じった肉で作ったハンバーグ、等)。
特に、著者が会長をしている企業(ドリームインキュベータ)へ、ヘッジファンドから圧力があったくだりは真実味があって、ヘッジファンドがどんなことを考え、どのように行動しているかを垣間見せてくれます。
著者の主張は、日本人は「金融資本主義」と決別し「産業資本主義」を推進せよ!ということであり、この本を読めば素直に納得できます。

概要:現在の世界金融危機の犯人はインベストメントバンクやヘッジファンド達だ。
本文:現在の世界金融危機の原因となった金融工学を駆使したサブプライムローンなどの金融商品、そして、それをいかにも葵の御紋のごとく、安全性が高いように顧客に印象づけるため、インベストメントバンクなどと癒着した単なる民間会社に過ぎない格付機関の暗躍。CDSやCDOのからくり、今回の金融危機の犯人であるインベストメントバンクとヘッジファンドのここ10年程度の驚くべき手口の数々をわかりやすい表現で説明いる。

なお、本書に出てくる手口や構図をさらに詳しくわかりやすく理解するには、朝倉慶著「大恐慌入門」を読まれることをお勧めします。

概要:どうなって行くのだろうか?
本文:もし、このサイトに書かれているように、”地獄はこれから”などというアホなことを述べるのなら、政府自体が本当に打つ手を考えなくては本当に資本主義自体が危ないのではないだろうか?今、どうせ世界中おかしいのなら、本当に世界が手を結ぶのは今ではないだろうか?国境も越え、裕福も貧しいもない本当の世界の姿を見せる時ではないのだろうか?多分、そうできないのが今の国際情勢だとは思うがグローバルな時代に何か世界が一丸となってやれる事がないだろうか?私は世界が手を取り合うという神の試練であってほしい。

概要:金融資本主義(=強欲資本主義)の実態を数時間で理解できる本。
本文:「強欲資本主義 ウォール街の自爆」を読んで、今回の景気の大混乱を招いたウォール街の実態について分かっていたつもりでしたが、金融工学が生み出した"鬼っ子"たち(サブプライムローン、CDS、CDO...)についてはよく理解できていないままでした。本書を読むとスッキリと分かりましたが、同時に「なんでこんな厄介なモノを作って、世界中にバラ撒いたんだ!」という憤りを覚えました。チェルノブイリ原発事故が起きた時に、ソ連共産党は放射能で汚染された肉をソ連国内に最大限に分散させ、肉製品(ソーセージ・缶詰等)の加工時に正常な肉10に対し汚染肉を1の割合で混ぜるように勧告した(→こうすれば"放射能"は薄まる)という話を読んだことがありますが、本書で説明されているCDOは正にそんな類の代物であることに気付きます。(薄くなっても毒は毒!) この手のモノがはびこった御蔭で、実世界のお金の総額より虚の世界のお金の総額の方が大きいなんて「ありえへんっ!」(by "キム兄")
通常のTVニュースは偏っていて、こういう小難しい話を突っ込んでしていません。歯痒さを覚えますね。(一般視聴者には難しすぎる内容で視聴率が取れないからなのでしょう。或いはスポンサーの影響? それより扇情的な内容のニュースを流して視聴率を稼ぐ傾向が高い気がして、辟易します)
この意味で、ある程度のリテラシーをもつ読者なら理解できる本書を緊急出版された著者に敬意を表します。金融に詳しくない読者(私)でも数時間で読める内容です。投資銀行・ヘッジファンドの実話もギリギリまで頑張って書かれたのだと思います。
「面白きこともなき世を面白く」(*)と高杉晋作が詠んだ幕末の騒乱時代のように、今まさに金融資本主義崩壊という"パラダイムシフト"を迎えようとしています。実体経済まで調子悪くなって、大混乱もいい処です。そんな折、本書の内容を知っているか知っていないかは大違いだと思いますょ。(*)の下の句は「住みなすものは心なりけり」ですからね。

著書名 クラウド化する世界
著者名ニコラス・G・カー, Nicholas Carr,
出版社 翔泳社
ASIN 4798116211
装丁 ハードカバー
価格 ¥ 2,100

読後感想

概要:IT業界必読本
本文:最近「発電機モデル」とか「発電所モデル」とかの言葉をよく聞きませんか?
特にガートナーグループではこの言葉をよく引用しています。
その意味は何か?それがこの本の内容です。

この本を読めばよくわかりますが、ITの変遷と電気に関する変遷は似ているのです。そこで登場するのが「発電所モデル」。

これだけIT業界の言葉として浸透しているのですから、この本を読まなければその話題についていけないということ。絶対読んでおくべき本です。

概要:クラウド化とは何か?
本文:クラウドコンピューティングの現状について書かれた本。
さまざまな視点から考察がされており,クラウドを取り巻く現状を理解するには最適の一冊である。
IT業界にかかわる仕事をしている人にはどなたにも一読をお薦めする。

本書は二部構成からなる。
第一部はクラウド化する様子を過去に電力が工場ごとに小さな発電機を備えて使用していた状態から外部の大きな発電所からの送電を利用するようになった様子をなぞりながら詳述している。

第二部はクラウド化が進行中であるインターネットの現状について述べられている。インターネットの発展により弱体化した活字業界,
同じ嗜好の人間と容易に閉じたコミュニティを形成できるために生じるコミュニティの断片化,少人数で巨大な利益を上げることが可能になったために起きた富の格差など現在起きている様々な現象が分析されている。

非常にさまざまな角度から現在のクラウド化の状況を取り上げており,考えてもみなかった知見が得られることが多い作品である。

概要:レビューは賛辞の嵐である、、理解できぬ私は滅ぶのか?
本文:池田信夫blog推薦図書。
いまやテレビのニュースでも、クラウドコンピューテイングを取り上げるようになったが、その意味と現状と将来展望を綴った書。ただし、ただのサラリーマンが読むには難解。

著者は黎明期の電力供給の歴史を例えに上げて、「それくらいの大変革が起きようとしている」と警告を発している。

本書の内容があまり理解できなかった私は、滅び行く人類なのか?考えさせられた。

概要:技術革新、変革に対する目配りの大切さを再認識
本文:コンセントをつなげば電気が使えるように、インターネットにつなげば必要なサービスを使えるようになる世界がやってくる。
そのメリットばかりでなく、デメリットもきちんと示してくれ、いつ、どこまで実現してどこまで浸透するのかはおいておいても、技術革新、変革に対する目配りの大切さを再認識。お勧めです。


概要:今後のネットのキーワードは、「クラウドコンピューティング」
本文:セールスフォースが、グーグル、アマゾン、フェースブックと連携して、クラウド基盤を構築しつつあるようです。
Windows Azure(アズール)も、クラウドを意識しているようです。

インターネット世界での今後のキーワードは、クラウドのようです。
インターネットにご興味のある方、お読み下さい。



著書名 世界金融危機 (岩波ブックレット)
著者名金子 勝, アンドリュー デウィット,
出版社 岩波書店
ASIN 4000094408
装丁 単行本
価格 ¥ 504

読後感想

概要:悪乗りしすぎ
本文:悪乗りしすぎであるが一理ある部分もある。
したがってある程度の知性がある人が読まないと間違えて理解してしまう。
影響されやすい人、知識や情報を客観的に全体の中で意味づけをできない人は詠むべきではない。
だが500円の価値はあると思う。

概要:薄い冊子ながら、今起こりつつある危機がどのようなものか、そしてこれからどのようなことが予測され、我々はどのように対処していけばよいのか、しっかりと書かれている。
本文:本書は、著者が雑誌「世界」に2008年7月から10月まで連載した記事をまとめたものである。そういう意味では、表題の通り、今まさに起きつつある金融危機を生々しく論じ、臨場感のある冊子に仕上がっている。

著者の指摘は、鋭くかつ的確である。
今回のリーマンショックによる危機が表面化し、実体経済に影響が見られるようになる以前から、信用収縮は企業倒産をさらに増やすとしていたが、現実に指摘の通りの動きになっている。
また、米国中心の「金融資本主義」は破綻しつつあり、我々は今大きな歴史の波動の中に生きているという。

では、直面する経済危機に日本はどう立ち向かうべきか。著者は、自然再生エネルギーへの転換を進め、環境エネルギー政策で雇用を作り出す環境エネルギー革命をあげている。

薄い冊子ながら、今起こりつつある危機がどのようなものか、そしてこれからどのようなことが予測され、我々はどのように対処していけばよいのか、しっかりと書かれている。

概要:濃厚な金融危機論
本文:問題点と内容を絞りに絞った濃厚な味わいを持つ金融危機論です。以下要点をまとめてみました。
ご参考にどうぞ

第1章「影の銀行システム」の崩壊
   銀行、証券会社は本体以外に運用会社を持ち、証券による信用創造機構を作っていた。
   この運用会社は、本体の連結対象外、プロ同士相対取引、FRB、SECの監督規制外
   という特色を持っていた。
第2章つぎの津波がやってくる
   87年のブラックマンデー、98年のLTCMの危機では実体のバブル崩壊とずれが
   あったが、今回の危機では信用収縮と住宅バブル(実体のバブル)の崩壊が同時に
   起きており、信用収縮と景気後退の悪循環が始まっている。
第3章ガス欠とオーバーヒート
   世界はエネルギー転換という長期波動と「金融資本主義」の破綻という長期波動が同時
   に起きており、それは資産価格デフレと資源インフレが同時進行するという異常事態を
   引き起こしている。
第4章世界は壊れそうだ
   不動産バブル崩壊は続いている。自動車バブルも崩壊し、米国の消費不況がグローバル
   不況になりつつある。問題はそれが10年不況となるかどうかだ。

以上を読み返すと資源インフレの部分は外れはじめているようだが、それでもなお本書は、
その価値を失わない。良書だと思う。           

概要:既に古い?
本文: ここに書かれている事は、2008年11月現在、当然のことながら既に過去のものとなっている。本書が書かれた後、アメリカ政府が米国議会下院の否決を繰り返すという異例の苦渋の決定の後、資金が逼迫した金融機関への公的資金(Tax Payers' Money)75兆円強の投入を決定したこともあり、G7なり、G20なりのサミット等々等々もあり、毎日のようにころころと状勢は変わっている。

 しかし、本書はサブプライム・ローンの成り立ちについて、実に巧く説明しているという点から高く評価できる。
 良かれ悪しかれ現代資本主義を牽引してきたアメリカ資本主義の発展とその暴落というその金融メカニズムを短期間に理解する事ができる。

 時事問題に悩む今年の「シューカツ学生」にとっては、必読の経済書でしょう。

概要:アメリカの金融資本主義の崩壊は始まったばかり。この不況は深くて長いものになるだろう。
本文:今回の金融危機を収めるためには、アメリカの不良債権額を確定させる
ことが不可欠と金子さんは説く。

なぜならば、不良債権の金額が確定しなければ、いくら公的資金を
投入しても、世の人々の金融機関への信用は戻らないからである。

今回の、金融危機への対処が難しいのは、アメリカの”投資銀行ビジネスモデル”
の暴走が、不良債権額の確定を困難にしているからだ。

金融工学を駆使し、あまりに複雑な証券化を進めたためになかなか、損失額を
確定ですことができない。

おまけに、銀行や投資銀行の下には、連結決算対象外のヘッジファンドや
SIV(投資専門のための会社)が、無数にあり、膨大なハイリスクの証券取引を
行っている。

これらの存在は、連結決算対象外であるため、高度な”飛ばし”が膨大にあると
いうことである。

これら”闇の銀行システム”とも言うべきものたちが、現在、資金ショートを
起こし崩壊の危機に直面しているのだ。

FRBによれば、”影の銀行システム”の規模は10兆ドル規模に及ぶと言うが
本当の規模や闇の深さは誰にもわからないし、それらに手をつけたとき、経済や
金融が一体どのようになるのかは想像の世界でしかないのが現状だ。

今、世界中で、金融危機への対応を必死で行っているが、私はもう手遅れで
既に、恐慌状態に突入してしまったと思う。

地震であれ、ハリケーンであれ、起こるものは起こる(今回のことは人災だが)
たとえ、80年前のような大恐慌が来たとしても、それはそれとして、覚悟を
固めて生きて行くしかない。今は、その人その人の”覚悟”が問われている
時だと思う。

なお、本書の理解をより深めるためには、ソロス著「ソロスは警告する」副島隆彦著「恐慌前夜」、竹森俊平著「資本主義は嫌いですかーそれでもマネーは世界を動かす」、ラビ・バトラ著「2010年資本主義大爆裂 近未来10の予測」、藤原直哉著「2009年世界大恐慌」及び船井幸雄著「2009年資本主義大崩壊」が参考になると思われる。

上記のいずれの本にもレビューを書かせていただいたので
ご一読いただければ幸いである。


著書名 「大恐慌」以後の世界 (光文社ペーパーバックス)
著者名浜田和幸
出版社 光文社
ASIN 4334934528
装丁 単行本(ソフトカバー)
価格 ¥ 1,000

読後感想

概要:★今後の世界動向と日本の立場を考えさせられる一冊
本文:再生紙を使用した軽量な装丁に対して、内容的には極めて重量感のある一冊である。(皮肉ではなく称賛)最初は、週刊誌の記事を読むような気軽な感覚で読み始めたが、読み進めるうちに多くの事実に気付き、考えさせられることも随所にあった。(内容盛り沢山)
行き過ぎた市場原理主義の申し子ともいうべき金融工学を振りかざして、人間の金銭的な欲望の極みを追求したウォール街の投機関係者、それを結果的には側面から支援した日本の低金利政策、ロシアや中国の政治的な意図の強いニューパワーの台頭等、この世の中の事象は複雑に絡み合い、何が原因で何が結果であるかは一言では表現できない。そういうことを広く学ばせてくれる意味でも本書の意義は大きい。

そのようななかで、本文中でも指摘されているように日本に欠けている戦略として食糧とエネルギーの安定確保がある。世界各国がこれを最重要政策に掲げているのに対して、日本の脳天気さには危機感を感じざるを得ない。

一方、金融危機で世界全体が暗い雰囲気で覆われているなか、インドのミタル製鉄の若手後継者のアディチャ氏が言うように、世界にはこれから工業化社会に突入しようとする20億人を超える人口があり、新たなビジネスチャンスがあることも事実である。今回の金融危機の対症療法で各国が発行した大量の紙幣が、将来の大インフレを惹起し、加えて地球規模での異常気象や人口増加による大きな悲劇(戦争も含め)を引き起こさないように英知を注ぎながら、前述の人類的課題の解決(富の普遍化&不偏化)に世界が向かっていく必要があるだろう。

また、米国の会計検査院が事実上の破綻宣言をしたドルがこの先も国際基軸通貨であり続ける可能性は低い。米国が自国通貨のデフォルトを宣言する代わりにルールメーカとして、自らに都合のよい新通貨制度を創設しようとする動き(アメロ)は軍事的、政治的なパワーを背景に今後一層現実味を増してくるのではないか。困難な課題に長期間に渡って辛抱強く取り組むよりも、ダイナミックなアイデアにより過去を一掃できる荒治療を米国が選ぶ可能性が高いような気もする。一方で、世界には米国の意志に関わらず複数の通貨がブロック圏のように共存する政治的&経済的な環境も進展しているのも事実であろう。

従って、今後世界の通貨制度は相対化の時代を経た後、IT技術を駆使した従来のドルに代わる『新・世界共通通貨構想』(デジタル・バーチャルマネー)なるものが近未来に実現されるのではないか。(兌換制度、金本位制への復活は金の絶対供給量の制約からみて現実的ではないと感じる)本書のサブタイトルは『多極化かアメリカの復活か(The Next New Order)』であり、これは世界各国が保有する外貨としてのドルの価値防衛策や、後継通貨に対する各国の思惑が複雑に絡み合って進展するだろう。その荒波のなかで日本の国益と個人の資産を守るための知恵が今一番必要とされている。

概要:これからの日本を考えるうえで必読の書
本文:あの9・11が起きて間もないときに、「アフガン暗黒回廊」その後加筆された上で「ブッシュの終わりなき世界戦争」に改題された著者の本を読んで以来、浜田氏のファンになった。既にその時点で、9・11がインサイドジョブであること及び中近東と中央アジアで石油獲得のための戦争を起こすことも言い当てた。今回、サブプライム・ローンに端を発した米国経済の破綻は、世界経済を1929年に発生した大恐慌以上の恐慌におとしいれることになるということを、筆者は圧倒的な筆致で説明をしていく。戦後の世界の経済を規定していた、ブレトンウッズ体制がやがて崩れて、新たな枠組みを必要となるであろうということがわかる。アメリカ国債とドルがこの恐慌の解決と借金返済のために大量に発行されている。アメリカはその膨大な借金返済のために、ドルを大幅に切り下げざるを得ない。あるいはドルがカナダと米国とメキシコ共通の通貨としての「アメロ」に切り替えられて、借金棒引きとされるかもしれない。そのような状況下で、日本は「アメリカとの関係をゼロから再構築できる」チャンスであり、その国家戦略を再構築すべきであることも説かれている。まことに、示唆に富む書物だと思う。

概要:思考停止になる
本文:大げさかもしれないが、ジョージ・ソロスですら、
予見していてもはっきり断言するのをためらうような内容を
大胆に告げているのではと思いながら読んだ。

最悪なシナリオも告げているので、どういう反応をしたらいいのやら、
もう思考停止状態となる章もあった。

経済には詳しくないので、
ドルがいかように世界を巡るのかという仕組みはわかりやすかった。
しかし、日本は税金をせっせとアメリカに渡し、それでアメリカは潤いバブルが膨れ上がったとは。
「対岸の火事とは言っていられない、
というレベルで、金融危機をみてはならない。
世界はつながっているのだから」
と諭された。

今後、わが国はかつてない不況に見舞われるとともに、
食糧とエネルギー不足にも陥る可能性が高いことも懸念されている。
今ですら不況で、また就職氷河期に入ろうとしている。
派遣社員の大量リストラもなされ、正社員のリストラもはじまっている。
うーん、もっと酷くなるなんて想像できない。

また、次のことも熱筆されている。

1.どんなシナリオが予見できるか
2.現在そのシナリオのどの段階にあるか
3.段階ごとに何が起こり得るか

中国、ロシア、インドの動向や狙いも見た結果、予見したことも書かれ、
「第3次世界対戦」なんてコトバがとうとう出てきてしまった。
できることならハズれてほしい。

福田前首相が政権を放り出した理由も考察されており目にウロコとなる。
全体的に衝撃的すぎた。

著書名 ローマ亡き後の地中海世界(上)
著者名塩野七生
出版社 新潮社
ASIN 4103096306
装丁 単行本
価格 ¥ 3,150

読後感想

概要:『ローマ人の物語』と『海の都の物語』の空白期間を埋める作品
本文: 聖戦に名を借りたイスラム教徒による海賊行為に苦しめられたローマ亡き後の地中海世界で、イタリアの海洋国家都市が力をつけて、サラセンの海賊を駆逐し始めるまでを描いている。やや、テロとの戦いや拉致問題などの話に引っ張られるているのかな…と思ってしまうような記述もありますが、異教徒を、まあ殺してしまえ、という『コーラン』の内容もあるから仕方ないかな、とも感じます。

 下巻の目次も発表されていまして、それをみると、西欧が徐々に地中海世界を取り戻し、「レパントの海戦」でトルコに勝利し、やがて大西洋に出て行くというところで終わるのかな、という感じです。

 塩野さんの作品ではローマを除けば最高傑作だと思うヴェネチア共和国を描いた『海の都の物語』にもチラッと海賊の話と対トルコ戦争は出てきますが、ヴェネチアが相手にした海賊はスラブ民族ですし、雌雄を決したのも"原アラブ"ではないトルコです。ですから『ローマ亡き後の地中海世界』は『ローマ人の物語』と『海の都の物語』の空白期間を埋める作品とも言えるかもしれません。それにしても、その空白期間というのが、これほどイスラムによる海賊行為に彩られていたとは、ちょっと驚きです。

概要:西地中海の海賊の横行を視座に据えた新鮮な中世史
本文:海を巡る歴史に造詣が深い著者ならではの、新鮮な中世史の読み解き方が提示される好著だ。扱う時代はイスラムの台頭から始まるが、ある1つの国・王朝の興亡をじっくり説く本ではない。8〜15世紀を中心に、イスラム化された北アフリカから出撃する海賊がヨーロッパの西地中海沿岸、特にイタリア半島の南部及びティレニア海沿岸、シチリアにどれだけ甚大な損害を及ぼしたか、それに対してキリスト教国はどのように防衛・反撃したかという大きな歴史の流れが叙述される。十字軍やノルマンの地中海進出にも触れているが、それよりも名もなき貧しい人々がどれほど苦しめられ、北アフリカに拉致された人々はいかに悲惨な目にあったか、最初は組織的な反撃ができなかったキリスト教国がやがてイタリア海洋都市国家の勃興とともにどのように反撃、あるいは拉致被害者を救出するようになったか、そして拉致被害者の救出のために献身的かつ非暴力の活動を継続した「二つの、国境なき団体」の歴史に重点が置かれている。ヨーロッパ中世史に関しては英・独・仏に目がむきがちだが、海賊の脅威が西地中海沿岸諸国にこれほど大きな影響を与えた(例えば産業・交易の衰退という中世の特徴を形成する一因となった)ことを本書は教えてくれる。結局はキリスト教対イスラム教という一神教同士の対立に帰着するのだろうが、ある時期シチリアで2つの宗教が共生できた歴史的事実は重要。著者は現代も愚行を繰り返す人類の将来に全く希望を持っていないとは言えないだろう。シチリアに比較的多くの頁を割いてその歴史を熱く語る著者の姿勢からそう思う。最後に、本書は本文303頁、イタリア沿岸の海賊監視塔であった「サラセンの塔」の詳細な分布地図と代表的な塔の風景写真がカラー刷りで32頁、そして年表付き。紺碧の海の美しさと廃墟となった塔の対比に諸行無常を感じる。

概要:塩野氏は問う。人類は進歩したのかと
本文:「ローマ人の物語」15年間を通して塩野氏は、常に疑問を呈していた。「人類の進歩」なるものについて。
 だから、ローマ人の帝国があれほど大をなし、かつ人類に多くの偉大な教訓を残した最大の理由を塩野氏は端的にこう表現した。

「人間という生き物の本質に、全く幻想を抱かなかったからだ」と。

 だから、

 全盛期の民主制アテネを見ても、民主主義の華やかさに惹かれることもなかった。

 民衆に現実以上の認識能力を要求することが前提の民主制の欠陥に、無意識にしろローマ人は気づいていた。
 
 ローマ人は、統治能力を問題にしても、統治理念には拘泥しなかった。


 また唯一絶対の正義や神意、真理の追求などという不毛な思索には、全く興味がなく、

 だから、

 異なる宗教や文化を根絶する発想など、どこを押しても出てこなかった。


 しかし、ただの一行で書けるこのことを、その後の人類は全く理解出来ないまま、二千年が過ぎてしまったのではなかったか。
 現代の我々とて、同じだ。

 異なる一神教同士というどちらかが消滅しない限り本質的に解決がありえない争いは、現在に至るも出口すら見えない。
 宗教の狂信には一見無縁の我々日本人も、政治においては結果よりプロセスに拘り、統治能力よりも空虚な統治理念に拘泥する愚から逃れられていない。特に安全保障については、もはやほとんど宗教的な反応しか出来ず、現実を思考する能力すら喪失してしまった。(元々、民族性として不得手ではあったが)

 塩野氏は、冷徹に、辛辣に書く。「平和は余りにも重要で、だからこそ平和主義者には任せてはおけない」と。


「ローマ亡き後の地中海世界」は、現実的なローマ人亡き後の、異なる二つの文明の不毛な争いの物語である。
 そこに、ローマ人の物語の10巻までにあった高揚感や充実感はない。人間の救い難い狂信、妄信、無邪気な無知と偏狭な善意が招く、無常観が漂う暗黒の中世史である。ゲルマン民族の侵略を「民族の大移動」等と偽善的な表現をせず、「蛮族の侵入」とはっきり書いた塩野氏である。今回も、その冷徹な視点は健在で、はっきりと「暗黒の中世」と言い切っている。

 しかし、ローマ帝国史の高揚感、充実感がなくても、別な意味の歴史の面白さ、というか大切さが本書にはある。
 これもまた人間の所業なのだ。こういう人間と歴史の現実を直視することこそ、大切だと思うからだ。
 特に我々日本人ほど、過去の歴史を冷徹に直視することが下手な民族も少ないと思えば、尚更本書のメッセージの重要性も増すというものである。

概要:塩野七生の光と影
本文:ローマ人と過ごした至福の15年も終焉し、
心に穴が開いてしまったようだった。
そこへ来てローマ亡き後の地中海世界・上下巻の刊行は
小躍りしたくなるような慶事だった。
発売の初日に喜び勇んで都心の書店に駆けつけた。
終わってしまった筈のこの恒例行事をもう一度することができた。
なんという贅沢。塩野先生、最高だ。

刊行の記者会見によると、
「守らなければならない法も、そして倫理もなくなったのが
中世という時代。そういう時代には何が起こるのか?」
というテーマを上・下巻に分け、切り口を変えて扱うという。

本書は、ローマ世界の終焉、特にスティリコの死以後と同じく、
ある程度覚悟を決めて、腹を据えて読み込むべきだと思う。
振り返れば、第15巻・ローマ世界の終焉は
虐殺・略奪・暴行・劫掠・都市抹殺・民族浄化と、
人間の所業に絶望するような記述が、これでもか、これでもかと続いた。
ページを捲る度に何千、何万人と罪無き庶民が殺され、財産を根こそぎ奪われていく。
海の都の物語の最終章、ヴェネツィアが死に至るまでの細密で緻密な記述を
更に恐ろしくしたような巻だった。

ローマ亡き後の地中海世界も、その延長線上にあるといっていいと思う。
巻末にある美しい写真の数々には「希望はどこにもない」という一文が添えられている。
本書を象徴するような、この美しい景色と虚無の落差はどうだろう。
ここで少しだけ頭に過ぎったのは、(作者の頭中も掠めたと確信するが)
せっかく刊行するなら、他に英雄が勇躍する歴史物語はどうなのかということ。
(アレクサンドロスで永遠の若さをテーマにするのは時期尚早なのですか?)
また前々から思うのは、海の都の最後といい、ローマ人の最後といい、
塩野先生と付き合い、別れる男たちは皆、最後はあのような、
これでもか、というくらいの恐ろしい目に遭ってしまうのかということ。

もうひとつ、ローマ亡き後は、五丈原の孔明の死以後の三国志の記述も連想させる。
五丈原以後の三国志は、それまでの英雄が勇躍する物語から一転し、
裏切りと権謀術数の三国志へとガラリと変わってしまう。
手に汗握る知略の激突はもはやなくなり、無常観だけが三国志世界を覆う。
三国志の作者はこの無常観を本編として描きたかったために、孔明の死までの
諸侯の英雄譚を予告編として長々と記述したともいわれる。
「ローマ亡き後の地中海世界」をいきなり刊行しても商業ベースには乗らないだろうと
いうことは、冷徹な作者が誰よりも一番わかっていたことだと思う。
「ローマ人の物語全15巻」があって、はじめて刊行可能だったということを。
作者もまた、ひとつの目的だけでひとつのことをする人では
ないということを改めて痛感させられた。
三国志といい、ローマ人の物語といい、両者とも予告編が凄すぎる。

***
歴史は人間の所業だと作者は説く。
見たくない現実も直視しなければならないように
見たくない歴史も直視しなければならないと、問いかけでもしているようである。
「英雄を愉しむばかりが歴史ではない」「歴史も人間も綺麗ごとばかりではない」
「恋愛にも似て、人間性には光もあれば、宿命的に内在する漆黒の闇もある」
という、魂の叫び声にも似た何かが本書からは聞こえてくる。
意図的かどうかはわからないが、ローマ亡き後の地中海世界に、
「カエサル」の文字は見当たらない。