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ブーリンの姉妹

」に関係する書籍

著書名 ブーリン家の姉妹〈下〉 (集英社文庫)
著者名フィリッパ グレゴリー
出版社 集英社
ASIN 4087605612
装丁 文庫
価格 ¥ 840

読後感想

概要:歴史をよく知らない私でも楽しめた。
本文:

著書名 ブーリン家の姉妹〈上〉 (集英社文庫)
著者名フィリッパ グレゴリー
出版社 集英社
ASIN 4087605604
装丁 文庫
価格 ¥ 880

読後感想

概要:カリオストロ伯爵夫人もびっくり
本文:全体の半分ぐらいまで読んだところで映画を見てきました。原作では、男性陣はともかく、姉妹の母親の態度が冷たすぎて、映画版の方が救いがありました。メアリー自身もアンの失敗を願うようなところがあって、特に上巻では、そんなに性格が良いようにも見えません。ただ、下巻に入って、現代の私から見ると唯一の普通の人と言ってもよい、メアリーの2番目の夫になる人が出てくると、だいぶ読みやすくなりました。

決してヘンリー8世を擁護するつもりではないのですが、彼が外国へ出征する際に全権を委任していった王妃は、6人のうち、スペインのイザベル女王の娘である1番目のキャサリン・オブ・アラゴンと、身分はそれほど高くはなかったものの賢妃として名高い6番目のキャサリン・パーの2人だけだったそうです。意外と、人を見る目はあったのかもしれません。ちなみに、キャサリン・パーのおかげで、エリザベスも教育を受け、女王になることができました。

概要:読んだ!!と思う作品
本文: 歴史ものは好きですが、堅苦しくて読みにくいのはちょっと……と思ってたけど、これは大丈夫でした。この時代の物語は特におもしろいですね。

 アンとメアリーの愛憎は素晴らしいの一言。女の汚さ、醜さ、ずる賢さがよく出ていました。本当に容赦なく。メアリー視点で語られるのでアンの心のうちは正確にはわかりませんが、傍観しているだけでも十分に痛々しい。彼女がどんどん上り詰めていき、そして転落していく人生劇にはただただ圧倒させられました。歴史は知ってるから結末は予想ついてるのに、なぜかページをめくる手が止まらなかった。下巻は特に怒涛の展開で時間を忘れました。

 アンとメアリーの兄、ジョージはほんとよかったな。彼はかなり好きな人物でしたね。悲劇に終わると分かっていたけど、目が離せなかった。
 
 この時代の宮廷のどす黒さというのもひしひしと伝わってきました。たった一人の男(王様)のご機嫌取りにみんなが目を光らせ、家と家がぶつかり合い、女たちは彼とベッドをともにして男の子を産むことに執念を燃やし……。アンもメアリーもジョージも、たくさん罪は犯したけれども一方では被害者だった。彼らの親があまりにも平然としていて薄気味悪く感じました。

 ヘンリー八世は前から嫌いだったけどますます嫌いになった(笑)まあ、王様なんてあんなもんかな?
 
 歴史は本当に面白い。それを再確認させてくれた作品です。できれば、この作者の他の作品を読みたいんだけど洋書でしかないのかな。。。がんばって洋書にチャレンジするか、翻訳が出るのを待つか……。エリザベス女王の物語とかすごく興味があるんですが。

 とにかく面白かった。映画は見てないけど、見なくても十分楽しめた。映像もないのにこれだけ面白いんだからぜひ読んで欲しいです。

概要:権謀術策と女性たち
本文:この物語は、後のエリザベス一世の母親アン・ブーリンとその妹メアリー・ブーリンのヘンリー八世を巡る愛憎劇を、メアリーの目を通して描いています。

この本を読んでいると、イギリス王室の宮廷生活の様や、その勢力争いの状況、王の寵愛を受けようとする女性たちの様子などが良くわかります。
そして、それは平安朝時代の日本における藤原氏の勢力拡大の様を見ているようでもあります。

それにしても、この当時の女性は子供を産む機械であり、一家の勢力拡大の道具でしかないことを、改めて感じます。
結局、アン・ブーリンも意識の高さで、国王まで動かしてゆくのですが、逆に、その王によって断頭台の露と消えます。
このあたりのメアリーをサポートしていた時と自らが王妃になってゆく過程、そして王の寵愛を失ってゆく過程が、詳細に描かれています。
その点は、メアリーについても同じです。

それにしても、この一家の隆盛のための権謀術策には、なんとなくユーモアさえ感じてしまいます。でも、それは現代の社会で生きる人間だからそう見えるのでしょう。

イギリス王室を理解する上で、なかなか興味深い作品でした。

概要:実は洋書で読んだのですが
本文:実は日本語版を読んでいません、すみません。

英語原作を読んでから映画(国際線飛行機の中で日本語吹き替えで)を観ましたが、個人的には映画は物足りなくて、原作のほうが断然面白かったです(衣装や配役はとても良かったですが)。
確かに、映画よりドロドロですが、深みがありますよ。
映画化されたので日本でも翻訳が出ないかなと思っていたのですが、やっぱり出たんですね。
これで洋書を読まない人にも読んでもらえるので、良かった良かった。

この物語は史実に沿ったフィクションです。
大河ドラマのように歴史上の結末は分かっているのに、面白い。

上巻はアン(ナタリー・ポートマン)が表紙のようですが、主人公は下巻の表紙のメアリー(スカーレット・ヨハンソン)のほうです。
歴史的に有名なのはアン。超有名なのですね・・・・。
自分はアン・ブーリンのことを全然知らずに読んだのですが楽しめました。

16世紀イングランド、ヘンリー8世の治世。
ヘンリー8世には長く連れ添った立派な妃、その間に生まれた王女がいるが、跡継ぎの王子に恵まれない。
豪華な宮廷文化と恐ろしい権力闘争を背景に、メアリーとアンの姉妹愛とライバル意識、ヘンリー8世の寵愛や一族の権勢を得るための闘いが描かれます。
姉妹のどちらかが栄光を受ければもう一方は沈み、その他大勢の一人になってしまう。
やがて権力闘争に倦み、宮廷を出て自分なりの幸せを掴もうとするメアリー。
とはいえ彼女も、おっとり純な美少女のようでいて、やっぱりブーリン家の娘。
高ビーでしたたかな女でもあります。ここが複雑で好きだったな。
一方、ナイーヴなところのあるメアリーとは逆にはっきりと上昇志向が強く、才知と魅力で権力の高みに上り詰めるが、悲劇的な終わりに向かうアン・・・・。

6年以上に渡る歳月を描いた長編ですが、手に汗握る展開で、飽きませんでした。
ぜひ読んでいただきたいです。
個人的には姉妹の兄のジョージが好きでした。
クールでスマートでかっこいいんだ。捨て鉢で可哀想でもあるけれど。
この時代、女に自由はない。
「女でなくて良かったよ」と姉妹に言うジョージ。
けれども宮廷貴族の男にだって、決して本当の自由はない。
結婚も家のため。彼には彼なりの苦悩がある。




概要:映画の方が。。。
本文:イングランド王ヘンリー8世と、エリザベス1世の母(ナタリーポートマン)と、その妹の話。
死んだ兄の妻と結婚したヘンリー8世は、当初ブーリンの妹に惹かれたが、その後姉のアンに惹かれ、カトリック教会の認めない離婚をした上で、アンと結婚。その後、娘(エリザベス1世)は誕生したが、男子がうまれない、さらに姦通の疑いで、アンを処刑する、という話です。

厳密にいうと、史実とは違う、さらに本書を映画とは違うストーリーになっているということで、本書を購入したのですが、長いわりには、愛憎面の話が多く、ちょっと苦手です。
映画の方が少し抑えめなので、どちらかというと映画の方が☆は多めです。