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| 「 | の書き方 | 」に関係する書籍 |
| 著書名 | 非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書) (ディスカヴァー携書) | ![]() |
| 著者名 | 飯間 浩明 | |
| 出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン | |
| ASIN | 4887596790 | |
| 装丁 | 新書 | |
| 価格 | ¥ 1,050 | |
読後感想 | 概要:型通りに考える練習をしましょう 本文: | |
| 著書名 | レポート・論文の書き方入門 | ![]() |
| 著者名 | 河野 哲也 | |
| 出版社 | 慶應義塾大学出版会 | |
| ASIN | 4766409698 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,050 | |
読後感想 | 概要:この類をお探しなら、この本がベストです 本文: 学術向けレポートや論文だけでなく、企業向けの報告書などの文章力を養うための本として必ず挙げられるのが本田勝一/木下是雄です。しかし、私がこの類の本を一通り読んだ中で最もポイントが整理され実践で実行しやすかったのがこの本でした。 前者に挙げた本は、確かに良書でしょうが学問的で必要以上にページ数が多いです。そのため、頭の中で整理しようにもなかなか時間が掛かってしまいました。これは要するに、実用的な知識を身に付けたい読者にとっては余計な説明が多く書かれすぎていることを意味しています。 一方、河野哲也が執筆したこの本書は、習得に必要な事柄に焦点を充てつつ程好いページ数でおさめており、また入門者がちゃんと理解できるように綴っています。総合評価として星5つとしました。 概要:テキスト批評ね! 本文:「著者の主張をさまざまな問題や事例に適用しながら検討していくことこそが、問題意識やテーマ設定能力を養うことにつながります」(本書16頁) 私は普通に仕事をしてなんとなく生きている社会人。遊びもそんなに好きじゃないし、何か突き詰められるものがあったらいいなあと常日頃思っているのだが、それでもなかなかそうした対象が見つからず内心忸怩たる思いをしてきた。 だが、もしかしたら本書で推奨される「テキスト批評」の取り組みは、ちゃんと自分の中に突き詰める対象(問い)を見出すきっかけになるかもしれないと思い、読後にちょっと希望がわいた。 どうなるかわかりませんが、地道に少しこの「テキスト批評」なる方法による読書をすすめてみようか。方法は具体的に書かれている。私と同じような悩みを抱えている人は一読すると、視界が開けるかもしれない。 概要:必読の良書 本文:なにはともあれ購入をお薦めします。 大学院なので、自力で書き方をマスターしてください。 ほんとうに良書なので必ずマスターできます。 できれば次段階として、 「レポート・論文の書き方 上級」 桜井雅夫,慶應義塾大学出版会 も押さえておきたいです。 概要:良い本です。 本文: この本は今までレポートや論文をあまり書いたことがない人から自分の論文に自身のある人まで読むことができると思います。分かりやすい文章で読みやすく、どのように文を構成すればよいかの要点を絞って書いてあるので、いいと思います。また、見本レポートがあるので、注、引用、文献表のつけ方なども理解しやすいです。よかったので一度読んでみてはいかがですか。 概要:本当に親切な良書 本文:数多く出版されているレポート・論文等の書き方の本の中でも、トップクラスの良書だと思います。 今までに同様の書籍を読んだことが無い人、初めて論文を書こうと考えている人、社会人で報告書の作成が苦手な人、多くの方に役立つ本です。 もし何かの論文を書かなければならず、しかしながらまだテーマすらも決まっていない人であればなおさら、テーマを決定する前にこれを読むことをお薦めいたします。 ページ数も少なく、一日で読めてしまう量であることもこの本の良いところです。 | |
| 著書名 | ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫) | ![]() |
| 著者名 | ディーン・R. クーンツ | |
| 出版社 | 朝日新聞社 | |
| ASIN | 4022611561 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 756 | |
読後感想 | 概要:娯楽なのに「けだかい」。 本文: クーンツの言わんとすることに大賛成。娯楽作家なのに芸術家で職人で「けだかい」。それでいて、赤裸々に「生活する」ことも書いている。サンプルは娯楽小説(自身の)が豊富に掲載されており、具体的で、わかりやすく、説得力がある。さらに、エンターテインメント職人が書いているから面白く、本を置かずに一気に読める。また米国Creative Writingの流れをくむような練習も、パソコンの前で実際にやってみたくなる。おもしろそうなのだ。 私が彼を好きなのは、言っていることが「けだかく」て、このような気持ちで書かれた小説は、娯楽だろうが何だろうが、人生の時間を使って「読む価値がある」と思うからだ。 ◆SFやミステリーやファンタジーなどの「ジャンル小説家」を目指すのではなく、ジャンルを超えた「小説家」をめざせ(より多くの人に読まれる、より高度な作品を)。 というのは、本気でSFやミステリー作家をめざしている人を軽蔑しているわけでなく、そのジャンルの人にも丁寧にアドバイスをしている。 ◆小説家の経験とは「読んで読んで読みまくり」「書いて書いて書きまくる」ことに尽きる。というのは説得力がある。「マンガを読んで小説を書こう」というのよりも、ずっと説得力があり、効率も良いだろう。 この本は役に立ち、小説家としての「けだかさ」を備え、同時に小説家で生活していくことにも焦点を当てた、具体的な例が満載されている。エンターテインメント小説を真剣に目指す全ての人に勧められる。 概要:「費用対効果」 本文:私は小説かきではないが、仕事上、物語を綴る事を決意し、この本を手に取った。 「小説」ではなく「物語」を作りたい場合、本書の第4章が非常に参考になる。 しかしながら、その他の章については、本当に小説書きのための指南本となっている。 出版社の事情、それもアメリカの事情を語られても私にとっては全く意味がないし、 有名な著書などを頻繁に、それも膨大に紹介されてるが全く持ってリテラシーが追いつかず、 途中から「これは自分には必要がない!」と思われる部分は読み飛ばし、後半はほぼ流し読みとなった。 とは言うものの ・プロットの組み立て方 ・動機のつけ方 上記2点が私個人には非常に参考になり、その他、どの分野にも応用が利くアドバイスも多数見受けられ、 あなたが今現在抱える問題解決の糸口を本書の何処かしらから見出せる可能性は高い。 私は小説書きではなく、小説書き向けに書かれた本としてどう評価すれば良いかは分からないが、 私個人にとって役に立ったか否かという視点から、第4章が星5つ、その他すべての章の総合が星3つと言った所だ。 ただし、この本の値段は788円であり「物語の作り方」の定番となっているガルシアの本は3000円を超える。 ガルシアの本も大変参考になったが、指南本としてこの値段は破格だと思われるので、星5つをつけておきたい。 概要:私には大味でした 本文: 日本で、日本語によるよい小説を書き評価されたいと思うなら、この本はさほど役に立たないでしょう。 ハリウッド映画に代表されるような、ヒーロー、ヒロインがいて、危機とアクションと裏切りと脱出と勝利が盛り込まれた小説を書きたい向きには、参考になるかもしれません。しかし、そうやって書いたものがベストセラー小説となるかどうかは、この本の内容にあまり関係ないような気がします。 ベストセラー小説家が書いたエッセイとして読むのなら、おもしろく読めるかもしれません。私は200ページ過ぎた辺りでついに投げ出し、これを書いていますが。それでも、タイトルは「アメリカ流ベストセラー小説の書き方」とか「アメリカ人読者が求める小説の書き方」とか「ハンバーガーの作り方」などにするのが、良心的というものでしょう。 概要:物書き以外の人にも 本文:小説家以外の人もそれなりに参考になるここを書いています。 特に、プロの姿勢というのはどんな仕事にも通じることでしょう。 まぁ、今は携帯で恋愛ものを書くだけでバカ売れするでしょうが・・・。 筆者にぜひ、日本でベストセラーになっている「恋空」や「赤い糸」を読んで感想を聞かせてほしいです。 概要:これ一冊で十分です 本文:自分でも小説を書き、何冊かこの手の本を読んでみたのですが、最初にこれを手にとっていれば、余計な出費は避けられたでしょう。 他の本が、精神論に傾倒しているのに対し、本書は技術的なことも惜しげもなく教えてくれます。しかも、ほとんどが理にかなっており、分かりやすいです。 ちょっと残念なのは前半部分が、アメリカの出版事情に対する解説で、日本人である私にはあまり興味を引かれませんでした。 色々な解説書を読んだ身として、他の人も余計な出費をしないよう、それらの解説書で重複してるところを列挙しておきます(つまり重要なところです) ・最初の三ページ、三行、いや、一文目が重要。編集者や下読みも人の子です。つまらない作品は三ページで見きられてしまうそうです。小説は漫画と違い、一冊読むのに数時間、数日かかります。私たち自身もつまらない作品を最後まで目を通すことがないように彼らもまたその義務はありません。竜頭蛇尾でもいいから、とにかく、序盤からぐいぐい読者を引き込むないようにすべきだそうです。 ・とにかく読みまくること。良い作家というのは例外なく良い読者でもあります。これはどんな解説書でも、あるいは作家がアドバイスを求められたときでも必ず帰って来る答えです。 ・とにかく書きまくること。これも上記と同様ですね。絵画のデッサンと一緒で常に書きまくるしかありません。好きな作家の本を丸写しにすると、文章力がアップする、という話もよく聞きます。 ・礼儀をわきまえること。これは本書ではなく、日本の解説書によく書かれています。新人賞に送るとき、宛名に御中と添える、規定通りの書式で送る、余計なものを付けない、余計なことを書かない、当たり前のことのようですが、それができない人が多いそうです。 上記がよく解説書に載っていることですが、先ほどもいいましたが、本書は技術的なことも分かりやすく解説しているところに感銘を覚えました。 おそらく、あと数世紀は小説の作法も変わらないでしょうし、余計な出費をするくらいなら、本書を買うだけで宜しいかと思います。 ただ、他書の一部には下読みさんや日本の出版界の裏側が覗けて、作法としては参考にならないが、読み物としておもしろいものが散見しましたので、まったくの無駄、というわけではありませんでした。 | |
| 著書名 | 名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス文庫) | ![]() |
| 著者名 | 鈴木 康之 | |
| 出版社 | 日本経済新聞出版社 | |
| ASIN | 4532194490 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 700 | |
読後感想 | 概要:あっ、この広告・・・懐かしい 本文:今までも、コピーって大切だったけど、 これからも、ますます重要なコンセプトですよね。 私も企画営業に携わってて、大手の広告代理店なんかを使えない身にとっては、 お客様へダイレクトに発信する、コピーにはいつも悩まされます。 ただ、やはりプロのコピーには敵いませんよね・・・ 私が出来るのは、この著書から、盗めるフレーズを拝借する程度でしょうか。 この本を読んで、いきなり、良いコピーが出来る事は期待出来ませんが、 コピーっておもしろいなーと、時間つぶしに読むのには最適かも これからプロになろうと考えてる人には、良い入門書(テキスト)だということで★3つ 概要:コピーに限らず、文章を書く仕事の人にお勧め 本文:長年コピーライターを務めてきた著者が、自分が名作だと思うコピーをピックアップして、何がどのようにすばらしいか、どのような仕掛けがあるのかなどを解説してくれる。 広告のコピーと言うと、コピーライターの自己満足で終わっているようなものも見られるが、 ここで挙げられているのは、商品の説明をきちんとして、広告の役割を果たした上で、 人に感動や笑いを与えることができるものばかり。 個人的には、児島令子氏の犬のコピーに泣きそうになりました。 著者の「1行目の文章は2行目を読ませるために、2行目の文章は3行目を読ませるためにある」という言葉は、忘れられない。 広告コピーに限らず、文章を書く人であれば、一度は目を通しておきたい1冊。 概要:文章の書き方よりも、人として大切なことを学んだ 本文:なんて褒めすぎでしょうか!? でも、本当に感動しました。 傑作といわれるコピーを題材とされているだけあり、 うぅ!と、涙がこみ上げてくる時もいくつもあり。 人として、大切なことを思い出させて頂きました。 それは、 人にちゃんと伝える、というスタンス。 コミュニケーションのあり方。 奇をてらうことなく、 伝えたい内容・情報を整理・吟味をした上で、 正しい日本語で、 心をこめて、伝えること。 電話口で、頭を下げてお礼を言う姿勢。 大切にしたいなぁ。 概要:目を惹くタイトルを考える事ができる本 本文:表紙の素晴らしい広告と、 目を惹くタイトルにひかれ、この本を手にとりました。 ■言葉は読んでもらう為に書くものである この言葉に感動しました。 話すのも同じで、自分が話すのは楽しいです。 書くのも自分勝手に書くのは楽しいです。 しかし、相手の話しを8割、9割聞いてあげる事が大事なように、 書き言葉は、相手に読んでもらうことが大事なのです。 この、簡単な事に気づいたときにうまいコピーを 作る事ができるのです。 コピーは考え抜かれたもので、似た手法で、真似る事はしますが、 全く同じものを作っても感動させることができません。 そういう意味で、今まで見たことがないものを作る必要があります。 その為、この本を読んだからすぐ、うまいコピーをつくることは できませんが、参考にはなる本でした。 概要:「読んでもらう」ための文章を書く姿勢について考えさせられた本 本文:紹介されている名コピーは、やっぱり個人的にも印象に残っているものが多い。 解説付で、改めてじっくり読むと、さすがに練れてる。 そうして普通の人には手の届かない職人技を見せておきながら、 コピーライターの卵にはこういう風に教えているという、養成講座の 様子を教えてくれる部分もあって、お仕事として、人としての コピーライターがぐぐっと身近に。 「書くことは書き直すこと」なんて、励まされるじゃないですか♪ 「読んでもらう」ために、思いを込めて伝える内容を吟味し、 表現を考え尽くして文章を作るのがコピーライティングだと思いました。 つまりそんなに簡単なことじゃない。 そして、言われてみるとすごく思いあたる節があるけど、文章って、 映像やグラフィックよりも実は想像力をかきたてられるんですね。 | |
| 著書名 | ケアマネージャー必須書類の書き方完璧マニュアル―添削朱書き付き | ![]() |
| 著者名 | 土屋 典子, 小山 朝子, 長谷 憲明, 東京都高齢者研究福祉振興財団, | |
| 出版社 | ひかりのくに | |
| ASIN | 4564430912 | |
| 装丁 | 大型本 | |
| 価格 | ¥ 1,890 | |
読後感想 | 概要: 本文: | |
| 著書名 | 心理学論文の書き方 | ![]() |
| 著者名 | 松井 豊 | |
| 出版社 | 河出書房新社 | |
| ASIN | 4309243916 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,680 | |
読後感想 | 概要:手元にあれば大助かり 本文:論文を書くときに,手元にあればとても役に立ちます. 解析の意味なども軽く書かれていて大変勉強になりました. でも,結果の書き方は人によってだいぶ違うので,これだけを参考にするのはお進めしません. また,結果の書き方が乗っていない解析もあるような・・・. ですので,全体的な書き方はこの本を参考に,それに加えて,結果の書き方は別の本も参考にするといいかと思います(例えば,小塩先生のSPSSの本とか). そんなことを感じながら,いつもこの本を見ています. 概要:卒論も修論もこれでOK! 本文:うちの大学院の教授が薦めて下さった本。 確かにこれは役に立ちます! 今の時点で最新の日本心理学会の基準を踏まえているので (筆者自身はこの基準に違和感があるとのことだが…)、 これ1冊あれば、論文を執筆する際の心強い味方になります。 唯一残念なのは、キーワード索引がないこと。 知りたい情報を探すのに若干時間がかかってしまいます。 | |
| 著書名 | 論文の書き方 (岩波新書) | ![]() |
| 著者名 | 清水 幾太郎 | |
| 出版社 | 岩波書店 | |
| ASIN | 4004150922 | |
| 装丁 | 新書 | |
| 価格 | ¥ 735 | |
読後感想 | 概要:「が」を警戒しよう 本文:論文の書き方だけでなく、こういったレビューのような短い文章でも役に立つ文章の書き方に使える考え方を示しています。 IIIには、「が」を警戒しようという章になっています。 「私は、こう思いますが、そうでない場合もあります。」 というよりは、 「私はこう思います。しかし、そうでない場合もあります。」 の方がよいと思われます。 自分でこのレビューを書いている最中でも、「レビューを確認する」時に、2つのことに注意しています。 一つは、文章を入れ替えて、論理的なつながりを分かりやすくすること。 もう一つが、長い文章を、短い一つの論理だけの文章にすることです。 前者は、 V「あるがままに」書くことはやめようという章に関係しています。 最初に読んでから、すでに30年経っていますが、今でも役に立っています。 というか、 最初に読んでから30年経っています。今でも役に立っています。 の方がいいと思います。いかがでしょうか。 概要:読む価値のある本です。 本文:私は、10年位前に読み、感銘を受けました。 本書は、論理を明確にして文章を書くようにと述べています。 例えば、 ・文と文とを「が」で安易に繋ぐのではなく、文を2つに切る。 そして、適切な接続詞で繋ぎ、論理を明確にする。 ・起きたことをその順序(時系列)で書かない。 結論から考えて論理を構成し、そして文章を書く。 概要:数多くある制約の中でいかに文章を書くか 本文: 「文は人なり。」といいますが、まさに文はその作者の思想と一体である、といことを前提に、いかに文章を書くか、について著者の経験を踏まえながら分かりやすく解説。 安易に文章をつなげる「が」を追い払い、文と文のつながり、接続関係を意識すること、それは、まさに文章を建築物のように書きあげることだといい、また、あらゆる知識を吸収したあとで、それをすべて捨てさり、自分の中に残ったもの、それがまさに文章の親骨となるものだ、など、示唆にあふれるポイントの数々を伝授してくれる。 そして映像が事物を具体的に伝えることができる今こそ、文章に求めらられるあり方を考えさせてくれる。 概要:理解している様で、理解していない事 本文: 私は学生であるので、もちろん、文章を書く機会は何度かある。そして、どうにかこれまでやれてきたと言う意味で、私は、ある程度は文章のスタイルというものを身に付けているのだろう。しかし、誰かに「果して本当にそれを理解しているのか」と問われると、正直自信がないと言わざるを得ない。つまり、「何となく」理解しているだけなのだ。本書を読んで私はそれを痛感した。 そう言った意味で、著者が本書で述べた、文章は構築物・スタイルの模倣から独自性が生まれる・話し言葉と書き言葉、会話と文章の相違性等々のエッセンスは、どれも私にとって新鮮に見えた。もちろん、それらは言われてみれば当たり前の事かもしれない。しかし、やはり私がそう思ってしまうのは、「何となく」で私が文章を叙述している証拠なのだろう。 著者は、方法論と同様に、文章を実際に叙述する事の重要性を指摘する。そして、上達の最短の方法の1つは、書籍のレビューであるという。その助言に従って、私はこのレビューを書く事にした。この文章を書く行為が、著者の言う通り、文書上達の第一歩になればと思っている。 そして同時に、助言に従いこの文章を書いた事自体が、本書の最大限の評価であると考えて頂ければ、幸いである。 概要:芯のある一冊。 本文:いわゆるハウツー本ではないです。 もっと文章を書く時の哲学的な部分というか。 文章を書くことは世界を時系列に置き換えること。 深いですよ。ロングセラーもうなずけます。 | |
| 著書名 | 深くておいしい小説の書き方―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫) | ![]() |
| 著者名 | 三田 誠広 | |
| 出版社 | 集英社 | |
| ASIN | 408747187X | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 560 | |
読後感想 | 概要:文学が何なのかを感じられる 本文:芥川賞作家・三田誠広のワセダ大学小説講義録シリーズ第二弾。 正直、第一弾の半分のページは、当り前の内容で得られるものが 少なかった。 だけど、この第二弾は発見が多く、文学史と文学作品を材料にして、 文学とは何なのかを自然に感じさせてくれた。 特に感銘を受けたのは、『「神なき時代」を先取りした男』の項目に あるドストエフスキーの『罪と罰』についての説明。 神様の存在を人が信じなくなったら、どうなるのか。 きっと、他人が見てないところで、良いことなんてしない。 無宗教の自分はそんなこと考えたことなかったけど、 今の社会をそのまま表している気がした。。 概要:とても楽しい読み物でした! 本文:この本を読むと、今までとは違った観点から本が読めるようになると思いました。 小説家や、将来の小説家たちが、 どんなことを考えて、書いているのかが見えてきます。 ワセダ大学での講義内容をそのまま本にしているので、 会話調で、自分も講義を受けているようで、楽しいです。 いわゆるハウツーものではありませんが、 逆に、文学についてあまり知識の無い私にも、 とてもわかりやすく、楽しくよめました。 概要:ためになる。 本文:著者は純文学畑の人で、引用される作品もドストエフスキーや大江健三郎など一般的には敬遠されやすい作家達の名前が並ぶ。また文学だけではなく、哲学に関する記述も多い(純文学の作家にとって、哲学は創作のバックグラウンドになるようだ)。だがエンタメ系の作家志望者も読んでおいて、損はないと思う。読んで面白いというにとどまらず、奥行きのある作品を書くヒントを与えてくれそうだからだ。 でも「罪と罰」がキオスクで売られる時代は永遠に来ないかも知れないなあ。 概要:上級者向きです 本文:この本では、「実存と構造」、「対立」などの観念を中心に、小説の方法論について解説してあります。従って、出てくる用語なども専門的で難しいものが多いです。 最終章の「新人賞応募のコツと諸注意」は、今すぐ小説を書きたい人にも役立つ内容ですが、他の章はどちらかといえば学問としての文学に取り組んでいる人向け、または既に小説を書いている人向けという印象です。 時間がある方におすすめです。 概要:三部作の中ではもっともまともな内容 本文:三部作の中ではもっともまともな内容になっていると思います。ただし、作者の思想的な価値観を含む、基本的な内容がほとんどなので、学生が読む分にはおもしろいでしょうが、職業作家になろうとせっぱ詰まっている人が読んでも、得るところは少ないように思います。スランプの方は、考え方の方向転換に一読されるのも良いかもしれません。 HOWTO本ではありません。 | |
| 著書名 | ミステリーの書き方 (講談社文庫) | ![]() |
| 著者名 | アメリカ探偵作家クラブ, Mystery Writers of America, | |
| 出版社 | 講談社 | |
| ASIN | 4062638576 | |
| 装丁 | 文庫 | |
| 価格 | ¥ 650 | |
読後感想 | 概要:ミステリー作家志望でも、そうでなくてもOK 本文:ミニサイズですが、情報量は異常なほどあります。 ミステリー作家志望の方は絶対必見! その他でも必要! 科学捜査の勘違い、ミステリーへの勘違いなど、ミステリー系の方はもちろん必見。 短編小説への偏見を解く、サスペンスの必要性、手直しの大切さ、やり方など、小説家ならもちろん必要! ただ、結構昔のアメリカのことなので、現代の日本では通用しないことも。(原稿持ち込みなど) それでも、小説家志望、もしくは小説家の方は必見確実! 概要:私の研究室のゼミの課題図書。 本文: 米国ミステリー作家協会のアンケートをもとに編集された1976年の本の翻訳です。アンケートによる部分と、特定の作家が自分の手法を説明している部分が交互に出てきます。ある意味では、古いです。 この本の見方は、2つに分かれると思います。ひとつは、古典的なミステリーファンのためのもの。有名な作家が、それぞれどのような作法を採っていたかがわかり、米文学研究としておもしろいでしょう。 もうひとつは、作家を志す人のため。実際の当時の作家ですら、あらかじめアウトラインを決めておくべきかどうか、という根本問題で、諸説が出てきます。このことによって、うまくバランスよく、アウトラインの必要性とその限界がわかるしくみになっています。 クーンツの本と同様、本気で作家をめざす後輩たちのためにに、成功した先輩たちが忌憚なく自分の手の内を明かすものですので、内容的な好き嫌いは大きく分かれるでしょう。しかし、好き嫌いではなく、まず読んで、諸説を参考に、自分の考えをよくまとめ直してみましょう。 概要:作家の数だけ手法もある 本文:筆者が出したアンケートに対する多くの作家たちの答えと、 数人の作家が書く「私はこうしている」が紹介されています。 驚いたのは、金魚からミステリーを生み出す手法で、思わず 「あぁ、そうやるのか〜」と唸ってしまいました。 ピンとこない話は少なく、必ず何か得られます。 それでこの値段ですから、買って損はありません。 お勧めします。 概要:ミステリ創作のヒント満載 本文: ミステリの書き方の本としては、キーティングのものが有名ですが、こちらは大勢のアメリカのミステリ作家による創作の方法や秘訣がたくさん書かれています。 そのため、キーティングのに比べると一貫性に欠けるところはありますが、様々な観点から多数の方法が掲載されていますので、そのなかで自分に合うものを選んで実行するとよさそうです。 発想の仕方やプロットの組み立て方、人物造形の仕方など、作家によってやり方がまちまちですが、役に立つヒントが満載されています。 概要:数百人のミステリー作家のノウハウ 本文: 本書はアメリカ探偵作家クラブ(MWA)のメンバー数百人の会員全員に6項目のアンケートを送付して代表的な回答を選んだ6つの章を骨格としている。その章は、「なぜ書くのか」「アイデアの見つけ方」「いつ、どんなふうにして書くか」「ステレオタイプを避けよ」「つまずきの処理法」「ミステリーの秘訣」であり、多くの作家の回答がぎっしりつまっている。 特に「ステレオタイプを避けよ」の章は面白かった。例えばリチャード・マーチン・スターンは次のように述べている。「鉄拳をふるい、種馬のようで、酒が強く、狙撃がうまく、何でも知っていて、どんなことでもやる主人公。もうたくさんだと言いたい。」 その他、23項目を選んで個々のミステリー作家に執筆を依頼している。例えば、ジョン・D・マクドナルドは「人物に厚みを持たせる方法」を、フィリス・A・ホイットニーは「ゴシック小説とは何か?」を書いている。 技術的な面もいろいろ面白いが、ミステリー作家の仕事好きも良く分かる。精力的に書き、さらに徹底的に何回も書きなおしている人ばかりだ。それもこれも、ミステリー作家が口で説明できないほど自分の仕事にほれ込んでいるからだろう。 | |
| 著書名 | 創造的論文の書き方 | ![]() |
| 著者名 | 伊丹 敬之 | |
| 出版社 | 有斐閣 | |
| ASIN | 4641076499 | |
| 装丁 | 単行本 | |
| 価格 | ¥ 1,785 | |
読後感想 | 概要:学術論文を書いてみたい人には良書。 本文:研究の本質、論文作成の際の論理や言葉使いの重要性や表現の機微など、非常に役立つことが書いてある。社会科学的研究の成果を論文というかたちで表現したいと願う人には、一読の価値がある。 概要:論文とは? 本文:「刺激」「集中」「見切り」であり、いきなり最初から完璧なものは書けないので最低限の工夫や努力をするためのガイドラインを明示してくれる好著。もともと抽象的な社会科学の世界をさらに一般化して説明するのでかなり観念的にならざるを得ない。著者は、研究者であるとともに教育者であるので懇切丁寧に指導してくれる。ただし、どうも例えが古い・・・。「京の町屋の家探し」「風呂に入る」「あめ玉をもつ」「そばのつなぎ」「とめをうつ」などかえって何のたとえなのか考えてしまう場面も。でも、それがどういったことかを自分で考えることこそが少なくとも研究者としてデビューする論文制作者の基本姿勢であり、一から十まで指導教官が教えてくれるものではない、という前提を認識させてくれる上で、とにかく卒論を書かなくてはならない状況において、専門書とは別に一番最初に読んでおくべきだろう。 概要:社会科学に必要なものの考え方 本文:論文の書き方になぞって、ものの考え方・見方をきっちり学ぶことができます。基本的なものの考え方ができていないと、論文は書けない、ということでしょう。知識が増えても混乱しないのは知識の相互・構造関係を把握しているため、アイデアには刺激と整理が必要、本質は何かを常に考える、言葉を大切に使う、など一般的な仕事や社会生活に関わる洞察の仕方・態度も学ぶことができます。 内容は、①テーマ探し(探索量と範囲で。テーマは「不思議で」「面白い」ものを。具体的なトピックは狭く、しかしどんな広がりを持ちうるかということについては大きく考える。テーマ探しには何段階か必要。うろうろプロセスが必ずある。入り口は狭くても奥行きのある、より本質につながっていることがポイント。思考実験を繰り返す。不思議と思ったことに論理を繰り返す。) 概要:完成度高いです 本文:職人、プロとしての論文への意識が詰め込まれています。 論文というアウトプットの質を高めるための本質的思考が、広く深く追求されています。 プリント形式でまとめられた巻末付録も、本書の議論を俯瞰し、エッセンスを忘れないようにする上で有用です。 より高みを目指す人はもちろん、高みに憧れを抱くためだけにも、是非。 概要:あー、わかるわかる。そうだよねー。 本文:他の方も書いていらっしゃいますが、たとえば大学生がはじめて論文を書く、というときに手をとってどうになる本じゃないでしょう。 ただ、一度でも社会科学系の論文を書く、という作業で苦い経験をした人であれば、本書の中でなされている対談などで語られていることは、本当に「あー、そうだよなー。わかるわかる。ほんとにそうなんだよねー。」と思わずうなづいてしまいたくなるような話がたくさんでてきていて、自分の中にあるもやもやを見事に言語化してくれる感じです。 過去に、そして今、論文のことで悩んでいる人は是非。 | |
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